双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

始末良き暮らし考:追記

|暮らし| |モノ| ところで、私の住いと云うのは仕事場と接して居る。元々がかなり古かった為、店舗部分には大きく手を加えたが、住いとして居る部分は、壁面にコンパネを打ちつけた程度で、ほぼそのまま。それに風呂とトイレは在っても*1、煮炊きの在り処で…

始末良き暮らし考

|暮らし| |モノ| 物を持ち過ぎず、身ぎれいに、始末良く小さく暮らす。 三十路を迎えて以来、特に念頭に置き、己の暮らし向きの指標とするところであるのだが、皆様もご存じであるよに、滅法モノ集めの好きな質であるから、是が実に厄介で、容易に事が運ばぬ…

先生と怖いお話

|小僧先生| |本| The Gashlycrumb Tinies作者:Gorey, Edward発売日: 1997/10/01メディア: ハードカバー 先月のと或る日。不意にお泊りにいらした先生が、扉付きの本棚に立て掛けてあった、一冊の小さな絵本へ目を留めた。エドワード・ゴーリーによる、大人の…

ロールパンは温かく、甘かった。

|本| 大聖堂 (村上春樹翻訳ライブラリー)作者:レイモンド カーヴァー発売日: 2007/03/01メディア: 単行本 『ささやかだけれど、役にたつこと』 世渡りに草臥れ、世知辛さに辟易となっても。 この短い物語の頁をめくる度に、想う。 何処かの町の名も無き心善…

Nobody knows

|音| Datumアーティスト: ミュゼット出版社/メーカー: p*dis/Inpartmaint Inc.発売日: 2009/10/08メディア: CD購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (11件) を見る 心の中に。 いつまでも消えず、いつでも思い出せる ノスタルジアを持つ人は、きっ…

Far away

|音| Wind Woundアーティスト: Early Songs出版社/メーカー: Preservation発売日: 2010/05/11メディア: CD クリック: 5回この商品を含むブログ (5件) を見る スコットランドからの便りは、 なだらかな丘を渡ってくる風。 大きな紙を幾重にも折りたたんだ 簡…

何故

|戯言| 「ホビちゃん。瓶のフタ開けて。」 どうして皆、固くなった瓶のフタを私に頼むのか。 その他にも 「ホビちゃん。換気扇の取り付けやって。」 「ホビちゃん。小豆煮て。」 「ホビちゃん。配線分かる?」 などが、私に回ってくるのは何故なのか。

伊達や酔狂

|雑記| 昼過ぎに家を出て散髪へ向かうも、何やら 性根の悪しき蒸し暑さに、苦々と閉口。 そもそもが、この様な暑さと云うのは、 本来であれば、梅雨明けのそれである筈。 バスを降りた先の路地に、風など殆ど無い。 ふた月近く散髪せずに居たからか、襟足の …

小さな映画館

|映画| プラネット・テラー プレミアム・エディション [DVD]出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント発売日: 2008/03/21メディア: DVD購入: 2人 クリック: 120回この商品を含むブログ (135件) を見る CSにて 『デス・プルーフ』 と続けて二本。個人…

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