双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

外がもうこんなに秋だったなんて気付かなかった

|散策| |写眞館| 今月に入って初めてだろか。実に久々、休みの日に外へ出掛けた。 出掛けたと云っても、せいぜい街場まで出るくらいのもので、そろそろ散髪へ行きたかったのと、毛糸を幾つか買い足さねばならぬのと。何しろ暫くの間は、爺様を置いて出るのが…

起伏

|爺猫記| 通院が週一回ペエスとなり、食欲が幾らか戻って、ほっとしたのも束の間。金曜には目方が3キロを切り、とうとう2.8キロ台にまで落ち込んだ。それからは、寒さも手伝ってか。めっきり自ら餌場へ行く回数も減ってしまったため、寝床の毛布の隙間から、…

花発多風雨 人生足別離

|雑記| 今朝方届いた訃報に、今年の春の頃を想い出した。 そちらは、東京より震源地に近く揺れも大きかったようで、心配していました。 その後、ネットも復活しお店も再開したとのことで、まずは安心しました。 こちらは、幸い停電区域からも外れて普段と同…

馬肥ゆる秋とは云うけれど

|爺猫記| ここ暫くの間は食欲が戻らず、毛布の中に丸まってばかりの日が続いて居た、爺様。火曜日に病院へ行くと、若先生が、少量でも栄養価が高いウェットタイプの療法食を出してくれる。帰ってから、是を匙の上にちょいと乗せたのを、寝床の爺様の口元へ持…

気分

|音| 折角の土曜日なのだからと、一度は手に取ったものの、 十月も下旬だと云うのに、所々に半袖も見掛けるほど むわむわと湿り蒸す、デリカシィ不在の天気に幻滅。 そのままそっと棚へ戻す。 North Marine Driveアーティスト:Watt, Ben発売日: 1997/05/20メ…

無花果

|雑記| 知人より、無花果の自家製コンポートを頂戴した。 シロップに浸かった一口大の小ぶりな無花果は、 所謂”はねモノ”であるが故、不揃いで不恰好で、 お世辞なりにも美味しそうと見えなかったのだけれど、 指先に摘み上げたのを、奥歯で恐々噛んでみると…

不得手なふたり

|爺猫記| 通院五回目。ここ二日ばかりを寝て過ごして居る所為だろか。餌の減りが少ない。ぐったりと云うのでも無いが、とてもだるそうなので、指圧は軽く済ませて、後はそっとしておいてやる。 そして案の定。当初の懸念通りとは云え、抗生剤の服薬は早くも…

深く

|音| うすく翳った空の色に、ふと雨の気配がしたのだけれど、 宵の足音と入れ替わるよにして、すうと消えてしまった。 Not Till Tomorrowアーティスト: Ralph Mctell出版社/メーカー: Edge J26181発売日: 2011/03/11メディア: CD クリック: 1回この商品を含…

アランの衿つきカーディガン

|手仕事| |本| 一週間程前に取り掛かった、三國氏による『アランの衿つきカーディガン』が、何やら思いの外、早くに仕上がってしまいましたヨ。*1 当初はテキスト表紙のカーディガンを編もうと考えて居たのですが、どう考えてもぱつんぱつんな着姿となりそう…

ひとりと一匹 

|爺猫記| つい数日前。常連のSさん宅の猫氏が逝った。生まれ付き腎臓が弱く、数ヶ月に一度の通院と、慢性の腎不全を抱えながらの八年間の一生だったけれど、それ以外は他の普通の猫たちと同じだった、と云う。拙宅の爺様の具合を訊かれたので、つい本音をこ…

ゆれる

|爺猫記| 爺様の病発覚から、もうじきひと月が経とうとして居る。長くはもたぬ腎臓の病だ。気休めと知りつつも、腎兪や百会などのツボを指圧し、やんわりと撫でさすってマッサージを施す。一日の大半を眠って過ごしては居るけれど、たまに起き出しては水を飲…

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