双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

小さな明かり

|縷々| ざっと掃除を終わらせて郵便受けを覗きに行くと、 バラ苗を購入している農場から、今年のカタログが届いて居た。 丁寧で誠実な姿勢と仕事ぶりは苗にそのまま映されて、 それはカタログの紙面からも、十分に伝わってくる。 困難のほうに目を向けますと…

こんなの

|音| |日々| 休業に入ってからほぼ一週間が過ぎた。意外と早い。 あと十日も在るので、今日は換気扇。明日は窓。明後日は本棚… と云った風に箇所を絞って、疲れぬよにちまちま進めて居る。午前中は自宅の掃除。 今日は朝から良い天気。風は強いけれど、陽射…

遥々気の遠のく

|日々| これだけ国中が戦々恐々する中へ在って、 どうだ。この辺りの人々の、この緊張感の希薄さは。 マスクも着けずに付近をフラフラするオヤジ。 子連れで買い物帰りの母親らは、超近距離井戸端でガハハ。 更には、県内他市から来たと思しき、暢気過ぎる一…

あれやこれや

|日々| 新型某のあれやこれやで、週明けから休業中なのである。 いつもよか少しゆっくりめに起床し、 いつもよか念入りに猫らのお世話をする。 洗濯機を回し、掃除機をかけて、猫砂をつぎ足し、 店へ降りて珈琲淹れて、トースト焼いて、ニュースを見る。 午…

言葉を使うから愚図になるにゃりよ

|本| |徒然| |猫随想| ハレルヤ作者:和志, 保坂発売日: 2018/07/31メディア: 単行本前エントリに触れた保坂和志の短編集。 表題作でもある『ハレルヤ』は、保坂家に十八年暮らした”花ちゃん”と、その死について書かれた短編である。以前に取り上げた『生きる…

メメント・モリよりもカルぺ・ディエムを

|縷々| 数日前から、また保坂和志の『ハレルヤ』を読んで居る。キャットタワーの箱の中から、花ちゃんの叫んだ「キャウ!」には、 先に旅立ったペチャもジジもチャーちゃんも皆が加わって居て、 それは”生きている”ものと”死んでいる”ものとが共鳴し合った …

再びの501

|モノ| |雑記| 先月のと或る日。 同業者のKさんから電話で「古着、要る?」 Kさんは十数年前まで、自身の店の一階で古着屋も営んで居たのだが 事情が在って古着屋は閉店。その当時の在庫が未だ少し残って居り、 物置の中を片付けたいので、何か欲しいものが…

どさくさの褒美

|雑記| 遂にと云うか、ようやっとと云うか。 県内の全市町村に外出自粛要請が出された。 そうなるとさすがに交通量は減り、午前中から静かなものである。 昨日とは一転。風も無く、ぽかぽかと陽射しが心地良い。 威勢よく枝葉を茂らすバラへ、キトサン&ニー…

君は小宇宙を感じたことがあるか?

|戯言| あんまり暇なので、駐車場の草引きに黙々と没頭して居たら、 突如として脳内に流れ出した、或るメロディ…… え!?どうして? 何故に『永遠ブルー』だ!? 己の中の小宇宙を燃やせば、如何なる凶悪なウイルスをも弾き返せるものなのだろか(笑)。 そも…

四月の光

|日々| 盛りを過ぎた桜の花が、春の薄い光の中へ霞んだよに白んで居る。 小学校の校庭には、学童クラブの子どもたちがボール遊び。人が人らしく生きられることの大切さ。 今まで当たり前だったことが、突然、そうではなくなったとき、 当たり前が、実はちい…

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