双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

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Conversation walk

|音| カップの中にゆれる琥珀。 ささやかな小宇宙。 この小さな喜びに 気付き、出遭う人は 恐らく、今日一日を 仕合せに終われる。 While the Music Lastsアーティスト: Jesse Harris出版社/メーカー: Verve発売日: 2004/07/13メディア: CD クリック: 10回この商品を含むブログ (4件) を見る

Before the bitter wind

|縷々| |音| 理想を追い過ぎれば、現実を見失い、 現実に固執し過ぎれば、理想を忘れる。 正しい指標さえ持ってさえ居れば、 全てが上手くゆく、と云う訳でも無い。 かと云って、何かに責任を見出せば 全てが解決する訳でも無い。そう。 世の中は、全くもって矛盾だらけで、 まるで、至極一部の人びとにしか 開かれて居ないよに思われても、 恐らく本当は、そうじゃない。 今は、いつ終わるとも知れない 長い長い行列の只中に居て、いつか 自分の順番の来るときを、気長に 待って居るのかも知れな…

青の帳

|日々| |音| 雨の日曜日に、冷え冷えとした空気の 頬をすべる感触は、何故だか心休まる。 全てのものがまるで、在るべき規律、 在るべき要素でもって憩いを導くが如く、 今日と云う一日、日曜日と云う一日の形を 少しずつ積み上げてゆく。 昼頃から重たく広がる灰色の空が、 夕刻近くなって、不意に美しい情景を見せた。 ひどく忘れ難く、小さな感嘆を伴う色。 それは、山の方からすうっと降りてきて、 景色の輪郭をそっとぼかすよな霧と同化して、 窓の外の全てを包み込む、仄暗く透明な青。 ひょ…

野菊とマッチ箱

|日々| |音| 寒風に、瞬間身をこごめる朝のひととき。 ふと起こした目線の先の紅葉は、 例年ほどに色づきが良くないらしく、 何処も彼処も、赤茶けてくすんで居る。 独りのお客の、いつになく目立った午後、 嗚呼、こんな心地良い静けさが、いつも ここに在ったなら良いのに、と とぽとぽ珈琲を淹れながら、秋から冬への変わり目に 少しだけ心馳せて、すっと息を吸い込む。 [A piece of Saturday afternoon ] Trailer Parkアーティスト: Beth O…

街灯にのびる影を踏む

|縷々| |音| 歩みをゆるめては、暫し夜空を仰ぎ見る。 放心と云うのでも、途方と云うのでも無い、 漠然と、しかしながら安堵にも似た 季節の抱擁に、今日一日の澱と煩いが、 徐々に濾過されてゆくよな、奇妙な感覚に捕われる。 何かに許しを請う程の身に覚えは、 果たして在ったろか?否、そんなものは 恐らくは無い筈だけれど、だとすれば 今しがた感じた、ちくりとした心持ちが どうした類のものならば、説明がつくだろか。 またひとつ終わった、日曜日の回想がもたらす 幾ばくかの寂しさか。それ…

Do you believe in magic ?

|音| 月曜日の渋谷宇田川町某所。若かりし頃に散々通い、想い出の沢山詰まったこの場所を私は恐らく七年ぶりで訪れた。思春期同盟の盟友Tちゃん、Aちゃんと連れ立って、もうかれこれ十数年来、私たちがずっと焦がれて止まなかった一人の天才魔術師と再会するために。彼の名は、ロジャー・ジョセフ・マニングJr 。ジェリーフィッシュを率いて居た頃からずっと、彼は私たちの ”番長”だったのだよなぁ。 『君は魔法を信じる?』 魔法使いは歳をとらない、のか否か。昔と比べてちいとも変わらぬ(多少贔屓目…

十月浮遊

|日々| |音| |本| 何やかやで、もうすぐ今月も終わりか…。 と、夕暮れる空など見つめて、独り言つ。 何処ぞで貰ったかは分からぬが、 背筋の辺りに、ぞくりと悪寒を感じたものだから、 熱く沸かした風呂に浸かって、身体の冷めぬ内 手当たり次第に着込むと、心無しか落ち着く。 起伏の少ない、平坦な月末の一日の印象は 決して、満ち足りた心地では無いけれど、 大切なことは案外、本人の気付かぬところで、 ひょっこり見付かるものだ。 [土曜日の一枚と一冊] Piano Musicアーティ…

Karl e la luce bianche

|日々| |音| |本| 雨だれは、次第に勢いを増し やがて、本格的な雨へと姿を変える。 けれど、肌寒い秋の雨は そんな一日を愛する人々へ 無意識に足を運ばせるよな、控えめで 不可思議な効力を作用させる。 ひっそりと。おごそかに。 うっすらと線の浮かんだ白い帳面の上、 自身の走らせるペンの音が、静かに篭る。 ふと気配を感じて、外に目をやると、 紺色の夜空に雨の糸は、既に無く、 きれいな三日月が、ぼうっと光って居た。 [雨降り水曜日の一枚] Selenographyアーティスト…

