双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

由無し事

|雑記| ■折畳み式の猫用キャリアをいじって居たら、プラスティックの芯地の一本が破損。一先ずビニルテープで補修する。このまま使って使えぬことも無いだろうが、どのみち長くはもたぬであろうし、種々考慮すると、やはり新調すべきか。 ■そもそも是、持ち…

定点観測 六月

|定点観測| くものある日 くもは かなしい くものない日 そらは さびしい ― 八木重吉 「雲」―

イーニド・ガール

|雑記| 半年ほど前から、時々来店するよになった女の子が居る。 いつもTシャツ以外は黒を着て、足元はDr.マーチンの八つ穴。色はチェリーレッド。小柄で色白で、ぽっちゃりとした膨れっ面に、丸い形のおかっぱが良く似合う。彼女を初めて見たとき、ダニエル…

健やか九ヶ月(推定)

|若旦那| つい一昨日、綿入れがどうのこうの云ったばかりで、 ころりと半袖の陽気。全く、舐められたものである。 そして年中毛皮の生物には、脱力の季節の到来である。 と斯様な具合に、相変わらず鳩が豆鉄砲食らったよな、すっとこどっこいな顔付きの若旦…

季節外れ

|日々| 暦は六月も半ばを過ぎ、梅雨を迎え、 いつに無く肌寒い日が続いて居る。 夜などは肌寒いどころか、全く立派に寒いもので、 律儀に衣類から夜具から季節様のものと 入れ替えてしまった手前、今更寒いからと云って、 押入れから引っ張り出すのも口惜し…

英吉利的由無し事

|戯言| ■『デアゴスティーニ』の「週間・HMS ヴィクトリーを作る」(→◆)に垂涎。 ヴィクトリー号と云えば、かつての英国海軍が世界に誇った、現存する最古の戦列艦である。ネルソン総督である。ところで全120号を揃えると云うことは、創刊号の特別価格はさてお…

私家版 届く

|本| |猫随想| 小糠雨そぼ降る肌寒い午後、先月末『blurb』へ注文した爺さんのアルバム(→ ■)が予定より十日も早く届いた。 平たい段ボール箱に入ったアルバムは、自分で拵えたものの筈だのに、何だかよそ行きみたいな体裁に仕上がって送られて来て、少々こそ…

拝啓、恵子ちゃん。

|電視| BSフジにて『北の国から '98時代〜』二夜連続放送。 『あしたのジョー』同様、私がこのドラマについて語り出すと、連続シリーズの頃から始まって、とても一晩やそこいらでは足りないくらいなのであり、しかしそれでは「この人は阿呆なのではないかし…

スイヨウビ

|音| 今日は、小糠雨が降って居た。 夜になって、寝巻き一枚だと肌寒い。 Sail Awayアーティスト: Randy Newman出版社/メーカー: Rhino発売日: 2002/07/01メディア: CD クリック: 6回この商品を含むブログ (12件) を見る決して上手い訳じゃないけれど、この…

意思の疎通

|若旦那| ふと気付くと、若旦那の歯ブラシが見当たらない。猫用の爪切りなどと一緒に、背高の古い湯吞みへ入れてあるのだが、はてさて。何処へやったものか。私の置忘れでないのは確かであるから、恐らくは、若旦那の仕業であろう。悪戯は構わずとも、しかし…

<