2014-01-01から1年間の記事一覧
|日々| 母方の祖父の墓参りと年越しの支度を済ませ、 今年最後の珈琲を飲みに、電車に乗って隣町へ。 相変わらず商店街は寂れて人も疎ら、 街全体、年の瀬の空気も薄いけれど、 年末年始と商いを休む店が在る一方で、 和菓子屋、花屋、酒屋にクリーニング屋…
|日々| 夕刻に散髪の予定を入れてあったので、 昼前に隣町まで出掛けて、季節の線香を買い、 いつもの店で珈琲でも...などと考えるも、 午前中から強い雨の止む気配は無く、 諦めて、家事で時間を埋めることとする。 風呂場と厠の水周りは念入りに、 ついで…
|雑記| |猫随想| 昨日の剣菱捕獲が断念せざるを得ぬ結果となり、早く何とかせねば、と焦っていたのであろう。 夕刻近くに現れた剣菱を、今度こそと躍起になるも、そんな具合だから苛々があちらさんにも伝わるのか。当然上手くゆく筈も無い。まして若旦那をお…
|雑記| |猫随想| ■用意周到に進めて居た”剣菱年内捕獲計画”を、本日いよいよ決行。数日前には赤ひげ先生の所へ連絡し、不妊手術の予約済み。捕獲の段取りも準備も万端にして挑んだのである...が。あえなく撃沈。段ボールハウスの中へ豪華な山盛りの餌を仕込…
|映画| 映画『ホビット 決戦のゆくえ』本予告 何だかんだと年の瀬も押し迫り、あれもこれも片付けねばならぬ中、無理矢理に都合をつけて観に行って来た。一昨年、緑溢れる平和な村で話の幕の開いたのが、早いものでもう最終章。感慨深いものである。話が進む…
|雑記| 日々は滞り無く進み、そうやって いよいよ師走も半ばとなった。 何処かで時間が止まることも、 天地がひっくり返ることも無く、 只、淡々と一日一日が過ぎてゆく。 一日の長さは、いつだって同じ筈だのに、 それが感覚として短く感じられるのは、 何…
|戯言| ■気付けば暦は師走の只中。ここ暫くは若旦那のお小水関係だの通院だの、剣菱の世話だの篭絡計画だの...と殆ど不可抗力から猫にかまける一方で、長引く己の咳風邪すら後回しであったのだが、本日ようやっと、麦門冬湯を五日分買い求めるも、やらねばな…
|若旦那| |忍び| 若旦那の入院以来、二匹は何処かしら体の一部をくっ付けるよにして、一緒の場所に居ることが多くなった。しかしながら、所謂”べったり”とは違う。気が付いたら、いつの間にか傍に寄って、控えめにくっ付いて居ると云った塩梅で、大抵は若旦…
|若旦那| ■一日(月) 早朝の厠Aにて、若旦那が遂に”大玉”と呼んで差し支えないであろう、お小水の塊を拵えた。嗚呼、良かった!正確には”限り無く大玉に近い中玉”なのであるけれども、もうこの際、大でも中でも透明でもブルーでもどっちでも宜しい。兎に角、…
|若旦那| ■二十七日(木) 退院時に「是で大体は尿が出るよになる」と云われて帰って来たが、出るには出るものの、猫砂にほんの小さなシミができる程度。こんな塩梅では、とても出て居るとは云い難いので、夕刻にお医者へ。触診とエコーによると、膀胱内に尿は…
|若旦那| 日曜の晩の緊急入院から、一夜明けた月曜日。母方の祖父の十三回忌法要で午前中から忙しく、会食を終えてようやっと帰宅したのが夕刻前。ずっと気が気で無かった。夜七時過ぎに祝日で休診のお医者へ。ケージの並んだ入院室へ通されると、カラーを首…
|若旦那| 満ち足りたご褒美の日曜日を終えて店を仕舞い、帰宅して暫し。厠へ向かった若旦那の様子が、どうもおかしい。五分おきに厠と茶の間を行ったり来たりして居る。もしや...と厠の砂を確認すると、かき寄せられた砂が山になって居るだけで、何も無い。…
|日々| アーロンが旅立ってから、早いもので三年。 ここ暫くずっと気忙しくて、くるくると目まぐるしくて、 このまま続いたら、ぎゅうぎゅうになってしまうなぁ。 だけれど、今年も、この日。 Tさん夫妻が遠方より訪ねて下さった。 久しぶりだから久しぶりの…
|猫随想| ■十一月某日 洗濯物を干して居たら、お隣の奥さんが箒で剣菱を塀の上から追っ払って居たので、挨拶がてら「この野良、どこから来るんでしょうねぇ」などと、それとなく探りを入れてみる。お隣ではここ二・三ヶ月程に姿を見掛けるよになり、しかし奥…
|雑記| 停滞気味の心身を、散髪で少しなりともさっぱりと。 身支度して、昼の頃に家を出て、 途中から神社の在る森の方へ道を折れて、 早足ですたこら歩く。兎に角、すたこらと。 早足の理由は、時間が無かったから、である。 森の中の細道は車も人も居ない…
