双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

私のニッターズバッグ

|手仕事|


ほ〇日『Miknits』の”ニッターズバッグ”()が大変に格好良いのだけれど、案の定、結構なお値段なので、ならばまた性懲りも無く自分で作りましょ、と。
自分で勝手に『Miknits』第二弾(?)は、その名も”MAD KNITTER'S BAG”なのじゃ。



使用したのは扱い易い11号帆布で、布幅110cmのものを1m。多少汚れても目立たぬよに、色はマスタードを選び、作業に取り掛かる前に、一旦水洗いして乾かしておいた。チャコペンをひいて全てのパーツを裁断したら、折り目にアイロンをかけ、厚地用のミシン針と糸でもって、ひたすらダダダっとやる訳だけれども、生地が生地だけに、待ち針を刺しただけでは不十分。布が幾重にもなる部分やカーブの部分は、縫う前にしっかりしつけをかける必要が在る。
出来上がったバッグは、がっしり頑丈。頼もしい。ガバっと大きな開き口の内側には、ボタン仕様の留めベルトを付けた。製作途中の大物やら材料の毛糸やら編み針ケースやら。是なら全部一緒に難無く入ってしまうなぁ。どれだけモノを放り込んでも底無しに入りそうである。だからと云って調子に乗って放り込み過ぎると、馬鹿みたいに膨れてしまうので、やはり程々にするのが宜しかろうね(笑)。


+++



前面のロゴは、別段入れなくても良かったのだが、折角なので入れてみた。
厚手のケント紙にコピーしたフォントを張って、デザインカッターで切り抜いて型を作り、その上から布用アクリル絵具で色を乗せた。平筆でぎゅうぎゅうやった所為か、大雑把な性格故か。所々がはみ出して居るのね...。








+++



【左】マチ幅たっぷり!肩掛けベルトも幅広で頼もしいのだ。本体とベルトの接合部分には、その上からボタンホールステッチをかけて更に補強。強度は勿論、アクセントも兼ねて居るのかしらね。
【右】底のカーブ部分。マチ側の縫い代で巻き込んで仕上げる方法なのだけれども、是がもう、本当に縫いづらくて縫いづらくて困った(笑)。案の定、ステッチが歪んでしまったヨ...。でも、自分用だからあんまり気にしない...と己に暗示をかける。



|本|


この度のテキスト。

暮しの手帖 2007年 06月号 [雑誌]

暮しの手帖 2007年 06月号 [雑誌]

  • 発売日: 2007/05/25
  • メディア: 雑誌
こちらに載って居た”アメリカのペーパーボーイズ・バッグ”を元に、開き口の処理やベルトの長さなど、細部をちょこちょこと変更。
以前にもひとつ。この号が出たときに、早速手持ちの綿麻生地を使って、一回り程小さ目のものを拵えたことが在り、買出しにとても重宝して、日々惜しみ無く使い倒し、ボロボロとなったところでお役目を終えた。この手のものは、やはり使い勝手が宜しいね。

<