双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

優しい旅人

|猫随想| 俳優の加藤剛氏が、猫についてのエッセイの中でこんな風に綴って居る。 生きものと共にあるということは小さな人生が傍らにあるということでしょう。彼等は持ち時間を黙って通り抜ける優しい旅人の作法を心得ていて、足早に人間の生活の中をつつま…

四月雑感

|雑記| 四月も疾うに半ばを過ぎ、 季節はそろそろ新緑へ移ろうか、 と云う頃合であるけれど、 日が暮れれば未だ薄ら寒く、 相変わらずズボン下を穿き、 湯たんぽも仕舞えずに居る。 この、一見春の体裁をとりつつも、その実、 春もどきのよな四月には、閉口…

由無し事

|戯言| ■近所のスーパーへ出掛けたら、出入り口付近の地べたへ、やさぐれた小学生の兄弟がミニチュア・ピンシャーを連れて座り込んで居た。こう云っては何だが、高価な犬を養ってゆける程、暮らし向きに余裕の在る家庭の子供とは見えず、帰り道、犬の将来に…

些事に終わる

|日々| ゆっくりの起床。 掃除して、夜具を取替え、洗濯機を回す。 その間にピザトーストを拵えて、 朝と昼とを兼ねた軽い食事。 食事が済んだら、洗濯物を出して干し、 厠の砂替え、歯磨き、毛を梳くなど。 一通り猫らの世話を終えた後、 窓を拭いて、鉢植…

ふうちゃん

|猫随想| つい先日のことだ。父よりこんな話を聞いた。父が知人からの頼まれ事で、二丁目のOさん宅を訪ねたときのこと。Oさんは長くこの辺りの区長を務めた人で、齢七十半ばとなる現在でも、何かと世話役的な存在でご健在なのだが、父がOさんと顔を合わせる…

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