続･茶色い靴下

|手仕事|

前回(◆)の糸が未だ余って居たので、もう一足靴下を編んでみた。*1

中央にダイヤを配し、他はケーブルとガーター編みとで構成。シンプルながらも、全体の模様のバランスが素敵な靴下に仕上がった。履き口は変わりゴム編みで、一寸緩めの作りとなって居り、ぴったりしたのが苦手な人には丁度良い。
ところで。竹と金属の接合部に掛かる力が強い所為か、竹製の一号短輪針を既に二本も破壊してしまったので、この度は独Addi社のスチル製20cm輪針(2.5mmで一号相当)を購入し、是を使用。材質の特性故、少々糸が滑り気味ではあるものの、思いの外編み易い作りとなって居るし、何より「いつ折れるか…」と云うストレスの無いのが嬉しいところ。

＋＋＋

【左】ケーブル模様とガーター編み。ガーター編みの存在が地味に効いて居る。是が只の裏メリヤスだったら、随分と印象が変わるものと想う。
【右】中央のダイヤ模様。ここで使われる編み記号”tbl (trough back loop)”の意味がずっと分からずに悶々として居たのだけれど、少し前に是が”ねじり目”を意味するものと判明し、今回は心置きなく取り組むことができた次第。

|本|

今やすっかり馴染みとなったテキスト。

Knit Socks: 17 Classic Patterns for Cozy Feet

今回はこちらより『Diamonds&Cables』を。

*1:しかしながら、この靴下。たまたま、知り合いの裕福な御婦人の目に留まってしまい「何としても譲ってくれ」と･･･。どうやら金銭と引き換えに、他所へ嫁がせることとなりそうである。まぁ、また編めば良いや。