双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

一日遅れ

|猫随想|


アーロン猫神様十三周年、今年は一日遅れと相成り候。
と云うのも金曜土曜と、白目どころかもはや発狂寸前の修羅場が続いて、
店を仕舞う頃には疲れ果てて言葉も出ず、故にそんな荒んだ精神状態のまま、
遺影へ手を合わせてしみじみとする心持ちになど、とてもなれなかったのである。

さてと。アー坊、遅れてしまって御免ね。
今しがた店を仕舞って、ようやっと一息つくことができました。
いつも静かに、そっと見守ってくれて有難う。
何だか色々としんどいばかりに思えるけれど、
くさらずに、図太くしぶとく生きてゆかねば、ね。



写真を撮った後で、供えた晩秋の小菊が去年と同じと気付いた。黄色と赤紫と。

中間報告

|日々|


中間と云うか、いよいよ終盤の佳境に入りつつあるのだけれども、
白目と虚脱を繰り返しながら、何とかかんとか踏ん張って居る次第。
今年の紅葉狂騒は土日旗日にとどまらず、何やら平日にも及び、
疲れ切って気付いたら一日が終わって居た、みたいな感じなものだから、
たまの休日も、只ぼんやりして家に在るよな始末なのであった。
それでもどうにか、来週には散髪へ行く予定を取り付けたので、
少しは気持ちも晴れるかな、と。さっぱりして、リセットしたい。

細々した私事、この雑記帖、シャツの緩んだボタン付け。
やりたいことは在っても、仕事を仕舞うともう余力が残って居らず、
寝支度だけでへたりとなって、ちいとも取り掛かれないし、
筋トレもスピンバイクも一回飛ばしだし、色々と何だか切ない。
あ。でも疲れはその日だけで、一晩寝て翌日は回復して居るので、
何だかんだ云っても、基礎体力だけはちゃんと在るんだな。

さ、明日も金稼ご(笑)。

白目月間突入

|日々|


隣町の美術館へお誘いをいただき、おお!それ行きたかったのよ。
「はい」と返事をしたものの、件の白目月間が我々の予想を覆し、
第一週目から既にハイペースにつきエコエコな塩梅であったため、
日曜の夕刻となった時点で、心身共へたっと疲れてしまう。*1
行きたい気持ちと疲弊との狭間で、うううぅむむぅとなって、
結局は行かぬと云う選択を取った。はぁ、がっかりだ。


でもって、だらーんと風呂上りに『団地のふたり』最終回。
まぁ大方そんなところだろう、とは思って居たけれど、
都合のいい案の定な展開と結末の予定調和っぷりに、
まったくしょうがねえなあと、呆れて茶をすすり、脱力し、
満タンに溜まったガスが、しゅるるーと抜けてゆく。
これはつまり何と云うか、一種のおとぎ話みたいなものだな。
現実の世界も、こんな風に都合よく運べば良いのにな。

さあて。
すっかり空っぽになって一日休息したら、
また新たな一週間を、えいこらと生き抜くのだ。

*1:ただでなくとも白目なのに、今年は役所が余計な企画を乗っけた所為で、手間が一つも二つも増えて有難いどころか、かえって煩わしい始末。元々観光地でない所が欲を出して無理矢理に観光地化すると、結局は穴だらけで収集つかなくなる、と云う悪い見本。

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