双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

モヤモヤ調査局

|雑記|


ここ一週間程は、ご近所さん方の間で問題となり始めた、と或る家の「猫多頭飼育崩壊疑惑」の調査を行って居た。調査ったって誰に頼まれたのでもないのだが、崩壊が強く疑われるものをただ傍観して居る訳にもいくまいし、何より、拙宅からは目と鼻の先。お外っ子のお嬢、更には坊ちゃんらにまで何らかの実害が及ぶのも時間の問題か、と云うのが最大の理由である。一先ずは「崩壊疑惑」としたけれども、恐らくは「既に崩壊しつつある状態」と云うのが事実ではないか?と思って居る。
問題の家は、以前にも書いたことがあったろか。拙宅の若旦那の非常にデリケエトな泌尿器を、イリーガルな改造バイクの爆音やら、真夜中の奇声やらで脅かす放蕩バカ息子を筆頭に、平和なご近所一帯に非常識を振り回して迷惑をかけまくる、反ソーシャルな問題一家だ。
この家。兎に角、色々と問題だらけなのだが、確かに以前から猫の数が多かった。不妊去勢手術を受けさせて居らぬのは、見るたびに増えてゆく気がする(笑)猫を見れば明らか。そうして、ここへ来ていよいよ猫問題が、誰の目にも分かる程はっきりと表面化してきたため、意を決して門前払い覚悟でお宅訪問。が、あらら。意外な展開と云うか、わりとすんなり話が聞けたのであったよ。とは云え「この猫たちは皆野良で、ウチで飼って居るのは一匹だけ」(んな訳ねぇだろ!)だの、数やら所有やらの話については甚だ怪しく、しかしながら「何とかしなくてはいけないとは思って居る」「できれば不妊手術を受けさせたい」と云うのは本音混じりに感じられたので(まぁ当然鵜呑みにはできないけれども)、その後は役所に問合わせたり、TNR手術のできそな病院調べたり、チビ猫軍団の身の振り方を考えてやらねば、などなど。先に進める段取りをして居るところである。
あー、でも何かモヤモヤが止まらない(笑)。

園芸覚え書

|庭仕事|


以下、作業日誌など。

【一月十七日】
■つるバラ(及びつる仕立てのバラ)の剪定と誘引

  • トレジャートローヴ(12号)
  • ソンブロイユ(10号)
  • ジョアシン・アネ(10号)
  • ブラッシュ・ノアゼット(10号)
  • ホーム&ガーデン(地植え)

つる仕立てのお嬢さん方の剪定は枝先を詰めたり、枝ぶりを整える程度の弱剪定とし、後は全体のバランスを見ながらワイヤーやトレリスへ誘引。
枝の振り分けや高所作業など、ちいと労力と時間の必要なキャリエールの奥方は後へ作業を残す。


【一月二十日】
オールドローズの仮剪定

  • Mme.ピエール・オジェ(10号)
  • ヴィックス・カプリス(8号)
  • サフラノ(10号)

木立仕立てのお嬢さん方を仮剪定*1。細過ぎたり痛んだりした枝、込み合った部分などを取り除いた後、全体を2/3程に切り詰め、おおまかに樹形を整える。オジェのお嬢さんは木立とつるの間を取って、自然樹形っぽくゆるやかに剪定。
尚、太目の枝の切り口には、腐朽菌の侵入などを防ぐため「キニヌール」を塗布しておく。

これらの冬作業は、風の無いぽかぽかと穏やかな午後の訪れを待ち、
ひょっこり訪れたところで機を逃さず、迅速に取り掛かるべし。

*1:「本剪定」は二月に入ってから、仮剪定を終えた枝の様子を確認し、良い芽の上を選んで行う。

老眼鏡と塞翁が馬

|本| |雑記|


暫くぶりに諸星大二郎の『暗黒神話』を思い出して、いざ読み出したは良かったが、
ううむ、こいつは参ったな…。
何しろサイズが文庫判だもので、活字のルビがぼんやり滲んで読めぬときた。

暗黒神話 (集英社文庫(コミック版))

暗黒神話 (集英社文庫(コミック版))

孔子暗黒伝 (集英社文庫(コミック版))

孔子暗黒伝 (集英社文庫(コミック版))

勿論、買った当時は後の老眼のことなど微塵も頭に無かった訳だが、今更ぼやいたところで仕方が無いので、主に字引き用に使用して居る上下遠近の老眼鏡を、文字通り鼻の中程へ引っ掛け、縁側で繕い物する老婆の様相で黙々と。更に続けて『孔子暗黒伝』を読み終えるも、いやはや。さすがにこのサイズでは、目がしょぼしょぼでしんどかったヨ…(笑)。*1
猛烈に切実に「先生の作品はA5判推奨」としたいものである。


やれ老眼だ、関節痛だ、物忘れだ。
こちらの思惑を他所に、肉体とその機能の衰えは着々と進んでゆく。
それを好き勝手に操ることはできぬし、勿論止めることなどできぬ。
禍福も又、思惑の及ばぬものか。まして互いが転じることも在る。
進むに任せ、観念して受け入れたり、無理を承知で抗ったり。
そんなこんなで、未だに不惑も会得できずに居る体たらくよ。

そろそろ、ちゃんとした老眼鏡を作っても良い頃かしらん。

*1:殆どのコマ割りが四段組であることに加え、描き込みの密度が物凄いので、特にこの頃の作品は全く文庫判向きじゃないと思うのです(笑)。

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