双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

家事と買出し

|日々| 気持ち良く寝床を出れば、何と云う家事日和だろ。 早速に窓を開け放って、からりと晴れた空気を通す。 雑巾絞って床拭き、窓拭き。シーツを放り込んだ 洗濯機を回す間に、トイレや風呂場など。水周りの 掃除を隅々まで済ますと、清々と風通し宜しく、…

ホームセンターの女

|雑記| 「この間、ホビちゃんが○○の辺りに居るの見たよ」 ここ数ヶ月の間に、四五人の口から同じ言葉を聞く。 ちなみに○○と云うのは、ホームセンターの名である。 それ程頻繁に訪れては居ないのだが、こう続けて 目撃情報が寄せられるものだから、人々の間で…

定点観測 四月

|定点観測| さめざめ小雨。 来月の今日は、穏やかな晴れだろか。 黄緑のポンポンと薄紫の小菊を供える。

白黒写真

|写眞館| |雑記| 或る日、何とは無しに若旦那の写真を見て居たら、何故だか色付きばかりで、白黒の写真の殆ど無いことに気付いた。爺様が白黒だったから若旦那は色付き、と云う程度の。別段意図もせぬままに写して居たのだろうが、妙なものだなと想う。どれ…

ちくり

|音| |猫随想| 風呂の沸くのを待つ間、洗濯物を畳む。 鍵盤からこぼれた音。水面を波紋のよに広がってゆく。 やわらかな、揺らぎ。雨。少しの翳りと、静かと。Feltアーティスト: Nils Frahm出版社/メーカー: Erased Tapes Records発売日: 2011/10/11メディア…

ものぐさの帳尻合わせ

|日々| 春の奴め。 今頃になって、ようやく重い腰を上げたと見え、 桜に木蓮に辛夷、其処へ終いの頃の梅まで、 全て一緒くたにして咲かせて、 無理矢理の帳尻を合わせる魂胆らしい。 まったく、ものぐさなことだよ。 など独り胸の内へぼやきながら、 小皿の…

煩い

|縷々| 午後から予報通りの雨。螺子のひとつが緩んだよな、 当てにして居た僅かのマッチが全て湿気て居たよな、 居心地の悪い水曜。かかって来た電話はどれも、 不躾な勧誘であったり。的外れな問い合わせであったり。 鈍い心持ちのまま淹れたお茶は、煩いに…

猫と人

|猫随想| |本| 再び女たちよ! (新潮文庫)作者: 伊丹十三出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/06/26メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (25件) を見る先日のエントリ(→■)の冒頭で触れたのが、この伊丹氏の名エッセイ『再び女たちよ…

猫の命名

|猫随想| |若旦那| The Naming of Cats is a difficult matter It isn't just one of your holiday games 猫に名前を付けるのは 難しい事柄です それはとても 休みの日の片手間仕事というようなものじゃない T.S.エリオット 私はこの詩の一節を伊丹十三氏の…

散髪と春

|散策| |写眞館| 散髪へ行く。 水玉のシャツに、裏の付いて居ないコートを羽織る。 ようやく方々梅が満開。そう云えば『梅は咲いたか 桜は未だか』『桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿』など、梅と桜を比べる云いまわしは幾つか在るけれど、どうも桜に分が在るよな気…

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