|猫随想|
アーロン猫神様十三周年、今年は一日遅れと相成り候。
と云うのも金曜土曜と、白目どころかもはや発狂寸前の修羅場が続いて、
店を仕舞う頃には疲れ果てて言葉も出ず、故にそんな荒んだ精神状態のまま、
遺影へ手を合わせてしみじみとする心持ちになど、とてもなれなかったのである。
さてと。アー坊、遅れてしまって御免ね。
今しがた店を仕舞って、ようやっと一息つくことができました。
いつも静かに、そっと見守ってくれて有難う。
何だか色々としんどいばかりに思えるけれど、
くさらずに、図太くしぶとく生きてゆかねば、ね。
写真を撮った後で、供えた晩秋の小菊が去年と同じと気付いた。黄色と赤紫と。