双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

独逸君

|モノ| |雑記| 件の丸眼鏡であるが、見目同様かけ心地も実に宜しく、 早くも馴染んで、すっかり気に入りとなった次第。 濃淡の在る、程好い濃茶が落ち着いた佇まい。レンズは一見すると真丸だが、横幅に比べて上下が数ミリだけ短くなって居る。全体的に中ぶ…

続・裕福な御婦人のための靴下

|手仕事| 先日ちょろっと途中経過に触れた靴下が仕上がった。 透かし模様たっぷりのレーシィな靴下は、明るい青で。糸はアクリルが少しだけ混じった中細糸、針は0号を使用した。毛糸の靴下ではあるが、全体に透かしが入って居る編地故、これからの季節にも宜…

由無し事

|戯言| ■マッツ・ミケルセンが好きである。 ■マッツ・ミケルセンのことを考えて居る。 ■ゴールデンウィークとやらが肩で風切ってやって来る。大型だ大型だと皆にちやほやされ、どれほど偉いものだか分からぬが、私にとってゴールデンと云ったら、ゴールデンカ…

丸眼鏡と私

|モノ| 数年来愛用して居た眼鏡が、遂に駄目になった。*1 黒縁のボストン型でとても気に入って居り、 安物にしては、随分と長く耐えてくれたのだが、 日頃の扱いの荒さからか。レンズには傷が目立ち、 蔓の部分は度々若旦那に齧られて歯型だらけ。 果ては丁…

裕福な御婦人のための靴下

|手仕事| って書くと何やら『○○のための習作』とか『○○のための協奏曲』みたいだが、 先だって御婦人より依頼を受けた靴下である。先ずは一足、仕上がったぞよ。 ”Winter Garden”と名のついたデザインは、編み込み模様とボーダーとの組み合せが印象的。糸は…

由無し事

|戯言| ■件の裕福な御婦人より、更なる靴下の依頼を受ける。「編めるだけ編んで頂戴。全部買わせて貰うわ」編めるだけ編んでって…。せいぜい四〜五足が限度だろなぁ(笑)。兎にも角にも。裕福な人はお金に糸目を付けぬので、しっかり編んでしっかり代金を頂戴…

若旦那、保険に入る。

|若旦那| 若旦那はすこぶる健康体である。今冬に突発性の軽い膀胱炎を患いはしたものの、概ね健やかな猫である。しかしながら、ウレタンやゴム素材のものを好んで齧っては、しばしば是を飲み込んでしまうと云う悪癖を持ち、そしてその殆どは後日糞と共に排出…

往復切符

|映画| 帰ってテレビをつけたら、BSでかかって居た。*1 今でもピッツバーグって聞くと、この映画が浮かぶ。スケアクロウ [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2010/04/21メディア: DVD購入: 4人 クリック: 22回この商品を含むブログ (5件…

続・茶色い靴下

|手仕事| 前回(◆)の糸が未だ余って居たので、もう一足靴下を編んでみた。*1 中央にダイヤを配し、他はケーブルとガーター編みとで構成。シンプルながらも、全体の模様のバランスが素敵な靴下に仕上がった。履き口は変わりゴム編みで、一寸緩めの作りとなって…

横暴と情緒

|雑記| こないだようやっと咲いたばかりの桜が、 今日にはもう、すっかり葉桜となって居て、 是にはさすが、気の毒なことと想う。 しかし、気の毒なのは桜だけに非ず。 歯医者へ向かう道行きは、晴天ながらも 昨日の春の嵐の名残りで、風が凄まじく、 南風だ…

どうでも良さそうなことがどうでも良くないときもある

|縷々| 例えば。 五千円を一回に使うのと、 五百円を十回使うのと。 結果として使う金額は同じだけれど、 五千円を使うときの方に躊躇が伴うのは、 おかしなものだな、と想う。 冷たい雨が降って、今日も薄寒い。 ざあとくぐもった雨音を聞きながら、 ビスケ…

毛糸・けいと・ケイト

|手仕事| 今季編んだモノたち、総ざらえ。*1 2012年11月 2012年12月 2012年12月 2012年12月 2013年1月 2013年2月 2013年3月 2013年3月 靴下だけは今も編んで居るけれど、心早くも、秋が待ち遠しい。 *1:この他にも、頼まれ物や差し上げ物などの小物類をちょ…

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