双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

ご褒美の日曜日

|日々|


アーロンの命日も、早いもので三回目。
ここ暫くずっと気忙しくて、くるくると目まぐるしくて、
このまま続いたら、ぎゅうぎゅうになってしまうなぁ。
だけれど、今年も、この日。
Tさん夫妻が遠方より訪ねて下さった。
久しぶりだから久しぶりのお話でなくて、
普段通りのよな、取り留めないお話。
身の回りのこと。近頃の珈琲のこと。
慌しい日々に、ぽっと頂いたご褒美みたいで、
しみじみと心から嬉しかった。
途中、バタバタと忙しくなったりしながらも、
やがて訪れた夕暮れ刻は、店内も落ち着いて、
菫色から暗い群青色に変わってゆく空に、
手を振るお二人の背中を見送った。
いつもこうして居るよな気がするけれど、
お見送りした後に、きゅうと寂しくなるのは、
やっぱり、いつものことじゃないからなんだな。
でも、いつの日か次にお会いするときには、
また、いつものことみたいな気がするのだろな。
もうじき、冬がやって来ます。
有難う。どうぞお元気で。

<