双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

2013-01-01から1年間の記事一覧

ご挨拶

|雑記| 一年の過ぎるのが年毎に短く感ぜられ、 早いもので、2013年も本日で終いとなりました。 私事では、九の坂を無事越えたと思いきや、 やれ腰だの膝だのと、途端に体へガタが来て、 やれやれ。是が四十路なのだなぁ、と苦笑い。 しかしながら、本年最大…

由無し事

|戯言| ■歳の頃六十代後半と思しき女性客。この小母さんが物凄い陰謀論者なもので、遠い卓より聞こえてくる話の内容が、いちいち面白くって仕方がない。*1政治家某氏の病死一つ取っても「あれは秘密裏に殺されたのよ」 小母さんの手に掛かれば、一見ありふれ…

裕福な御婦人のためのセーター

|手仕事| 『編みものともだち』より「ガンジーセーター」仕上がる。 件の御婦人より「是非とも!」と注文を受けて居たのが、このガーンジーセーター。私自身も編みたいと想った作品で愉しみだったのだが、いやはや。是がとんだ曲者なのであった。毛糸の入荷…

猫馬鹿独り言つ

|若旦那| 若旦那は根っからの坊ちゃん気質である。 毛並みもふっさり、つやつや。 嗚呼、今日もかあいらしいったら仕方が無い。

漢方はじめました

|忍び| 二週間程前から、忍びちゃんの漢方生活が始まった。 去勢手術前の血液検査で、生まれつき腎臓の機能に難在り、と云うことが分かった訳だが、幸いそれによって何ら症状が出て居ると云うのでも無い。しかしながら、今のうちから手助けとなる有効な方法…

由無し事

|戯言| ■仕事と猫ばかりであっと云う間に、又ひと月が過ぎ、気付いたら今年も既に師走なのであった。まったく恐ろしいことである。 ■蜜柑は実に素晴らしい。手で簡単に皮が剥けて、そのまま食べられるし、小ぶりだからポッケにぽんと入れて出掛けられるのも…

ひとつ安堵

|忍び| 去る二十五日。忍びちゃんの去勢手術が無事終わった。 数日前に行われた三度目の血液検査では、BUNの数値が正常範囲内となり、高めのリンについては、成長期であることも関係して居ると思われるが、全体的に概ね安定して居ると考えて良いでしょう、と…

命日

|猫随想| 爺様ことアーロンの命日。 あれから二年の月日が巡り、 小さな骨壷に見守られながら、 今、私は二匹の猫と暮らす。

丸ヨークのセーター

|手仕事| 自分用のセーター、仕上がる。 頼まれものがずっと続いて居たので、なかなか自分のために編むことができなかったのだが、ようやっと手が空いたので、今季初めの一枚にロピーセーターを選んだ次第。 ロピーとはアイスランドの伝統柄。フェアアイルに…

お利口さん

|忍び| 忍びちゃんの血液再検査のため、仕事の一段落した夕刻にお医者へ行く。果たして結果はと云うと、BUNとリンの数値共に幾らか下がり、BUNに関しては、辛うじてではあるが、何とか正常値の範囲内であった。「前回は少し脱水気味だったのかも」と先生。し…

編み支度着々

|本| この秋に買い求めたテキスト、二冊。編みものともだち作者: 三國万里子出版社/メーカー: 文化出版局発売日: 2013/10/19メディア: 大型本この商品を含むブログ (14件) を見る今年のテキストは全体的に色味がシックなのだけれど、よーく見たらちゃんとへ…

秋空の下の白黒

|忍び| 近くに控えた去勢手術の相談のため、バスと電車を乗り継ぎ、忍びを連れて隣町のお医者へ行って来た。目方は2.9キロ。診察して特に問題も無いので、手術の予約を次週に入れることに決めたところ、術前の血液検査をしましょう、と相成ったため、保護以…

Three men from Northern Britain

|音| 金曜の夜に催された三人のスコッツマンたちのステージは、実に実に愉しいひとときなのであった。 其々のバンドの曲を其々が代わる代わる歌う形で、時折鍵盤が入る他は基本的にアコースティックギターのみ、と云う素朴な構成だったのだけれど、三者三様…

お昼のいなり寿司

|暮らし| 『暮しの手帖』へいなり寿司の記事を見付けたら、 何やら無性にいなり寿司が食べたくなって、困った。 困る程食べたかったので、当然油揚げを買いに行く。 ところが、いざ寿司酢を拵えようとしたところで、 米酢が切れて居たことに気付き、しかしな…

裕福な御婦人のためのカーディガン

|手仕事| 正確には「裕福な御婦人のお嬢さんのためのカーディガン」である。 夏の頃、御婦人が帰省中のお嬢さんを伴っていらした際に依頼を受けたアランカーディガンを、意欲が失せぬ内に、と前回のベストの納品から間を置かずに製作した次第。使用したパタ…

