双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

モルダー、あなた疲れてるのよ。

|戯言| ■散髪に行き、前回がいつ頃だったか思い起こせぬ程の久方ぶりに、ベリーショートとなった。ベリーショート、即ち、とても短い。非常に短い。大いに短い。美容師さんは”セシルカット”と云って居られたが、小生の何処をどうしたところで、セシルの微塵…

遠い記憶

|本| ひんやりとした温度と共に伝わってくる、遠い、広い静寂。エストニア紀行―森の苔・庭の木漏れ日・海の葦作者: 梨木香歩出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/09/01メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (21件) を見る こういう光景を確…

餅屋のペットゲート

|モノ| 拙宅の玄関ドアの内側には、猫らがひょいっと飛び出さぬために、プラダンで適当に拵えた飛び出し防止柵が在る。腰の高さ程のプラダンの片側へリングを通し、是をドア枠にねじ込んだヒートンと連結させただけの、極めて簡易な作りなのだけれども、是が…

哀しき頓痴気低気圧

|日々| 昨日はまことに馬鹿みたいな荒天で、 暴風だ暴雨だ、もはや梅雨の時分の降り方になく、 又、こうした天気だと云うと、それがどうしてだかは分からねども、 何やらまるで自分が阿呆と云われたよな、虚仮にされて居るよな、 苛々とした腹立たしい心持ち…

腑に落ちない猫タワー問題

|モノ| ■忍びちゃんことビルボ気に入りの、据え置き型猫タワー(通称・2号)のハンモックが、経年劣化で遂に綻び始め、こいつはどうしたものか...と思案の末、使わなくなったクッションカバーで全体を包んで、それで良しとしたのだけれども、いつも思うのは、今…

六月随想

|日々| 暮れて、明けて、日々が過ぎてゆく。 歯車が噛み合わぬよなぎこちなさや、 ぬかるみに足を取られたよなもどかしさ。 ささやかだけれど味わい深い喜びや、 ふと差し伸べられる小さなやさしさ。 そんな、苦さと仕合せが交互にやって来て、 曇って、晴れ…

番茶と白目と老眼鏡

|戯言| 短くも、市井の喧騒を離れた息抜きから、はたと気付けばもう一週間が経過してしまった。おお、早いこと早いこと。その間、只漫然と無為に過ごして居ったのかと云うと、決してそんなことは無く、忙殺されて能面のよな顔をしたか思えば、矢鱈と暇を持て…

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