双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

2015-01-01から1年間の記事一覧

ご挨拶

|雑記| 昨日で仕事を納め、ほんの束の間の休みに入った。 身支度整え、昼頃に祖父母らの墓参りへ。 風も無く、日差しの暖かな大晦日だ。 一旦帰宅して洗濯物を干し、部屋の掃除を済ませ、 小屋で一仕事。昨日ようやっと届いたばかりの ぴかぴかの棚板を、ち…

舎弟先生と冬空のHang on

|散策| 上と下とに挟まれて、近頃いじけ気味の舎弟先生*1と共に、予てよりの約束で、電車に乗って隣町散策へ。昼頃に到着し、寂れた商店街をてくてく歩く。 「伯母ちゃまと二人で、電車でお出掛けするの、初めてだね!」「そう云えばそうだねぇ。あったかく…

山の肉、再び

|雑記| 鉄砲撃ちをする人から、野生の猪の肉を頂戴した。 今年の一月にも届けてくれた(◆)のだけれど、 この度の肉も又、血抜きや下処理に抜かりの無い、 大変にきれいな、良い肉なのであった。嬉しい。 この人は、山で乳牛の牧畜を営む素朴な人で、 一寸、バ…

稽古納め

|太極拳| 年内最後の太極拳。 先週の稽古へ出掛けた際、舗装の荒い道を走行中、 古森号のブレーキシューに金属片が挟まったらしく、 ブレーキをかける度、リムに当ってキーキーと おかしな音を出して居たのを思い出し、午前中に シューを外して是を取り除き…

十二月随想

|日々| ただ、とつとつと日々を送りながら、 はたと気付けば、十二月も半ばを過ぎた。 まったく早いこと、早いこと。 準備しておいた年賀状を刷り、 宛名を書いて、ご挨拶を添え、 買い物がてら、郵便ポストへ投函を済ませた。 相変わらず巷の師走らしさは、…

真面目なホビ野さん

|太極拳| 本日の太極拳は殆どが欠席につき、新加入組が一人と初心者組が二人の、僅か三名のみ。 先生は、久々に内容の濃い指導ができるとあって、大いに張り切ってらして、私としても、こう云う機会はむしろ貴重であるので、みっちりと指導して頂けて有難い…

由無し事と蹴球覚え書

|戯言| ■深夜のテレビ画面に張り付いて、忍びちゃんが『コズミック フロント☆NEXT』”超巨大ブラックホール誕生の謎”の解説映像に、じいと見入って居た。忍びちゃんは、やっぱりブキミちゃん。 ■折角の編み物の季節到来だと云うのに、さっぱり編みエンジンが…

剣菱からのお歳暮

|猫随想| いつも昼前には現れる筈の剣菱嬢だが、 今日は少し遅れて、午後を過ぎてのご出勤。 軒下で毛繕いなどして居るのが見えたので、 皿に御飯をよそって持って行くと、丁度、 私の通る動線に何やら、茶色っぽい毛玉の 塊のよなものを見付けた。はて、何…

老粗布の長袖功夫着

|太極拳| |モノ| 少し前のエントリに触れた、長袖の功夫着上下。そもそものきっかけは、普段着用の中国服の上着を探して居て、偶然に辿り着いた中国服専門店で、こちらは既製品と誂えの婦人服が主体の店なのだけれども、紳士服(既製品のみ)も取り扱って居り…

猫神様四周年

|猫随想| 一日早いけれど、 爺様ことアーロンの命日を、 三色のカーネーションに赤いガーベラと、 一寸だけ高級な白檀のお線香で供養。 四年目の命日は、猫神様四周年。 姿は見えなくとも、猫神様になった爺様が いつも見守って居てくれる気がする。

由無し事

|戯言| ■実に様子の良い長袖の功夫着上下を見付けた。勿論、注文した。 ええ。李小龍や周星馳が着てたのと同じですけど、何か? 要するに、結局は只の功夫オタクじゃないかヨ...。 ■一週間程前から、剣菱嬢がせっせと夜も戻って来て寝泊りをして居る。と云う…

四十路の小躍り

|太極拳| 先週は散髪で休んだため、二週間ぶりの太極拳。 套路は七式から先には進んで居なかったが、先生によると初心者組の進みは、なかなか早い方だそうだ。始まる前、例の個人指導の件でYさんに呼ばれて、暫しお話。 「何だか人数も増えちゃって、ホビ野…

一年の距離

|猫随想| 季節の巡るのは早いもので、剣菱嬢とも、かれこれ約一年の付き合いとなる。 捕獲云々の辛い時期を共に(?)乗り越え、気付いてみれば、あっと云う間の一年余。その間に、我々の距離は如何程となったのだろか。相変わらず触れぬし、近付けば一旦身構…

小屋づくり:追補編 其の四

|小屋仕事| 暇を見て、ちまちま進めて居る小屋の内装作業も、床へクッションフロア材を敷くまでに至った。クッションフロアは、弟が何処かの現場の余りを貰って来たもので、是を専用の両面テープでもって、パネコートを貼った床の下地に接着するのである。 …

午後の小屋時間

|日々| 一寸ずつ整えて居る小屋で、遅い昼御飯。 食後の愉しみの無花果は到来物。 後を付いてやって来た剣菱嬢も、小屋へ招待。 おやつを食べて、のんびりしていきな。

