|日々| の検索結果:
|日々| 午後の小雨の中、お嬢をずっとかわいがってくれて居た ご近所のOさん宅を訪ねると、丁度、畑仕事が休みで居間に居た。 こないだ野菜を買ったとき、おじさんが目をにじませながら、 クロたんが居なくて寂しい。畑やってると、今もすぐそこに クロたんが居る気がして、つい見てしまう。 そう云って、しゅんとしながら力無く笑い、おばさんも頷いた。 幾らかわいがって貰ったとは云え、他所の猫の写真など、どうだろなぁ。 最初はそう思ったのだけれど、あんなにも寂しそに話す二人を見て、 きっと喜…
|日々| |暮らし| 相変わらず、飽きもせずにキムチを漬けて居る。 白菜は刻んだのと四分の一にしたのと二種類を、四株分。 大根は中くらいのを五本分、カクテキにして漬けた。 自家製のヤンニョムは回を重ねるごとに上達し、 基本の材料へ手加えなどしたりしながら、好みの味に。 大体が目分量で、文字通り、塩梅良く仕上がるよになった。 「もうちょっと甘めにして」とか「辛めの塩気は濃いめで」とか、 外野の煩い注文に「へえへえ」と応じる余裕も出てきた。腕まくりした水仕事の手を止めて、ふと暦に…
|日々| |猫随想| 怒涛と狂騒の十一月が終わり、暦が十二月へ移って少し経つと、 粛々といつもの顔ぶれが戻り、徐々に落ち着きと平穏が戻り、 十一月から離れて居たあれやこれやが、皆ここへ戻って来て、 手を休めて深呼吸。ぐるり見渡せば、いつもの佇まいとなって居た。 そうして日々の過ぎゆく中にあって、ただひとつ戻らない。 ただひとつだけ、去ってもう戻らぬ小さきものの、大きな不在。 十二月の風景の中に、お嬢だけが居ない。ぽっかりと。ささやかなクリスマスの設え、音楽、ストーブの匂い。 …
|日々| 万全を期して臨んだ今年の白目月間。手間のかかる品書きを省いて品数を絞り、週末は閉店時刻を繰り上げて早仕舞いとするなど。如何にしてギリギリの満身創痍とならずに、余力を残しながらひと月を乗り切ることができるか。前もって思案を重ね、抜かりの無い様に準備したのである。 何しろ昨年は、十一月を待たずに十月中から輩が散見して居た訳で、初っ端から息つく暇も無いよな全くの白目沙汰であった。今年も同じくらいに考えて対策を練っておくのが賢明であろう、と、しかしながら。二週目に入ってなお…
|雑記| |日々| 春頃から依然として停滞の続いて居た件の「ヘビー問題」 先週末、分厚い壁にドカーンとでっかい風穴があき、すわ。 遅々と動かぬままだった事態が、いきなり大きく動き出した。 一見乱暴な変化ではあれど、これに連れて膠着して居た 周辺のあれこれもが、否が応にも動かざるを得ぬ状況となり、 結局のところ、これくらいの一撃が必要だったのである。 ともあれ。友の前途は多難かも知れないけれど、 巨石を動かすよな、でっかい恵みの風穴があいたのだ。 もう、決して一人で溺れるなんて…
|日々| |雑記| いやはや。何だか兎に角、色々と降って湧いた七月であった。 どうでも良いよな事柄、どうでも良くない事柄。 じぶんの身の上の事柄、ひとの身の上の事柄。 忙しく動き回り、心を砕き、疲れては間も無く復活し、 お年頃による身体の変調にげんなりしつつも、 必要とされて居るうちが花なのよ、などと云い聞かせる。先日、私よか二回り半も若い人の葬儀に出た。 何と理不尽で、何と遣る瀬無いことであろうか。 若さは決して無敵では無い。無茶も馬鹿もできるけれど、 耐性が無いが故に危う…
|お嬢| |日々| 先月の末頃に、体調を崩してお医者へかかったお嬢。血液検査の結果、腎臓の数値が著しく悪かったため、約二日おきの皮下輸液に通って居たのだけれども、二度目の通院で尿検査を行った際、尿に蛋白や細菌が検出され、膀胱内がひどく炎症を起こして居ることが分かって抗生剤を8日分処方された。これがものの見事にビシッと当たって効いてくれたらしく、ついでのおまけで口内炎の具合も治まった風である。また三回目の輸液の後くらいからは食欲が戻って、ドライフードを積極的に食べるよになり、以…
