双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

十月浮遊

|日々| |音| |本| 何やかやで、もうすぐ今月も終わりか…。 と、夕暮れる空など見つめて、独り言つ。 何処ぞで貰ったかは分からぬが、 背筋の辺りに、ぞくりと悪寒を感じたものだから、 熱く沸かした風呂に浸かって、身体の冷めぬ内 手当たり次第に着込むと、…

O先生のこと

|徒然| |回想| 丁度、去年の今頃だったろか。紅葉には、未だ早かった記憶が在るのだけれど。O先生とお友達の二人で、店に立ち寄ってくれたのを思い出す。それは確か二度目で、一度目はそれよりも一年前の夏、先生独りだったよに思う。新聞のタブロイド版か何…

雨だれ

|縷々| 台風の近付く、本日木曜日。 うかばれない溜息、或いは、ただの溜息。 珈琲と、そのために用意された 幾ばくかの時間が、人びとのもらす 其々の溜息のための、安堵となれば良い。 其処で写しとる日常の片鱗は、 ほんの少しの時を経て、やがては 忘れ…

小さな部屋

|縷々| 人生は ― 夜明けの列車のなかの かなしい目覚め、たよりないひかりが 窓のそとに見えて、どこもかも痛む からだに、肌を刺す空気のまっさらで とげのあるメランコリーを感じること。 だが、不意の解放を思い出すのは、 なによりもいとおしい。 ぼくの…

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