双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『暮しの手帖』のアランセーター 二号

|手仕事| 『暮しの手帖』2008年12月号のアランセーター、再び。である。 第一号は父に貰われていったので(◆)、この度は満を持しての自分用。昨年末から、暇を見て少しずつ編み進めて居たのだけれど、途中で叔母からカーディガンの依頼が入ったため、一時中断…

定点観測 一月

|定点観測| 玄関を出て、左足から三歩踏み出した場所。 毎日同じ場所から見る空は、けれど毎日違って居る。 一月二十三日の空。 そしてこんな日の風は、いつも北から吹いてくる。

紙とペン

|徒然| 言葉を、文章を大切に扱う人のブログと云うものには、不思議と共通する匂い、手触りが在る。勿論、其々の個性が在り、其々の形が在るのだけれど、はっと心を惹きつける共通の要素が、ひっそり、控えめに漂って居たりする。電脳世界に在っても、紙の上…

若旦那、お医者へ行く。

|蹴球| カンピオナート第18節 ミラノダービー ミラン 0 − 1 インテル むうぅぅ・・・・・・ ダービー観戦中の若旦那。画面近いヨ! |若旦那| 本日、若旦那の予防接種に行く。若旦那の病院には、爺様の通ったK病院では無く、その少し手前のM病院を選んだ。K病院…

|雑記| 今年もまたひとつ歳を重ね、本日をもっていよいよ 四十も間際。坂道も所謂、九の坂まで行き着いた。*1 そもそもが、掻き分けた頭髪の中へ白いものを 見付けては、くつくつと喜んで居るよな質であるから、 年齢云々関しては、些かもナーヴァスな心情を…

冷たい水曜日

|雑記| |音| 朝、目が覚めた布団の中。空に鉛色の予感がして、 身震いしながらカーテンを手繰ると、きんと冷えた 窓硝子越しに、雪でも降るよな空気が満ちて居た。 恐る恐る蛇口を捻ると、水は小さくしゃりと音を立て、 僅かな戸惑いの後、流れ出る。指先の…

猫馬鹿一代

|若旦那| うっかりすると、猫馬鹿日記となってしまいそな、今日この頃。生後推定四ヶ月と思しきピピンの若旦那は、未だ未だ相棒と呼ぶには遠く、こちらは暫く保護者の立場と云った塩梅であるのだが、今更猫と暮らすのが初めてと云うのでもあるまいに、我なが…

A tone of winter

|音| 冷えた冬の空気を、深く深く、吸い込む。 額の奥の方まで、つんとする。 目を瞑ったまま、少しずつ、息を吐く。I Will Say Goodbyeアーティスト: Bill Evans出版社/メーカー: Ojc発売日: 1996/02/12メディア: CD購入: 13人 クリック: 79回この商品を含…

腹ペコ大将

|若旦那| 拙宅に来て、もうじきひと月。若旦那は随分と大きくなって、いたずらにも知恵がついてきた。しかし、何しろこちらは子猫と暮らすのが十数年ぶりと来て、ようやく暮らしぶりの変化に慣れてきたところ。やれ屑箱は倒すわ、背中に飛びつくわ、肩に乗る…

新しいリズム

|雑記| いつもなら、大晦日と元旦は実家へ戻って過ごすのだが、 この度は自宅に居て、骨壷に納まった爺様と若旦那とで、 水入らずの年越し。しみじみと過ごす、行く年来る年。 主の目を盗んでは、遺影に供えた水を飲む若旦那を、 あっちの爺様は、如何な心持…

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