双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

北風とワイヤー張り

|庭仕事|


昨晩より、いよいよ湯たんぽ始動。
案の定、猫らも寝台へやって来て、のそり。布団の中へ潜り込む。
一見ほのぼのと思えるかも知れぬが、その実、ぎゅうと両脇を固められ、
満足に身じろぎもできずに窮屈なのが、ちいと困るところ(笑)。

さて。
本日はトレジャートローブのお嬢さんを誘引するための
ワイヤー張り作業を予定して居り、しかしながら
昼過ぎまで強い北風が止まず、後日に延期かしらと思ったものの、
不意に訪れた午後の陽だまりのひとときを狙って、えいっと決行。

トレジャートローブ誘引のためのワイヤー張り

店正面のポーチ軒下へ横一直線にワイヤーを張るため、脚立に上ってよっこらせ。
先ずは全部で八か所ほど、予め等間隔で軽く下穴を穿って、ビニルで白くコーティングされたヨートーをねじ込む。それが終わったら、ガーデンワイヤーをヨートーに一回巻き付けて固定させながら、しっかり引っ張ってピンと張ってゆく。バラ鉢から縦にも二本、ワイヤーを伸ばして是に合流させた。


試しにトレジャー嬢の旺盛な枝を伸ばしてみると、
しなやかな枝先は、もう20cmもすれば軒先へ届きそう。
所々でうっすらと紅葉した、細長の形の葉。
僅かに落葉の気配を見せながら、冬の訪れを待つ。

十二月

|雑記|


長かった秋の狂騒去り、ようやっと息をつく。
ふと雨空を見やれば、既に今年も最後のひと月となって居た。
昨晩はちょっと調子が外れたのか、幾らか喋り過ぎてしまい、
風呂へ浸かりながら、己の軽率さに項垂れて深く反省。
猫たちの艶やかでふわりとやわらかな毛並みに触れ、
二匹の背中合わせに丸まった隙間へ、深く額を落とす。
「いやはや、まったく面目無いことです」
いちいち知ったことか、と云った様子で一瞥されるも、暫しの間、
和毛で覆われた小さな背中へ頭部を預けることを許された。

さてと。
もう、十二月である。

八回目

|猫随想|


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アーロン、八回目の命日。
いつもなら、ほぼ例外無く秋の狂騒にドドドと飲み込まれる格好で
ちいともしみじみできぬのだけれど、今年は一日中冷たい雨が降って居たので
浮ついた紅葉客もさすがに流れては来ず、図らずも落ち着いた命日となった。


Aちゃんが自宅の庭から持って来てくれた供え花は、山茶花に菊に南天
短く切ったのを、足の付いた硝子の鉢へ、こんもりと活けた。

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