双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

クマと飲むお茶

|雑記| 先日、部屋に掃除機をかけて居ったとき のことである。つけたままのテレビより 「パディントン」 と聞こえたよな気がした ものだから、掃除機をかけたまま、にゅっと 奥から首だけ突き出した格好で、横目に 画面をちらと覗き見れば、どうやらナビスコ…

GVS

|映画| やっぱりこの人の映画が好きなのだ。 どうしようもなく。 パラノイドパーク [DVD]出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント発売日: 2008/09/26メディア: DVD クリック: 29回この商品を含むブログ (76件) を見るエレファント デラックス版…

春の阿呆

|本| ここより臨む山の頂が白い。聞くところによれば、 積雪凡そ二十五センチ。不穏な色した分厚い雲が 山肌をゆっくり、ぬうと滑るよにして降りて来る。 北からの風は滅法冷たく、辛うじて覗いて居た 空がすっかり是に覆われてしまうと、間も無く 雨を降ら…

香り草入り兎肉シチュー

|本| 春の奴め、油断した途端にすっとぼけやがって。 気温、一桁。寒さに手はかじかみ、肩は強張る。 そんな訳だから、当然客足も遠退き疎らだもので、 頁をめくる時間にだけは事欠かぬ。皮肉なものだが、 抗ってどうにかなる、と云うものでもあるまい。 新…

重力

|映画| しょせん見せ物だけど、 映画は作る側から一体、 何なのだと、せつなく、やるせなく、 つらく、しきりに、ねんごろに 思いあぐね続けてきた 十何年であったのである。*1 神代辰巳特集 『青春の蹉跌』 を観る。ショーケン演じる主人公は、いつも何処か…

北の国から’75

|映画| 日本映画専門CHにて放映中の神代辰巳特集。1975年 『アフリカの光』 を観る。 ショーケンと邦衛の二人連れが、アフリカへ行く!と云う大きな夢だけを持って、或る冬、何処か北国の漁師町へやって来る。ここで一冬過ごして旅費を貯め、やがて春の…

田舎者が食う田舎大福

|雑記| 午後、近所のスーパーへ行く。 会計を済まそうと通り掛かった棚に、見慣れぬ 袋入りの大福を見付けたもので、つい手に取る。 「田舎大福?」 商品名を小さく呟いて、暫し 是をじいと見詰め、豆大福か。或いは、その隣の 草大福かを自分なりに悩んだ末…

畳半分在れば

|手仕事| かれこれ一月程前となるだろか。手仕事周りのための ”ささやかな” 作業場を、店の隅っこへ拵えたのである。 数年前に拵えた作業場*1は、次第次第、Aちゃんの読書スペエスとなって久しかったものだから、是は気前良く彼女に譲る形とし、目鼻の先へ作…

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