双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

失って得るもの

|雑記|


昨年の秋辺りから、小生も人並みに化粧をするよになったのだが、
年齢の所為も大いに在るのだろう。アイシャドウの色がきれいに出ない。
淡い色味やマットなベージュ系が特にそうで、ともすると瞼に溶け込み、
もとい、同化し過ぎて、塗ったのだか塗って居ないのだか分からぬ始末。

まあ何しろ、こちとら五十路である。
透明感なんてものは遥か遠い昔の何処かへ置き忘れて来て、
今やくすみがデフォルト、標準色みたいだもので、
流行のくすみカラーとやらが、むしろしっくりと馴染む、
なんてのは実に皮肉な逆転現象であり、はて。
こいつは良いのやら悪いのやら…。

まぁ、捉え方は人それぞれではあるけれどもさ。
失うものが在れば、代わりに得るものが在る。
そう考えられれば、うん。別に構いやしないか。

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