双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

雪の日の本

|本| 霧のむこうに住みたい作者: 須賀敦子出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2003/03/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 9回この商品を含むブログ (19件) を見る金曜日の雪の日。久しぶりに須賀さんの本を手に取った。単行本に収録されなかった、短…

達者でな

|猫随想| 今日、剣菱をリリースした。あたたかな日中だった。丸四日をケージの中に過ごした剣菱は、ちいとも暴れず、おとなしいものだった。幾ら養生のためとは云え、狭いところへ閉じ込められて、快適であった筈などなかろうけれど、ご飯をしっかり食べ、大…

剣菱保護記

|猫随想| 一昨日、水曜の夕刻。ようやっと剣菱を無事保護することが出来た。本当に長い辛い日々だった。しかしまぁ、たった一匹の雌猫のことでこんなに苦労するとは、まったく思いもよらなんだ。否、私が自分で勝手に思い詰めてしまっただけのことなのであっ…

ご報告

|雑記| 本日夕刻。 半ば諦めかけて居た剣菱の捕獲にやっとこさ成功しましたことを、 一先ずご報告致します。ご心配下さった皆様、有難うございます。 明日、赤ひげ先生のところで不妊手術の予約も取りつけました。 詳細は一段落した後、改めて。 嗚呼、今夜…

山の肉

|縷々| 山で鉄砲撃ちをする人から、野生の猪の肉を貰った。 袋の中の塊は、どっしりと立派で、真っ赤で、 一昨日仕留めて捌いたばかりの、きれいな肉だった。 玉葱と茸と大蒜と一緒に、葡萄酒で煮込んだ。 拵えて居る途中、不意にお腹の空く感覚が蘇ってきた…

運命の女

|雑記| |猫随想| 実はここ暫く、体調が芳しくなかったのである。食事がろくろく喉を通らず、夜もしみじみ眠れず、仕事に立てば動悸がしたり息苦しくなったり。まことにお恥ずかしい話だが、剣菱捕獲のプレッシャーから精神的にすっかり参ってしまい、にっち…

ぼんやり

|雑記| 今朝早くに目が覚めて、ラジオをつけたら イーグルスの『New kid in town』が流れてきて、 歯ブラシをくわえたまま、一緒に口ずさむ。 もしかしたら、良い一日になるかな。 だけれど、良いことも悪いことも起こらず、 平坦にのっぺりと一日が過ぎてい…

謹賀新年

|雑記| 澄み晴れた元旦の空の下、頬を刺すよな北風に びゅうびゅうと背中を押されながら歩いて、 今年も坂の上の侘びた神社を詣でたら、 高台からの見晴らしに、三角の白波のたつ 深い青色した冬の海が見えました。 新年明けましておめでとう御座います。 皆…

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