Ragazzi di settembre

|縷々| |音| 青年。或いは、若者。 この言葉に私は何故か、石畳の道と、 寒い季節の出で立ちをした者の、 細長く歩く姿を思い浮かべる。 明るい聡明さを覗かせる横顔の その内側には、恐らく、 仄暗い憂鬱を隠し、少年と大人との間に 曖昧に横たわる、不均衡な境界を 若者らしい足取りで行き来しながら、 何かに想いを馳せて居る。 そんな情景を思い浮かべる。 [水曜日の一枚] ショパン:夜想曲全集アーティスト: アシュケナージ(ウラジミール),ショパン出版社/メーカー: ポリドール発売…

帰らなくてもいいのだけれど

|日々| |音| 晴れたり曇ったり。 近頃の天気の忙しさに比べたら、 今日一日の、全く暇なことよ。まぁ、 連休翌週の日曜なんて、こんなものさ。と 窓硝子をきゅっきゅと磨き、 草花の手入れなどする。 恐ろしく単調な日々の中に、ふっと 顔を覗かせる、ささやかな喜びを、 心の何処かで待ち望む日曜日は、 結局のところ、何かの訪れることも無く、 かと云って、悪しき出来事の 起こる訳でも無く。いつかと同じよに、 のっぺりと平坦なまま、過ぎてゆく。 さてと。明日のお休みは 映画館へ行くとし…

スプン一匙分の甘い孤独

|縷々| |音| 時折訪れる、ひやりとした五月の表層が、 そっと傍らに寄り添う、午後の或る瞬間。 雨降りの土曜日の持つ、緑色した憂鬱は 決して、深刻な類のものなんかじゃない。 ただの独り善がり。ただの気分。 朴杖ついて、もの想いに耽ったとしても、 それは重力とは無縁の、ただの感覚。 雨降りの土曜日が、晴れるよりも ずっと良いのは、きっとそんな理由。 それが証拠に、ほら。 雨降りの土曜日が、夜の中に残したのは、 軽やかで美しい、孤独の尻尾さ。 [雨降りの土曜日の一枚] Acou…

誰かが階段を飛ぶようにおりてくる

|縷々| |音| 休日特有の、気だるい空気。 時計の針は、なかなか進まない。 ふと、子供の頃には 春休みだの、夏休みだのに こんな風な気だるさを、 覚えたものだろか、と思い馳せる。 違う。あの頃には、感じなかったのだ。 こんな気持ちは・・・。 朝から、ひどくいたたまれぬ気分。 何の事は無い。ただの自己嫌悪。 分かり切って居る事への、 自分なりの苛立ち、などと云うものは 当然、他人へ向けてはならぬもの。 よくよく、冷静になってみれば、 己の愚かさばかりが残される。 反省と叱咤の…

なんにもない

|縷々| |音| どうした事だろう。 何が? いや、つまらない事さ。 他愛無い問答を、ひとり 頭の隅っこで繰り返す、 取り残された、金曜日。 誰か、云ったじゃないか。 もうじき空が晴れて、 素敵な匂いを運んでくるって。 永い永い、休暇の中身なんて、 どうでも良いのさ。 そう、どうでも良い。 私たち全ての諦めを、やっつけるに 充分なだけの材料は、果たして 其処に在るのかい? [本日の店内音楽] 特別な考えも無しに、茶色いのばかりを 選んでみたら、これはこれで 何とも良い按配・・…

流離う心に鍵は要らない

|戯言| |音| 「あ〜、どっかから金でもくすねてバッくれてぇなぁ〜」*1 右の耳の上に、Bicのボールペンを一本 横たに差した、化粧っ気の無い三十路女は、 余りにも澄み渡った空と、 其処に流れゆく、真白き雲を眺めて つい、本音を漏らしてしまったのです。 押し入れの中で、すっかり埃臭くなった 馴染みのバックパックが、云うのです。 「相棒、また旅に出ようぜ。」と…。 長距離バスは辛いけれど、 見たい景色を見せてくれるよ。 君が見たかった、心の中の風景。 いつか見た、古ぼけた写真…

Somewhere in Between

|日々| |音| 肌寒い土曜日。けれど、土曜日は好きだ。 土曜日の持つ色、感触、響き、温度。 今ではもう、一般的な曜日軸から 遠く離れた所に、こうして辿りついて しまったけれど、それでも今もって、 子供の頃感じた土曜日の感覚からは、 どうやら、抜け切れないで居るらしい。 ようやく桜も咲き始め、見物帰りの人々で、 午後の店内は、静かに賑わう。 山肌の所々に、淡い色した薄桃の 桜の島々の、ぼうっと浮かんで居る様は、 何とも美しいので、暫し、見惚れてしまう。 何想う、四月。 誰かの…