窓際兄弟

|若旦那| |忍び| どうしたものだか。 狭い窓際に、義兄弟ぎゅうぎゅう。 近頃こう云うの、多いね。*1 *1:大抵、若旦那が忍びちゃんの所へ行く。そう云えば猫プロレスは、随分と減ったな(笑)。

十一月の憂い

|音| 暦が変わった途端、怒涛の紅葉見物が始まって、 道の途上のこの場所へも、通り掛った人々が 一気にどっと押し寄せる。早々に気疲れの予感。 静かな山景色は、静かにそっとしておいて欲しい。 とってつけたよな喧騒など、似合わない。 静かな音楽アーテ…

掤・捋・擠・按

|太極拳| 実は先週から、初心者生徒が三名も加わって、 俄かに賑々しくなって来た、太極拳教室。 他の受け持ちと違い、この教室に限っては 先生はおおっぴらにせず、あくまでも少人数制で ひっそり、こじんまり行って居たのだけれども、 初心者生徒さんの一…

小屋づくり:追補編 其の三

|小屋仕事| 小屋内部にラワンベニヤを貼ってからは、気の向いたときに一寸ずつ、のんびりと進めて居た内装作業。ベニヤの壁と窓枠を水性ペンキで塗装し、窓際に設えるカウンタテーブルを拵え、端材でコート掛けを拵えるなど、次第に小屋内も整って来た。 壁…

暦の残り

|雑記| |音| 何とは無し。 壁掛けの日めくり暦を改めて確認すると、 嗚呼、もうこんなに残り僅かなのだ。 先週にようやっと、カーテンと夜具を厚手の 秋冬仕様に替えてから、秋はぐんと深まり、 猫らも又、あったか芋ドーム*1に潜り込んで居る。 そろそろズ…

太極拳覚え書

|太極拳| 以下、私的覚え書。 ■二十四式套路 1:起勢(チーシー) 2:左右野馬分鬃(ズオヨウイェマーフェンゾン) 3:白鶴亮翅(バイフーリャンチー) 4:左右摟膝拗歩(ズオヨウロウシーアオブー) 5:手揮琵琶(ショウホイピーパー) 6:左右倒巻肱(ズオヨウダオジ…

太極拳は武術です

|太極拳| 本日の太極拳は、ベテランさん二人が揃って 欠席につき、初心者組のみの練習と相成り候。 従ってYさんによる個人指導も、残念ながら 次回に持越しであるが、今回は時間もスペースも たっぷり出来た分、いつにも増してみっちりと、 そして、大変に興…

剣菱の日曜日

|日々| |猫随想| 開店前の店に行くと、小さな先客が居た。 「あれ、剣菱!」「ニャー」 雨の中やって来たから、軒下には点々と足跡。 しかし、こんな時間に来るのは滅多に無い。 天気の所為なのか。それとも何か、 身辺に変わったことでも在ったのか。 催促…

紺色功夫着で進む

|太極拳| 秋めいてきたのか、風も冷たく肌寒かったので、 件の紺色功夫着(◆)を着て、十月初めの太極拳。 案の定、ブルース・リーだ何だと冷やかされる(笑)。 それはそうと、先週の先生の熱心な指導が 余程に効いたと見えて、初心者組は皆さん、 俄然やる気に…

小屋づくり:追補編 其の二

|小屋仕事| せっかちな父が早々と運び込んでしまったくれた、4mmのラワンベニヤ。是を内壁として壁パネルの上から貼ってゆく訳だけれども、その前に一寸した下準備が要る。食材や資材の仕入れで出る、エアキャップや厚手の発泡シートなどの梱包材を、数ヶ月…

小屋づくり:追補編 其の一

|小屋仕事| 目出度く小屋も完成し、雨樋や内装は追々のんびりと...と考えて居たのだけれども、是が何やら想定外の事態に...。 本日の店開け直後。作業着姿の父が、軽トラの荷台に雨樋*1の材料を一式と、パネコート(型枠用の防水コンパネ)を四枚積んで突然や…

小屋づくり 最終回

|小屋仕事| さてさて。待望の入り口ドアが届き、小屋づくり連載も今回をもって、いよいよ最終回である。ドアの経緯は前回(◆)に触れたが、この度サッシ屋さんにお願いしたドアは、内付け式の所謂”勝手口ドア”と呼ばれるもので、枠とドア本体、二つのパーツで…

基礎・基礎・基礎

|太極拳| 午後から太極拳。 套路は四式”楼膝拗歩”へ進んだものの、 先週同様、基礎練習に大半の時間が割かれた。 先生曰く「しつこいと思うだろうけど、でも是が 一番大切なこと。こんなに基礎に重点を置く 教室は、他を探してもなかなか無いよ(笑)」 重心移…

曇天土曜日

|暮らし| 本日のサラメシ。 海苔胡麻御飯、梅干、新生姜の甘酢漬け、人参のナムル、インゲンとキノコとミニトマトのソテー、 南瓜と鶏唐揚のスイートチリソース和え。 |日々| 山の向うに、もったりと白い靄が垂れ込めて、 今にも降り出しそうな空模様だった…

小屋づくり 其の二十四

|小屋仕事| 【日曜日】 小屋の完成まで、あと一歩。塗装を終えた外壁材の上から、四隅にはコーナー板を。窓周りには化粧板を取り付ける、大詰めの仕上げ作業である。今日も出勤前の午前中に、一時間半程の時間を作って作業へあてることとした。 材料は何れも…

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