双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

七月雑感

|雑記| 暑過ぎて人が出て来ぬ、と云う謎の現象に当惑するまま七月を終え。 夏ですよ。夏だってのに。当てが外れるとは全くこの通りで、 どうしたものだか。頭も痛いが胃袋もしくしくである。 その他にも、お嬢の腎臓云々だの、叔母宅の相続問題だのと、 不測…

夏の御挨拶

|雑記| 暑中お見舞い申し上げます。 年毎に益々薄れるばかりの季節の移ろい、風情。 人の世の様相に連れて、こうしたものまでが極端になってゆく。 ものすごい速度で、形あるものも無いものも、色んなものが壊れてゆく。 嗚呼。まったく、何でもかんでも。 …

さびしい夏

|縷々| 父方のT叔父が亡くなった。 十年前に大腸癌の手術をして、その三年後に今度は肝臓に癌が見付かって、 数年の余命を告げられながらも、憎まれっ子何とやらを地でゆく格好で、 何だかんだ、余命よりもずっと長く生きて、そして逝った。父の男兄弟の中で…

その日は突然に訪れる

|猫随想| 実は現在、お外っ子であるお嬢の腎臓の具合が宜しくない。先月の末、お嬢が軽い脱水状態であることに気づき、そう云えばここのところ寝そべって居ることが多く、何だかおとなしいな。と感じることはあったものの、大方この梅雨とは思えぬ暑さの所為…

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