ひずみにまどろむ

|縷々| |音| 雨。静けさ。 一月最後の、一日。 灰色の中に、音の輪郭をたどり 腰掛けた椅子に、沈み込むと いつもより、時間の経つのが 遅れ気味になり、感覚を鈍らせる。 雨の日がもたらす調和は、 永すぎてもいけない。 一冊の本を、読み終えるまでの 暫しの間だけに、許される幻影。 Vetiverアーティスト: Vetiver出版社/メーカー: Dicristina Stair発売日: 2004/05/18メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (7件) を見る…

Six Pence, Pocket Full of Rye

|縷々| |音| 一日の輪郭は、定かでは無い。 灰皿に散らかった、マッチの燃えかすに、 蛇口の先にぶら下がり、いつ落ちるとも 知れない滴の一粒に、そして そっと扉を閉めた後の、ひっそりと 寂しげな余韻に、似て居る事もある。 誰かのこぼした溜息が、緩やかな 波紋を作って広がり、するとまた 誰かが、無意識に呼応する。 冬の表層を、知ろうとする者にとって、 何が指標となるだろか…。 [本日の私的珈琲と音楽] モンターニャ・ベロニカ Desormaisアーティスト: Julie Do…

昨日 今日 明日

|縷々| |音| 日々感じる事の、風化させる無かれ。 想いを引き摺るのでは無い。 忘却と保存の、その狭間に 絶妙の均衡を保ってゆく。 鈍足のよで居ながら、ふと 振り返ると、恐ろしく足早に 駆け抜けていたのか、一年。 それとも、はて。その逆か・・・。 何れにしろ、年は暮れゆく。 気が付けば、珈琲ばかり飲んでいた 何想うでも無い、ありふれた夕刻。 [本日の私的珈琲と音楽] ブラジルNo.2 There's Never Been a Crowdアーティスト: Richard Dav…

ここでなければどこへでも

|雑記| |音| 頬に触れ、首元を通りすぎる空気が ひんやり、冷たさを帯びてくる頃になると、 私の手は、無意識に上着のポッケを探す。 この癖に気付いたのは、人より指摘されて の事では無く、いつだったか 改めて、道ゆく人々の歩く姿に 目を向けた折、ポッケに手を入れて居る人の 意外に少ないのを、知ってからかも知れない。 私は、カーディガンであれ、コートであれ、 仕事着のうわっぱりであれ、其処に ポッケが付いて居たならば、大抵は その中へ、手を納めて歩いて居る。 ふむ。何故だろか?…

迷走階段誰かが登る

|日々| |音| 暦がじき、変わろうとして居る夜。 表では、突風が騒ぎ出す。 気配を感じて居るのだろか。 師走の気忙しさは、もう間も無くして 訪れることだろう。けれども 一年を振り返るには、まだ気が早い。 何を想い煩うでもないけれど、 この、云う術無き虚脱感は 拭いようにも、拭い去れず、 肝心な部分の、表層だけをなぞって うつらうつら、輪郭をはぐらかす。 紺色のピーコート、深緑のカップ。 其処に、私の探す冬の感触が 横たわって居るだろか。 青と白の、縦縞模様に縁取られた 人っ…

空がおちてくる

|縷々| |音| 時間を持て余すよな日は、 いつも同じ事ばかりが、遣る瀬無く 心の枯野を、駆け巡る。 時たま訪れるのは、分かち合えぬ人々と 私の提供するものとの間、哀しいかな 永久に横たわる、平行線の温度差。 私とて、馬鹿では無い。 はなから、分かって居たことと 心底知りつつ、けれど何故だろう。 それでも私は、どうにかして 形を成したい、と願って居る。 おかしなものだ。毎日では無いにしろ、 時に、打ちひしがれて 妥協やら、僅かの諦めなど、甘んじて 受け入れて居ると云うのに。 …

さすらへどさすらへど

|日々| |音| 窓から見える山の木の、所々が ほんのりと色づいてきて居る。 皆の眠りに就いて居る間、 葉脈の中の糖分が、人知れず 変化を及ぼして居る様子など、 ふと、思い浮べたりする。 午後の西日が差し込んで、店内を やわらかな色で、包む頃 ようやく、珈琲を淹れて一息ついた。 下校時刻の小学生たちが、 通りを横切り、手に持った袋を 振りまわす姿など眺めるうち、 あっと云う間に、日はかげってゆく。 橙色した、魔法の如きまどろみは、 つかの間の幻のよに、 終わりを告げる。 [本…

