双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

由無し事

|戯言| ■もう終いとなった七月の暦へ「気が利きすぎて間が抜ける」と云う諺が添えられて居たことに、今日気付く。何故、是なのか?*1 ■先日『BANANA FISH』を読み返しながら改めて想ったのだが、初めの頃の大友克洋チックな絵柄(個人的には好きだけど)のまま…

長編黙々独り読書会

|本| 今週の休みも家に居て、特にすべきことも無いと云うので、 楽々高座椅子に沈みながら、数年ぶりに『BANANA FISH』全巻連読。 そして案の定、最終話と後日談とで泣かされるのであった。 Banana fish (1) (別コミフラワーコミックス)作者: 吉田秋生出版社…

黒の叫び

|戯言| 今日も又、忙殺されて心身ともに疲れ果て。 品川ナンバーのドイツ車娘どもの不躾に、 勘違い田舎カップルどもの無知に、 泣き叫ぶ赤子連れの友達母娘の横暴に、 只ひたすら耐え、ぐっと堪えて心の中で中指立てる。 Soundgarden - Black Hole Sunそん…

季節彷徨

|日々| 日中は、晴れなのだか曇りなのだか はっきりしない空模様が続いて、 夕刻近くとなると、決まって雨が降り出す。 こんな調子の日々が、暫く続いて居る。 おびただしい羽蟻の群れにうんざりとし、 蜘蛛の巣の微かに揺れるのを、只 何とは無しに、ぼんや…

サッカーの在り処

|蹴球| |徒然| 本日付の読売新聞は解説面に、文化人類学者の今福龍太氏が『ブラジル神話ここから』と題し、ドイツの優勝で幕を閉じたW杯への感想を寄せて居た。主にラテンアメリカの文化人類学を専門とする氏が、長年に渡ってブラジルサッカーに熱狂してきた…

由無し事

|戯言| |蹴球| ■『クラウド・アトラス』のベン・ウィショーを観ながら、やっぱり”本物”は違うな、と想った。 ■NBCドラマ『ハンニバル』シーズン1をお借りし、連日満喫中。ミケルセン氏のレクター博士は素敵なお洒落さんなので、料理の腕前と共に、毎回のお召し…

Hà Nội Blues

|音| 今頃の季節になると聴きたくなる。 Kim Sinh - Khuc Tah Tinh Ha Tinh嗚呼、是はやっぱりブルースだ...。 +++随分と前にNHKで放送された、ゴンチチの『世界音楽遺産』と云う番組を観て、この人を知った。放送に気付くのが遅かったため、観ることがで…

夏の味

|日々| 昨日に小豆島の素麺、本日は朝採りの平豆の到来物。 今時分の食事は何かと思案の為所であるので 丁度宜しく、素麺に平豆の天麩羅で昼餉とした。 素麺のつゆと云うと、我が家では胡麻だれなのだが、 是は亡くなった父方の祖母の慣わしである。 父は元…

写真機練習帖

|雑記| |モノ| 新しいデジタル小型写真機を買い求め、あれこれと塩梅を探って居る。 X20の方がGX200よりもずっと良いのか、と云うと必ずしもそうじゃない。 人と同じで写真機にも又、其々の得手不得手が在る。 何事も一長一短。そんな風に心得て、のんびり付…

小獣たちの居るところ

|モノ| 毛皮を着た生き物である犬猫と暮らせば、当然抜け毛がつきものである。中には部屋は毛だらけ、車の座席や自らの衣服も常に毛だらけ、でも全く平気。なんて奇特な人もしばしば居たりするものだが、大概の人は念入りに掃除機をかけたり、まめに”コロコ…

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