双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

|徒然| の検索結果:

言葉を使うから愚図になるにゃりよ

|本| |徒然| |猫随想| ハレルヤ作者:和志, 保坂発売日: 2018/07/31メディア: 単行本前エントリに触れた保坂和志の短編集。 表題作でもある『ハレルヤ』は、保坂家に十八年暮らした”花ちゃん”と、その死について書かれた短編である。以前に取り上げた『生きる歓び』(◆)とは、内容的に繋がって居る部分も多いので、続きのお話とも云えるだろか。*1 『生きる~』で保坂家の一員となった片目の花ちゃんは、本作で十七歳一か月の頃に悪性リンパ腫が見付かり、十日から二週間との余命宣…

年の瀬に書いておきたかったこと

|徒然| 数か月に一度、高速道路を使って三時間もかけて通って下さるNさん。本とコーヒーが大好きで、凛と古風な佇まいに、控え目な物腰の中にもキリリ、芯の強さの感じられる女性。近頃知ったのだけれど、法律関係と云うお仕事柄、身勝手や狡さなど人間の嫌な部分を見ることも多く、そうした中で澱のよな思いが積み重なって疲れてしまうと、(小柄で華奢な体付きからは想像できぬよな格好良いスポーツ車を)ビュンとすっ飛ばして一路、こちらへ伺いたくなるのです、と云う。世の中の理不尽さや、利便性ばかりが求…

2019年のトーキョー

|徒然| アーロン亡き後。若旦那に忍び、そしてお外っ子のお嬢、と猫らの頭数が増えるに伴い、其々に個別の世話が欠かせなくなってからと云うもの、東京へ出掛ける機会はめっきり減ってしまった。商業ビルが入れ替わって居たり、以前在った店が閉店して居るだとかは、別段めずらしいことではないけれど、それにしてもここ十年程の変化はめまぐるしく、久方ぶりに出掛けると云うと、ほんの一年かそこいら見ぬ間に、文字通りがらりと風景が一変して居たり、駅の構内あちこちが工事中で迷路みたいだったり。僅かの間の…

長屋よ、さらば

|徒然| 落雷ごときで身辺慌しく青息吐息のところへ、 はてなの大家さんより届いた、一通の封書。 実に。遂に。 はてな地区再開発に伴う長屋横丁の取り壊しが 正式に決定した旨を知らせる通知であった。 立ち退きへの圧力みたいなものは、ここ数年 じわじわと感じては居たけれど、まさか来春とは。 嗚呼、とうとう来ちまったなぁ。この日が。 店子は希望すれば、新築のはてなマンションへそのまま移れる と云うので、一先ず、がらんどうの部屋の鍵だけは受取ったけれど、 当然ながらピンとこないと云うか…

想いの伝わって来る売り場

|徒然| 仕事が一段落した遅い午後。鉢植え用の鹿沼土が無くなってしまい、ちょっくら馴染みのホームセンターへ出掛けた。表の会計所でささっと用を済ました後、剣菱用のおやつを切らして居たのを思い出し、折角来たついでに店内の猫用品の棚へ向かったところ、うわ〜!!っと驚いた。こないだ来たのは、確か二週間ばかり前だったのだけれど、あれまあ。すっかり様変わりして居たのである。先ずは、何と云ってもドライフードの種類の充実ぶり*1。 以前はおやつ類、ドライフード、ウェットフードが全て一緒になっ…

お金が在ったら

|徒然| ふと、想う。もし大きなお金が在ったら、自分はどうするだろか。 元来、商いで大きく儲けたいだとか、その手の野望だとかには全く興味が無い。それどころか、むしろ小さく小さく。お金は暮らしに困らぬ程度さえ在れば、それで良いじゃないか、と考えて居るくらいである。 少し前に、世間で云うところの、所謂”勝ち組” ”成功者”と呼ばれるよな人と、そのお取り巻きの人たちに接する機会が在った。未だお若い成功者の人は、一見すると人当たりの良い風だが、何処か腹の底の見えぬ感じのする人で、コン…

余白を頂戴

|徒然| |映画| 先頃発売の『暮しの手帖』に、最近の映画の予告編は、殆ど映画本編のダイジェスト版と化し、観る前から内容が過剰に説明されてしまって居る、と嘆くコラムを読んだ。今の若い人たちは”確実”に泣けるだとか感動できるだとかの”保証”が無ければ、本も買わず、映画も観ないので、配給会社の側も集客のため、そう云う実も蓋も無い予告編を拵えざるを得ないのだろうが、映画を観る人や作り手に対して、実に失礼ではないか、と。映画の予告編と云うのは、物語を凝縮した詩のようで在るべきで、イメ…