|日々| |縷々| ここのところ、なんだか調子がおかしい。具体的に何がどうおかしいのかは分からない。単純な凡ミスの頻発に、うっかり忘れ。気の焦り。同時に幾つかの物事をこなすことができない。いつもならどうと云うことの無い事柄に、つまづいたり引っ掛かったりして、その度に調子が狂ってゆく。頭にも心にも、余裕が、余白が無い。季節の所為も在るだろうし、年齢的なものも在るのだろう。いずれにせよ疲れて居るのか。 そんな風に余裕が無くて、自分のことすらままならないから、ひとのことも気遣えず、…
|日々| 先週の休みの昼、急にのり弁が食べたくなって、弁当屋さんへ買いに行った。それ以来、ふとしたときにのり弁がちらちらと脳裏に浮かぶもので、いっそ自分で拵えることにした。とは云え、のり弁を構成するおかずの材料が全て揃って居る訳ではないから、冷蔵庫に在るもので、何となくそれらしいおかずを工夫した次第。 のり弁に欠かせぬ「ちくわ天」の代わりに、豆とにんじんの天ぷら。「白身魚フライ」は鶏むね肉のフライで代用。ご飯を詰めた上に、おかかと昆布の佃煮のせて海苔敷いて、後はきんぴらと漬物…
|日々| 今月いっぱいは忙しくて良いのに、なんて書いた所為かは知らないが、 仕事納めとなった年内最終日の本日は、午後に入ってドドドドドと 畳みかけるな忙しさで、気付いたら日がすっかり暮れて居た。 色々細々中身はどうあれ、結果オーライ。是で良しとしたい。 何だか年々、年の瀬のバタバタがしんどくなるよな気がするのは、 決して気のせいなんかじゃなくて、実際にしんどいからなのだ。 ということを、今更ながら身をもって理解し、少しく放心。 嗚呼、願わくば余裕が欲しい。
|日々| 中間と云うか、いよいよ終盤の佳境に入りつつあるのだけれども、 白目と虚脱を繰り返しながら、何とかかんとか踏ん張って居る次第。 今年の紅葉狂騒は土日旗日にとどまらず、何やら平日にも及び、 疲れ切って気付いたら一日が終わって居た、みたいな感じなものだから、 たまの休日も、只ぼんやりして家に在るよな始末なのであった。 それでもどうにか、来週には散髪へ行く予定を取り付けたので、 少しは気持ちも晴れるかな、と。さっぱりして、リセットしたい。細々した私事、この雑記帖、シャツの緩…
|日々| 隣町の美術館へお誘いをいただき、おお!それ行きたかったのよ。 「はい」と返事をしたものの、件の白目月間が我々の予想を覆し、 第一週目から既にハイペースにつきエコエコな塩梅であったため、 日曜の夕刻となった時点で、心身共へたっと疲れてしまう。*1 行きたい気持ちと疲弊との狭間で、うううぅむむぅとなって、 結局は行かぬと云う選択を取った。はぁ、がっかりだ。 でもって、だらーんと風呂上りに『団地のふたり』最終回。 まぁ大方そんなところだろう、とは思って居たけれど、 都合の…
|日々| やるべきこと、やらねばならぬことが山積みで、 順序だてて一つ一つ片付けてゆく日々である。 何処を切っても、should と have to だらけの日々である。 そこへ、やれ either or だ yes だ no だと次々乗っかって、 おい、大丈夫か?これで良いのか? 自問自答を繰り返し、 その都度「これで良いのだ」と云う確信を己に云い聞かせ、 傍から見たら随分と不格好であろう足取りでもって、 should と have to だらけの双六を一コマずつ進んで居る…
|日々| 今年のKAFUN事情がどのような塩梅かが、今ひとつ分からずに居る。 確か始まりは早かったし、シーズン前半はそれなりだった気がすれど、 途中で失速と云うか、三月半ば頃に中休みのよな状態となって、 むむむ。もしやこのまま終息に向かうのでは…などと甘い期待も抱きつつ、 否々、そんな訳無いでしょう。後になってどかーんと来ますよ。 と、案の定。一週間程経ったら再び派手に動き出したのであったが、 しかしながら、それも何やら長続きしないよな気配を感じさせて、 週が明けたところで、…
|日々| 朝から曇天。後、昼を待たずに雨となる。冬に戻ったよな肌寒さ。 折角の土曜日だと云うのに、人も車もまったく静かなもので、 ずっかり待ちぼうけをくらったよな格好のまま、午後が過ぎ、 ぼんやりの中で雨が止んだ。夕前に、いきなりかーっと晴れる。溜息に思う。何と云うのかな。極端なんだよな、色んな事柄が。 季節にしろ、天気にしろ、人の動向にしろ。 嗚呼、年々顕著となる一方の極端さについていけない自分が居る。 ついていくべきなのか?ついていかねばならぬのか?結局、そのまま夜となっ…
