双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

新しい一月

|雑記|


晦日は墓参りにおさんどん。
元旦に親類宅での新年会。
正月も二日になって、ようやっと体が空くも、
特に何処へ出掛ける訳で無し。
年末から取り掛かって居たカーディガンを
ちくちくと編み進めるなどして過ごし、
ささやかな休みを終えた。


暦が一巡し、新しい一月が始まった。
若旦那は主の世話の甲斐在ってのことか、
相変わらず艶やかで滑らかな毛並みを保ちつつ、
しかしながら、冬の猫の常として、
ふくふくと皮下脂肪を蓄えて居る。
昨日は水道管が凍てついたまま、夜を越した。
そうして私は、近く四十の戸をたたく。

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