小屋とマイライフ

|徒然| 小屋を建てよう、と想う。 いや何、唐突に思い立ったのでは無い。かれこれ六年越しの計画を、ようやっと重腰を上げて実行に移す気になったのである。少し前に「自分の人生を生きて居ない」と投げかけられたことをきっかけに、その言葉の意味、自らの生き方などへ様々の考えを巡らせるうちに、心の奥底へ眠って居た小屋の存在が、ふっと浮き上がってきた訳なのだけれども、周りを見渡すと、少なくとも月に一度は東京へ観劇に出掛け、都会の空気を存分に吸って帰って来るのが生き甲斐の人。折り合いの悪かっ…

三つ子の魂

|電視| |徒然| テレビ東京が上手いこと『アオイホノオ』をドラマ化してくれた*1ので、金曜の夜が待ち遠しい今日この頃なのである。この島本和彦が自身の学生時代を描いた半自伝的作品には、実名の人物や漫画、アニメ作品が数多く登場するため、世代的に近かったり、或いは世代が異なっても、同じよな作品を観たり読んだりして育った人なら、それらが実写でもって再現されると云うのは、やっぱり感慨深いのじゃないかしら。 主人公の燃が心酔するアニメーター・金田伊功についても、第二話の中で『サイボーグ…

サッカーの在り処

|蹴球| |徒然| 本日付の読売新聞は解説面に、文化人類学者の今福龍太氏が『ブラジル神話ここから』と題し、ドイツの優勝で幕を閉じたW杯への感想を寄せて居た。主にラテンアメリカの文化人類学を専門とする氏が、長年に渡ってブラジルサッカーに熱狂してきた所以は「偶然性・即興性をサッカーの本質として尊重」又「勝敗原理をどこかで相対化し、瞬間瞬間のプレーの美しさ」にかけ「戦術を引き受けつつ、好機を見てそこから逸脱する」ところにあるのだと語り、学者として、一蹴球愛好家としての目から見た考察…

服と私とアメリカ好き

|モノ| |徒然| 『クウネル』五月号の特集”服と私”に「岡尾美代子の憧れおしゃれ」と「高橋ヨーコの図鑑」。前者を度々こうした場へ見掛けるのに比べて、後者は本職以外で見掛けることが殆ど無いよに想うので、その人となりを、モノと本人の言葉から知ることのできる機会と云うのは、なかなか興味深かった訳だけれども、ヨーコ氏とは実に共通項の多々あるのと、己のアメリカ好きを改めて自覚させられたのとで、ちょっぴり嬉しくなってしまった。ku:nel (クウネル) 2014年 05月号 [雑誌]出…

小さい家たち

|暮らし| |徒然| 以前に観たワールド・ニュースか何かの特集に、米国で”Down sizing”の流れが生まれて居る、と云うものが在った。 現代米国における拝金主義や、大量生産大量消費へ疑問を抱く心善き人々が、身の丈に合った小さな暮しを求め、各々実践し始めて居るのらしい。僅かではあるが、スーパーチェーンのよな企業の中にも、小規模店舗の展開を始める良心的な企業が出て来て、其処では商品数が絞られ、牛乳やトイレットペーパーと云った食料品・日用品も、米国お得意の大容量や大パックでは…

|徒然| |忍び| 昨晩、ひどくどきりとさせられる出来事が在った。厠箱で用を足し終えたチビが、ふと一瞬の間を置いて、箱の縁で前足を拭く仕草をし、更に箱から出た後、下に敷いた新聞紙を後足でトントントン、と軽く蹴ったのだ。不意にわっと込み上げるのを堪えることが出来なかった。何故ならそれは、亡き爺さんが用を足した後でいつも欠かさずに居た仕草そのもの、だったのである。嗚呼、この子は。この子は、やっぱり爺さんの生まれ変わりなのかも知れない・・・。 チビを側溝の中から救い上げて以来ずっと…

風穴

|徒然| |忍び| 「あんなに小さいものなのに、その破壊力の大きさったら凄いな。」 Aちゃんが、気の抜けたよな口ぶりで云った。 「だってさ、あのチビと接してしまった後では、ピピンを見る目が違ってしまうんだよね。いつもみたいに抱っこしても、やけにずしっと重い気がしたり、いつまでも子猫っぷりが抜けないよなぁ、なんて思って居たのに、何だか急に大人の猫に見えてきちゃって。今までそんなこと感じたりしなかったし、ピピンはいつもと何も変わらない筈なのに、そんな風に感じてしまう自分に、正直戸…

翌日

|徒然| |忍び| 昨夜の降って沸いた救出劇(→◆)から一夜が明け、若旦那に朝餉を出してから、恐る恐る子猫の様子を見に行くと、業務用アイスクリームの空き容器で拵えた厠へ、一塊の排尿を確認。小皿の餌もしっかりと無くなって居た。あったかな寝床を得、腹も満たされて安堵したのか。相変わらず声は枯れて居るものの、昨晩と比べると少し落ち着いた風である。出勤して来たAちゃんに経緯を話すと「うーん、確かに是はちょっと劇的だよねぇ」と、亡き爺さんに似た子猫の額ををしみじみと撫でた。母は元来、猫…