|日々| |雑記| 今月中に片付けねばならない幾つかの事柄が一段落し、何とか目途が立つ。 肩の荷が下りたことで、一先ずは精神的に開放され、午後に散髪へ行く。 嗚呼、是で心身共にこざっぱりとできる。 意気揚々、真っ赤なフォルゴーレ号で出立した僅か数分後。 ゴーグルに雨粒がぽつり…と途端にざあと勢いよく降り出した。 やれやれ。出鼻を挫かれた格好で散髪気分が台無しである。 予報では微塵も触れて居なかった雨だが、降り出しも突然なら止むも突然。 美容室へ到着する頃には、既に小雨となって…
|庭仕事| |日々| パーライト、籾殻燻炭、バーク堆肥にリンカリ肥。 切らした園芸資材を買い足してきて、大急ぎで鉢バラの冬支度に取り掛かる。 本来であれば、用土を予め拵えておいてから土替えするのだけれど、 やれやれ。今年は用土を拵えながらの土替え作業、と相成り候。 幸いにも年の瀬も押し迫りながら、異例のあったか陽気である。 午後の隙間を見付けて、順繰りに、せっせと黙々と。 小一時間ほど掛かって、無事に全ての鉢の土替えを終えた。 ふう。何とかかんとか、年内滑り込みで間に合った。…
|日々| 今朝。 集積所へゴミを出して戻る道に、ふと山景色へ目をやれば、 ぼんやりと点在する淡い山桜の小島が浮かんで見えた。 そうか。もう山の桜が咲き始めたか。 私の花粉の煩わしさは、毎年丁度そんな時期と入れ替わりで しゅうと空気の抜けるよにして終わってゆく。 ならば、うん。もうじき始動できるのかな。ああ!全部の窓を開けたい。 洗濯も目いっぱい表へ干したい。 自転車に乗りたい。ペダル回して何処かへ行きたい。 でもって、マスクを外して思い切り呼吸したい。 直に呼吸して、生きて居…
|日々| |縷々| 午後。仕事が一段落してから、自転車(古森号)で郵便局へ。 郵便を出し、払い込みを済ませて表へ出たところで、ふと そのまま帰るだけなのが惜しくなって、も少し走りたいな、と思った。 微かに息苦しいよな、塞がった感じがずっと拭えずに居たのだ。郵便局を出て、表通りから細道、団地の中へ入る。 ひんやりした秋の風を体の前面で受け止めながら、ぐるり、 人っ気の疎らな団地の外周に沿って大きく走る。風がゴーと鳴る。 こんなひとっ走りには、小回りがきいてきびきび軽快な古森号が…
|日々| ふと気づくと、ぼんやりとして居る。意思は伴わず只、不可抗力のよに。 ここのところ肌寒い日ばかりが続いて、しかしながらもう十月も半ばなのだから、 当たり前と云えば当たり前なのか、と我に返りつつも、何処かが噛み合わぬまま 帳尻だけ合わせるよな居心地の悪さが拭えず、再びぼんやりとするのであった。今までの分を取り戻せとばかり、否応無く世の中が加速度的に前進する中、 やれ八度目の波など気に掛ける人は、今どれ程存在するのであろうか。 進め進めと背中を押される一方で、景気の冷え込…
|日々| |雑記| ついこないだ六月に入ったなぁ、と思って居たばかりのところへ もう月末となってしまった。ぐるり、相変わらずの八方塞がり。 しゃっきりともぱっともせず、この時節の不快ばかりを集めてきて、 瓶に蓋をしたよな、さっぱりうだつの上がらぬ日々である。 つい先月辺りの、客足の戻って来たかに見えたあの感じは、 はて、いったい何だったのやら。今月に入った途端、ぱたり。しっちゃかめっちゃかが少し落ち着いて、そこでふと改めて 世の中を見渡せば、以前にも増してしっちゃかめっちゃか…
|日々| 天気予報は「曇り」と在るが、午前中から晴れ間が出て居るので、昼を済ませたらグワイヒア号で出掛けよう!と思い立つ。 実は、以前から走ってみたかった道が在った。山へ向かう県道で、峠を越えてそのまま走ればやがては隣県へと通じて居る。同じ山方面でも、その先に名所・観光地の類を有する他の国道県道と比べると、だいぶ交通量も少なく、主に林業関係や山間の集落へ住まう人たちの利用するよな、地味で静かな道である。さすがに隣県までは無理だけれども、里山の風景の中を何処まで行けるだろか。の…
