|手仕事|
自分用のセーター、仕上がる。
頼まれものがずっと続いて居たので、なかなか自分のために編むことができなかったのだが、ようやっと手が空いたので、今季初めの一枚にロピーセーターを選んだ次第。
ロピーとはアイスランドの伝統柄。フェアアイルに比べると色数も少なく、模様も単純で些かざっくりとした佇まいだけれど、何処かほのぼのと、北国の素朴な愛らしさが在って良いな、と想うのである。今回は珍しく、テキスト通りに指定糸”ハマナカ・アランツィード”を使用。羊毛にアルパカをブレンドしてあるため、ネップの入ったツィード調ながらも、風合いが軽くてやわらか。素敵な糸だ。
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丸いヨークはロピーの編み込み模様。各身頃を接ぎ合せた後、輪に仕立て、上へ編み進みながら少しずつ目数を減らしてゆく。
しかし、愉しい丸ヨークに辿り着くまでは、只延々と黙々と、灰色一色のメリヤス砂漠を地道にひた進むのであるよ...。
|本|
今回のテキスト。
- 作者: 風工房
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 2013/09/22
- メディア: 大型本
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