お洒落雑誌考

|本| |徒然| POPEYE (ポパイ) 2012年 07月号 [雑誌]出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2012/06/08メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (7件) を見るPOPEYE (ポパイ) 2012年 09月号 [雑誌]出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2012/08/10メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (3件) を見る 『POPEYE』がリニューアルした、と云う話を遅まき…

モノの背景

|モノ| |徒然| 嗚呼、こんなにわくわくとした、素敵な心持ちは幾年ぶりだろか。余程に愉しみなのか(→◆)、昨晩には、無事届けられた緑の新車に早速跨って『Feelin' Groovie』なんて口ずさみながら、まったくご機嫌にペダルを漕いで居ったところ、突然後方からやって来たパトカーに止められて「君。免許証を見せなさい」「へ??」「へ?じゃない。”自転車”の運転免許証だよ。まさか持って居ないのか?署まで来て貰う」と云った具合に、無理矢理パトカーへ押し込められて強制連行・・・・・…

アランセーターを想う

|電視| |徒然| NHK-BSプレミアム『旅のチカラ』は、糸井重里がアラン諸島に編み物を訪ねる旅を観る*1。昨年のANA機内誌十一月号で、アラン諸島とセーターについて特集が組まれて居たのだけれども、其処で見掛けた人びとを再び見付けて、何だか嬉しくなった。 *アランセーターについては、以前のエントリ(→◆)に書いたものが在るので、ほんの少々で恐縮だが参考になればと想う。 かつて島の一大産業であった手編みのアランセーターは、最盛期には百人を超える編み手に支えられたものの、世界経…

紙とペン

|徒然| 言葉を、文章を大切に扱う人のブログと云うものには、不思議と共通する匂い、手触りが在る。勿論、其々の個性が在り、其々の形が在るのだけれど、はっと心を惹きつける共通の要素が、ひっそり、控えめに漂って居たりする。電脳世界に在っても、紙の上へ肉筆で書かれたよな雰囲気を持って居る。私は、そうした人たちの書くものが好きだ。誰かの受け売りであったり、誰かの模倣であったりせず、その人の言葉で、心根で書かれる文章。添えられる写真。そんなブログでは、例えばそれが「今日○○を食べた」と云…

縁は異なもの

|徒然| |若旦那| 師走の身の上に青天の霹靂。急転直下。寝耳に水…は、ちと違うか。兎にも角にも。結論から申し上げると、本日拙宅に、みなしごのチビ猫がやって来たのである。我が最愛の爺猫が彼岸へと旅立ってから、未だひと月も経たぬと云うのに、何故唐突に斯様な運びとなったのか。それが実に不可思議と云うのか、必然の偶然がもたらしたよな話なのである。 そもそもの事の発端は、二週間ほど前。Mさんと云うお宅の裏手で、母猫を失った野良の子猫三匹が身を寄せ合って居たのを、Mさんの奥さんが見付け…

女は女である

|徒然| 少し前のことだ。或る若い女性からシャツの着方について、こんな風に云われた。 「普通はそんなに開けて着ると、何だか嫌らしく見えますけど、ホビさんはそうじゃないですよね。どうしてでしょうね。羨ましいです。」 シャツを着るときは大抵、釦を上から三つ外して着る。勿論、シャツの下にはもう一枚、襟ぐりの広いのを着て居る。単に首が短いのと、窮屈なのを嫌ってのことなのであって、どうしてでしょうね。と訊かれても、要は色気が足らぬだけのことでしょう。と答えるしか無いのだが、見目からして…

私が子供だった頃

|徒然| |電視| 昨日の朝刊にて、出崎統氏の訃報を知る。 享年六十七。 あしたのジョー2 劇場版〈ニュープリント版〉 [DVD]出版社/メーカー: 日本コロムビア発売日: 2003/03/21メディア: DVD クリック: 6回この商品を含むブログ (19件) を見る その夜、『劇場版・あしたのジョー2』 など観ながら、ふと想う。 出崎氏の近年の仕事については、残念ながら殆ど存じ上げないし、その他の事柄についても、決して詳しく知る訳では無いのだけれど、主に私が子供時代を過ご…

小屋守

|徒然| YさんとTさんから其々に小包が届いた。 箱の中には甘い焼き菓子。届いた日も、送って下さった品物も違っては居たけれど*1、「ホビさんも、ほっと一息どうぞ。」 と云うお二人のお心遣いは、さながら心の支援物資みたいで、しみじみと心から有難く、お茶の時間を待って、ほっと穏やかな心持ちでお菓子を頂いた。こんなひとときが在って、私は人らしく在れるのだなぁ、と。お二人の心のこもった小包は、それを改めて気付かせてくれた。うん。だから、私は珈琲を淹れ続けよう。 そんな折。いらしたお客…