|縷々| ここ最近、色々なことがいっぺんにやって来て、 あれもこれもで、何やらいっぱいいっぱいである。 ひとつずつ順に片付けられれば良いのだけれど、 先の見通しの立たぬ事柄も在ったり、 考えがまとまらずにごちゃごちゃだったり。 何とか動きたいのに…
|手仕事| ほ〇日『Miknits』の”ニッターズバッグ”(◆)が大変に格好良いのだけれど、案の定、結構なお値段なので、ならばまた性懲りも無く自分で作りましょ、と。 自分で勝手に『Miknits』第二弾(?)は、その名も”MAD KNITTER'S BAG”なのじゃ。 使用したのは扱…
|猫随想| 件のへんてこ模様の黒白野良(以下”剣菱”)であるが、 ここ二週間程の間、店の裏手に日参して来て居る。 初めのうちこそ、細道を隔てた隣家の塀の上で 香箱なんぞ組み、こちらの様子を覗って居たのが、 我々の”ゆっくりまばたき”*1にも、同じく ”ゆっ…
|手仕事| 編みエンジンが始動してきたところで、もひとつ編んでみた。お帽子だヨ。 今回編んだのは、Kate Daviesさんの『sheep heid』 このニッターさんのデザインでは、以前にもやはりフェアアイルの帽子を幾つか、Ravelryで購入したパターンから編んで居る…
|戯言| ■忍びちゃんの頭部に鼻先を寄せたら、昔のぬりえ帳みたいな匂いがした。若旦那のはバタートーストみたいな匂いだった。 ■夕刻近くに姿を見せる、例のへんてこ柄の黒白猫。最初はチビ雌猫だと想って居たのだが、徐々に距離を詰められるよになって来た…
|本| 三國氏の新刊が、ようやっと出ますぞ。アラン、ロンドン、フェアアイル 編みもの修学旅行作者:三國 万里子発売日: 2014/11/08メディア: 単行本(ソフトカバー) 今回はいつもとちょいと違って、編み物紀行の趣きなのかしら。 ”修学旅行”ってのも良いね…
|音| Molly Drakeアーティスト: Molly Drake出版社/メーカー: Squirrel Thing発売日: 2013/11/12メディア: CDこの商品を含むブログを見る 鉛色の空と、秋の冷たい雨の一日。 ネルの分厚いシャツとコーデュロイのズボン。 落花生をつまみながら、ミルクティを…
|縷々| 不思議な夢を見た。 或る日、街場へ下りるのに団地の中の道を自転車で走って居ると、公園の角を曲がった先、かつて歯医者だった建物に養生幕が掛けられて、改築工事らしきが始まって居た。ここへは私も通ったのだけれど、随分前に先生自身が病に倒れ…
|猫随想| 轟々の嵐の只中に居て寝付かれず、 あの小さな、へんてこ模様の、 黒白猫のことを考えて居た。 あいつ。 何処に居るのか知らないけれど、 この凄まじい雨風で、無事に居るだろか。 身を潜めて、じっと耐えて居るのだろか。 夜具に潜り込んだ傍らの…
|戯言| ■NHK『ドキュメント72時間』が気に入りの番組である。先日の放送は、知って居る人は知って居る浅草の喫茶店”ロッジ赤石”の濃過ぎる三日間だったのだが、一夜明けた本日は、まさに当店が赤石状態(笑)。 定年退職後に毎日10キロ近く歩いて居ると云う愉…
|手仕事| |若旦那| |忍び| 何だか手持ち無沙汰だったので、首輪に襟などくっつけたのを拵えてみた。 拙宅の猫どもは揃って男子だもので、せいぜいこの程度が精一杯である。 以下、ホビ家の男子倶楽部。 【会長】些か納得のゆかぬ風の若旦那。いやいや、男前…
|電視| 金曜日の夜『ニッポン戦後サブカルチャー史』を観た後で、ついテレ東にチャンネルを合わせてしまい、暫くしてから「あ。『アオイホノオ』先週で終わったんだ。」 最終回は、撃沈した焔クンが何だかんだで結構あっさり(?)デビューして、最後はまさか…
|若旦那| |忍び| 拙宅の猫ども。特に若旦那は、肉より魚より大根が好物なのである。 茶碗に入れて大根の茹で汁など持ってゆくと、寝床でごろりして居っても、もの凄い勢いで飛び出して来る程である。忍びちゃんも好きな風だが、何やら若旦那の猛烈な勢いに押…
|着物| なかなか都合がつかずに機会を逃し続ける内、 前回の散髪から、早ふた月が過ぎようとして居た。 父方の祖父母の法事までには、しゃんとさっぱり 整えたかったのだけれども、結局間に合わず、 法事当日の午後二時でお願いすることと相成る。 丁度、食…
|雑記| もうじき始まる編み仕事に向けて 粛々と準備を整えるのは、愉しい。 暫く休んで居た道具をケースから出して、 足りないものは無いかしら。 壊れたものは無いかしら。 一つ一つ確認しながら、拭いたり磨いたり。 特に竹製の四本針の類は、 使い込む内…