双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

仲よき事は

|若旦那| 先週末、若旦那を再びお医者へ連れてゆき、採尿して是を調べたところ、至極微量の血液が認められはしたものの、結晶などの類は見当たらず。結果として突発性膀胱炎であろう、とのこと。余り効果の見られなかった以前の抗生剤を、今回新たなものと変…

お年頃

|雑記| 不惑を迎えて早々、腰を痛めてしまった。 或る日の無理な中腰に冷えの重なったのが 恐らくは原因かと思われるのだけれど、 嫌なぴりぴりを感じつつも、若旦那の通院で 暫し放置してしまったのがいけなかったか。 いよいよ以って耐え難くなったもので…

デリケエトな厠問題

|若旦那| 若旦那、膀胱炎を患う。 先週末から矢鱈と厠へ行くようになり、妙だなと想いつつ暫く様子を窺って居たのだけれど、頻繁に用を足すわりには、猫砂の塊が通常の三分の一程度の大きさしかないところを見るに、どうやら幾らも尿が出て居ない模様。かと…

毛糸の靴下

|本| |手仕事| 幾冬か前に”猪谷靴下”(◆)で靴下編みを知って以来、余り毛糸などでちくちくと是を拵え、冬に身に着ける毛糸の靴下の快適さを感じ入ることしきり、なのである。しかしながら、この猪谷靴下。大変に暖かで丈夫ではあるものの、その丈夫であるが故…

雪の日

|音| 朝、目が覚めると、部屋の中はしんと冷たくて、 カーテンの向こうは、寒々と薄暗いままだった。 やがて雪は吹雪となって、頼り無い窓枠を震わせ、 唸り声の中に、全ての音をのみこんでゆく。 グールドのバッハを小さく聴きながら、 室内に靴下を編んで…

四十の私へ贈る

|縷々| 大人になるというのは すれっからしになることだと 思い込んでいた少女の頃 立居振舞の美しい 発音の正確な 素敵な女のひとと会いました そのひとは私の背のびを見すかしたように なにげない話に言いました 初々しさが大切なの 人に対しても世の中に…

緑のアランカーディガン

|手仕事| 昨年末より編み進めて居たアランカーディガン、仕上がる。 そもそもはセーターを編もうと想って居たのに、結局は又、カーディガンを編んでしまった。 さて、こちら。本来なら取り外しのできるフードが付くのだけれども、特に必要が無かったのと、毛…

新しい一月

|雑記| 大晦日は墓参りにおさんどん。 元旦に親類宅での新年会。 正月も二日になって、ようやっと体が空くも、 特に何処へ出掛ける訳で無し。 年末から取り掛かって居たカーディガンを ちくちくと編み進めるなどして過ごし、 ささやかな休みを終えた。 暦が…

謹賀新年

|雑記| 新年明けましておめでとう御座います。 皆様にとって、良き一年となりますよう。 今年の元旦のお参りは、 人々でごったがえす大きな神社を素通りし、 散歩がてらにてくてく歩いて、坂の上の小さな神社へ。 急な坂道を登り、細い石段を登り。 ここは人…

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