|日々| 行きつ戻りつして居たと思いきや、いきなり春爛漫てな具合となって、 そうなった途端に、まるで映像の早回しの如く桜が咲き進み、 連れて何かに急き立てられるみたいに、人がわらわらと出て来て、 わらわらと出て来るからには、やはりそれ相当の輩も散見され、 週の終いには、すっかり毒っ気に中てられた格好なのであった。 休みの一日はずっと家に居り、自転車をいじって過ごしたい。季節の進みも人の動きも、程好くゆっくりなのが良い。 早過ぎるのはどうもいけない。調和の針が狂う。 近くの畑か…
|日々| |縷々| 今朝目が覚めて、大きく両腕を伸ばしてググーッとやったら、 件のリンパ節の腫れと痛みが、幾らかひいて楽になって居た。 そうか。一晩の間に決着が着いたのだな。 人の体の中で起きて居ることを、実際に見てみたいものと思う。 日中はお天道様が出てうららかだったのが、午後三時を過ぎたら すとんと様子が変わって、さめざめとした寒さが戻って来た。 暗くなる頃には、雨。こうやって、春が進んでゆくのだ。もう数日もすれば、新型某云々の措置が解除となる。 少しで構わぬから、重たい…
|音| |日々| やわらかな春の日差しの中で、山の稜線が薄く霞んで居る。 久しぶりの穏やかにほどけた土曜日。グールドのイタリア協奏曲を。 喜ぶよに明るく弾む旋律が、こんな日には丁度良いんだ。隣家の庭先の木蓮。季節の訪れを知る目安となって居たのだけれど、 昨年の冬にばっさりと切られてしまった。寒々しい姿が寂しい。お外っ子のお嬢は、寝籠の縁にすっかり頭を預けて眠り、 陽だまりで温もった和毛が、春風にふわふわそよいで居た。 目薬を差した後、珈琲を淹れた。
|縷々| |日々| 暦の変わった途端に春が来たものの、一旦は仕舞ったカーディガンを 再び引っ張り出して羽織って居る。概ねそんなものだろう、と受け入れる。 今回の新型某禍の措置云々は、幾度も幾度も引き延ばされながら続き、 さすがにこれだけだらだら引き延ばされると、もうこのままずっと 終わらずに続いてゆくのじゃないか、などとおかしな心持ちになってくる。 こんなにも人の心を鈍く麻痺させる。まったく、本末転倒じゃないか。うすぼんやりと濁ったよな、間延びしたよな日常が流れ、続いて居る。…
|日々| 午後。ぽっかり空いた暇時間に古森号の整備などする。 すり減ったブレーキシューの交換やら、チェーンとスプロケットの洗浄やら。 たっぷり二時間ほども費やして、ちまちませっせと黙々と。 特にチェーンは想像以上に汚れて居り、長らく放置した己の怠りを省みる。 つい注油にばかり意識が向いてしまいがちだったが、基本は掃除。 掃除が基本なのは、自転車に限らず、何事においても同様であるね。手入れにしてもそうだけれど、しみじみちゃんと乗り出すと云うと、 色々なところにあれこれと気が付い…
|若旦那| |日々| ■月曜午前九時半、フォルゴーレ号出動。先週のすったもんだから凡そ一週間。経過を調べるため再びお医者を受診する。早朝、たまたま若旦那が厠で用を足すところへ出くわし、タイミング良く採尿ができたので、是を持参。 診察の結果、超音波検査では膀胱内に結晶様のものは見当たらず、特に異常無し。尿検査も異常無し。投薬も前回出した分を飲み切って終了とのこと。療法食については、こちらでは一貫して業界最大手のR社推しなので、一先ず処方されたR社のs/o (500g×2袋) を…
|雑記| |日々| 早くに目が覚めて、意識のはっきりしたまま布団の中に居て、 程無く、猫らの御飯を催促する声に促されて給餌。 再び布団に戻るも、何だか二度寝も勿体ないよな気がして、 がばっと起床。窓を開けたら、外はもやもやと湿った薄曇り。 猫らのお世話の後、掃除。折角だから風呂場と洗面所もやっつけよう。 夜具を夏物に取り換えると、一気にさっぱりとなった。 洗濯機を回して居る間に店へ下りて、珈琲淹れてトーストを焼く。箪笥の入れ替えを始めたら、是が思いの外に手間取って、 稽古を休…
|庭仕事| |日々| 五月に入ってから、膨らんだ蕾が、ぽつりぽつり。静かに開花を始めた。 唐突に現れては唐突に去ってゆく、連日の無秩序な突風にひやひやとし、 しかしながら、こちらの心配を他所にお嬢さん方。逞しくやり過ごす。 薄く曇った空の下、穏やかな五月の風に揺れる姿を眺めつつ、 人の世の中が如何にあれ、自然の営みの変わらず続く様に畏敬を。 新緑に佇んで、深呼吸して、体全部をぐいっと伸ばす。 さてと。そろそろ蕗の炊き上がった頃合いかな。 色も形も香りも、皆其々。 美しくも逞し…