行き先は知らない

|縷々| |音| 駆け抜ける季節の後は、追うまい。 ぽっかり空いた、つかの間の空白には 程無く、見慣れた顔した 別の季節がやって来る。 やぁ。一年間、何処かを ほっつき歩いていたのだね。 お互い、知らぬ仲じゃなし。 行儀の良い挨拶など、交わさずとも 気が付けば、また すっかりいつものよに。 [本日の店内音楽]

Finding Nighthawks

…の老人に代わって、 夜番の大柄な青年が、動かして居ることだろう。 酔っ払いの奇声が、しんと冴えた 夜更けの通りに響いては、消えてゆく。 足早に歩く人々を時折、眺めつらしながら 皿の上の、ドーナツをかじる。 愛想無いウェイトレスが、減った分だけ 黙って注ぎ足してゆくので、カップの中の 珈琲はちっとも減らない。 私は、紙ナフキンで飛行機を折る。 頼りなく、ぺらぺらの紙飛行機は、 何処へも飛ばず、 目の前にぱさりと落ちた。 旅。記憶。あるいは、断片。 |音| 在りし日、音の回顧録。

水底へ櫂は沈む

|縷々| |音| 季節の感触を、己が手で確かめながら 徒然、日々を送る。 日によって微妙に変化する その感触は、私の心が鈍らぬよに 私を、試して居るかのかも知れない。 などと、思いを巡らせながら 朝起きて、ペエジをめくり 夜、消灯と共に、そのペエジを閉じる。 毎日は、こうした手探りを繰り返し、 後ろへ後ろへ、過ぎ去ってゆく。 自分の中の中心軸が、ふと気が付くと ぶれて、揺らいで居ることがある。 揺らいで、ぶれながら、やがては大きな 音叉となって、最後には小さな 螺子が一つ、ぽ…

秋と冬の間をさまよう草臥れた革靴

…り押し寄せる。 小学生たちが数人、賑やかに入って来た。 売店にて、絵葉書とバッジを買い求めて 外へ出ると、空はもうすっかり夕暮れて 皆が其々の家路を急いで居た。 |音| 今頃の季節になると、いつも思い出す 或る旅の記憶。断片。*1 ここに在るのは、そんな火曜日に 聴いて居たかった音。 *1:時に記憶は交錯する。私のこの記憶もまた、公園で過ごした一日と、博物館へ出掛けた一日は、恐らく同じ日では無い筈だ。なのにこうして、後から思い出す時には、一緒になって浮かんでくる。不思議だな。

気後れの午後は去らない

|日々| |音| 枯葉の舞う、からからと。夕刻 椅子に腰掛けて、ぼんやりして居ると、 室内に夕日が差し込んで、 橙の淡い色は、陰影をつくりだす。 ほんの数分の間だったけれど、 夢でも見たかしら、と気後れする。 後に残ったのは、ただの土曜日。 [本日の店内音楽] 気だるさしきりの土曜日。 今日、私は何をしたのだろ。

うしろすがたのしぐれてゆくか

|雑記| |音| 月末故の暇日和。薄曇の空は 随分遠く、秋の色をして居る。 郵便局へと、用足しにゆく道すがら、 小学校の音楽室より、リコーダの演奏が 聞こえてきたのだけれども、どうやら 誰かさんが一人、音を外して居る模様。 ダブルガーゼとは云えど、やはり シャツ一枚なのは、ちいと寒かった。 いよいよ、好きな季節が訪れたのだな と思ったら、何だか嬉しくなってきた。 毎度のことではあるけれど、 相変わらず、一週間と云う単位は ひどく短く感じられて、けれども それで良いのだ、と思う…

糸杉のある一本道はどこへ続くのだろう

|縷々| |音| Live at Sin-Eアーティスト: Jeff Buckley出版社/メーカー: Sony発売日: 1993/11/23メディア: CDこの商品を含むブログ (6件) を見る 脈絡の無い言葉が、次々と浮かんでは消えてゆくのは、 何処かしら、手応えの無い白昼夢に似ている・・・。 リンドウの薄むらさき。木陰。木漏れ日。 風に枯草の鳴る音。セイヨウオダマキ。 乾いたタオルの匂い。ぺんてるのサインペン。 縞模様のシャツ。雨上がりの石畳。 アイスクリーム売り。そし…

吟遊詩人はポケットの中にマッチを隠す

|旅| |回想| |音| テキサス州オースティンから、ルイジアナ州 ニューオリンズへと向かう、夜行バスに乗ると いつも、ヒューストンで乗り換えになった。 長旅の時間の殆どは、大抵が 移動中の睡眠に取って代わるけれど、 それでも、車窓の景色が後方へと、流れ 過ぎ去ってゆくのを、何かを想いながら、 或いはただぼんやりと、眺めてみたりする。 あれは、いつだったろう。 ヒューストン〜ニューオリンズ間の何処かで、 夕暮れどきの車中、ふと目を覚ますと 右も左も、景色の全てが、水面になって…

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