双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

由無し事

|戯言| |蹴球|


■『クラウド・アトラス』のベン・ウィショーを観ながら、やっぱり”本物”は違うな、と想った。


NBCドラマ『ハンニバル』シーズン1をお借りし、連日満喫中。ミケルセン氏のレクター博士は素敵なお洒落さんなので、料理の腕前と共に、毎回のお召し物も愉しみなのだが、片やヒュー・ダンシー演じるところの、アスペルガーなグレアム君*1の服装ってのが、博士とは実に対照的で、何と云うか、いつも同じなのである。決して”同じのを着て居る”のでは無く、正確には”同じよなのばかりを着て居る”ので、傍目にはそう見えるのである*2。同じよなチェックのシャツかワークシャツ(ペンドルトン?)に、同じよなダークカラーのズボン、くたくたのフィールドジャケットと云う具合で、何れも見事なまでに地味色一辺倒。ちょっくらグレアム宅へ忍び込んだ博士が、ちょっくら箪笥の引き出し覗いたら、案の定、同じTシャツと同じ靴下ばかりがズラっと、しかも几帳面に畳まれて入って居て、博士はどうだったか知らんけれど、私はちょっくらきゅんとした(笑)。


■冗談で云って居たら本当にそうなってしまった、亜爾然丁 VS 独逸の決勝カード。
しかしまぁ、独逸ったらああ云うことするかね。可愛気の無さったらさすがだよ。伯剌西爾の戦意喪失っぷりったら、もう見て居られなかったよ。是はもう、亜爾然丁にガツンとやって欲しいけれども、かえってコテンパンにされそな気がして、怖い...。

*1:ちなみにグレアムの趣味は釣りと、拾ってきた捨て犬の面倒見です。

*2:でも是って、或る意味で理想的だよなぁ、とも想う。

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