ビルボの回復

|忍び| ビルボ殿に原因不明の異変が表れて、早六日。なるたけ安心できる環境を拵え、こまめに様子見し接してやる内に、どうやら段々と落ち着いてきた風である。昨日辺りから随分のびのびと過ごせるよになって、縮こまっておどおどすることも、頭や耳を振る動…

ビルボの災難

|忍び| 先週末から、拙宅のチビ猫ビルボの様子が急におかしくなった。 しきりに耳をぱたぱたとやって頭を振るなどし、初めのうちは、歯の生え変わり時期が関係して居るのかしら、と想ったのだが、矢鱈と物音にびくついては身を低くして隅へ隠れたり、人間と…

Coffee Blues

|縷々| 時折来店するお嬢さんが居る。数年前は高校生であったから、歳の頃二十歳になるかならぬかの学生さんか。とても物静かで繊細な感じのお嬢さんで、ぱっと見には分からないのだけれど、恐らく片方の足に障害を持って居る。いつだったか。いつも歩いて来…

主の居ない部屋

|縷々| 一昨年のこの日、主の消えてしまった家は、 今尚、そして恐らくは この先も閉じられること無く、 ずっとそのままに在る。 玄関も縁側の戸も開いたまま。 茶碗。湯吞み。読みかけの本。 削られた鉛筆の跡。映画。レコード。 主が居た頃と何一つ変わら…

裕福な御婦人のためのベスト

|手仕事| 件の御婦人より依頼を受けて居た、前開きのベストがようやっと仕上がる。 前開き仕様。丈はやや長め。色は薄いグレイ。この三点の他は全てお任せで、とのことであったため、思案を重ねた末、シンプルなショールカラーのこの形を選んだ次第。前のあ…

海と猫

|散策| 海へ行くつもりじゃなかった...と云う訳でもないのだけれど。 やはり季節の外れた海ってのは良いな。 古森号に乗っかって、堤防沿いに一っ走り。鍼灸院帰りなので、腰に無理のかからぬよにして走る。 +++ 猫に会うつもりじゃなかった...と云う訳で…

犬猫の午後

|若旦那| 犬猫ピピン。 涼しさの戻った午後は昼寝も捗る。

小鬼

|忍び| 小鬼じゃ。 小鬼がおる。 |電視| 今日のあまちゃんは、冒頭から気が気じゃなくて、 観て居る間もずっと、そわそわし通しで、 そいでもって、ユイちゃんと大吉つぁんが… えええぇ!

夜、秋を待つ。

|音| El paso del tiempoアーティスト: Guillermo Rizzotto,Pablo Giménez出版社/メーカー: Rip Curl Recordings発売日: 2013/07/28メディア: CDこの商品を含むブログ (2件) を見るSolo guitarraアーティスト: Guillermo Rizzotto出版社/メーカー: Rip Curl …

夏の終わり

|縷々| 鍼灸院で施術を終えた帰りに、何とは無し。 目鼻の先なのだから海へ行ってみよう、と想った。 昼下がりの海岸は海水浴場を仕舞った後で、只 しんと静か。波打ち際に並んだカモメらの他には、 離れた防波堤に釣り人が二人居るだけ。 遠く沖合いに、一…

末期的

|戯言| 山ガールから始まった新種のウィルス(◆)が、 更なる進化を続けて猛威を奮い、近頃では ”ガールズキャンプ”だ”メルヘンキャンプ”だのと、 またもや深刻な感染被害を及ぼして居る模様です。 もし仮にですが、自分の設営したテントの近くで、 メルヘンな…

ひとりぼっちのあいつ

|猫随想| 私が過去、共に暮らした猫たち。*1アーロンを筆頭にタロー、ふうについては、ここに幾度か触れたことが在るけれど、実はもう一匹。長い間、その記憶に触れることを躊躇って居た猫が在る。名をノーマンと云う。 体の大きな雉の雄猫ノーマンは、私が…

其々

|忍び| |若旦那| 夏場の猫どもは、概ね長く伸びて居るものである。 子猫は可憐で、 若猫は・・・・・・

夏の御挨拶

|雑記| 残暑お見舞い申し上げます。 長屋の皆様、如何お過しでしょうか。 暦の上でだけは秋の入り口を迎え、 しかしながら残暑とは申しましても、 これからが暑気と云った感でございます。 今夏の狂騒に体調まで狂わされませぬよう、 くれぐれもお体に気を付…

ぬるい茶

|日々| 猛々しい暑さと書いて”猛暑”と読む訳だが、 暑さなんてものが猛々しくあったところで、 迷惑千万、格好良くも何とも無い。 つい先日までは日中も比較的過ごし易く、 夜ともなれば、長袖の寝巻きと綿毛布の 仕舞えぬ涼しさが続いて居たここいらも、 い…

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