終いの一日

|徒然| 本日が仕事納め。時折霙を含んだ雨は 朝から続いて居て、足元が温まらない。 ひとつ山の向こうは、恐らく雪なのだろ。 重たく白くけぶった姿。寒々しい。 今年最後の店内を、そっと見渡すと、 昨日には仕事を納めたと思しき人々が、 其々の安堵の顔をして過ごして居る。 日々の煩いを背負ってドアを開けても、 ここで過ごす僅かな間だけは、何処かへ 忘れ置いて、心穏やかに在って欲しい。 確かに、続けることの厳しさは年毎に増し、 先の見えぬ不安やら世知辛さに足掻き、 折角掌に掴んだ筈の…

性(さが)と云うもの

|徒然| 厄介事と云うのは、しばしば。誰かが憎まれ役となることで、案外あっさりと事態の収まるものである。 勿論、引き受けた者にとって、それは本意ではないし、できれば深く関わらずに済ませたい、とは思う。しかしながら、一旦首を突っ込んでしまえば、黙って見て居ることもできず、次第に苛々となってきて、ええい!これ以上見てられん!と。そんなところかも知れない。 いつだったか。三つ下の従姉妹が家出を決行したとき、それを焚き付けたのが私であると、不本意ながら誤解されたことが在った。家出の原…

沈黙

|徒然| 本日付の新聞にて、曽野綾子氏の 語りの中へ、次のよな一文を見付けた。 沈黙に耐えられない人間というのはろくなことがない。第一、自分を深く考える時間がない。話すことは、会話の中で相手を見たり、自分の位置を決めたりすること。沈黙は誰と比較するものでもなく、自分はどうなるのか、どうするのかを考える。他人の静寂も侵さない。*1 饒舌であることだけが、全てではない。 沈黙を知ることでしか、解らぬことが在る。 そして、もしも。 沈黙が、文字通り沈黙の中だけではなく、 言葉の中に…

ボートの三人三十路

|徒然| 遠方より休暇の途上にある客人を、先週 数年ぶりに迎え、短いながらも語らう機会 に恵まれた。客人、Aちゃん、そして私も。 互いに歳が近く、其々の身内に病人や介護を 抱えて居ることなども共通して居る。その中での 自分自身の在り方。家族。仕事。暮らし向き。 様々な変化と心模様。恐らく”機” と云うのは、 その人に必要なときに。必要だから訪れるもので、 それを回避することは、決してできないんだね。 腹の括り方も、吹っ切り方も、折り合いのつけ方も、 すぐには身に付かない。一見…

最後の通信簿

|徒然| 数日前、id:hebakudanさんが亡くなられたことを知り、只ぼんやりと途方に暮れて居る。途方に暮れながら、それをどう受け止めるべきか分からなくて、仕様も無い事件簿なんかに、だらだらと時間を割いて居た。患って居た病が悪化して入院されると書いてらして、けれども暫しのお休みの後には、またいつもの歯に衣着せぬ、小気味良い屁爆弾節を読めるものとばかり想って居た。想って居たのだ。 屁爆弾さんの名前を初めてお見掛けしたのは、昨年。確か馴染みのゲンノさんの所であったと記憶して居…

分類不能

|徒然| |映画| 先日、散歩の途中で書店へ立寄って感じたのだけれど、雑誌が売れぬ売れぬと嘆かれる昨今であっても、相も変わらず女性ファッション誌ばかりは、お盛んと見える。事実売れて居るのかどうかはこの際別として、廃刊したものが在るかと想えば、そのちょいと見ぬ間に新たなものが出て居る、と云った具合に、何やら必死の形相なのだ。 ハイソな淑女が対象の老舗誌。表紙も目にちかちかと煩いギャル向け誌。一体アナタ、給金幾ら貰って居るのヨ!と想わず問いたい、ファッション・ヴィクティムな方々向…

Another cup of coffee

|徒然| 珈琲の話をも少しだけ。 私を含め、凡そ三十〜四十代辺りのカフェ店主と云うのは、喫茶業界の中では若い部類に入るかと思う。また、この年代の店主の店と云うと、洒落た家具や照明器具がしつらえてあったり、作家物の器で揃えてあったり、意識的に古い建屋などを選んでリノベイトし、自家焙煎の珈琲や自家製のパンを出して居たりして、店主の趣向や想い入れが色濃く反映され、客層も比較的似通った店が多い風に想うのだけれども、一方、所謂地方の田舎町に在るこの店がどうであるかと云えば、全く恥ずかし…

<