|本|
三國氏の新刊が、ようやっと出ますぞ。
- 作者:三國 万里子
- 発売日: 2014/11/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
今回はいつもとちょいと違って、編み物紀行の趣きなのかしら。
”修学旅行”ってのも良いね。編み物はいつだって勉強だもの。
彼女の好奇心が見た風景、どんなだろ。愉しみだ。
|手仕事|
と、はやる心をなだめるべく『Miknits』にて目にした
”コーヒー豆の指だし手袋 ”が素敵だったもので、
小生、無謀にも、見よう見まねで編んでみたのである。
何より肝心なのは、この珈琲豆のよなパターンなのだけれども、東欧の編み込み図案に同じのを見付けたので、それを本家と照し合せ*1、先ずは方眼用紙に図案を起こした。この編み込みのパターンから目数と段数を割り出したら、ゴム編みや親指など他の箇所も、三号針と中細糸と云うところで大まかな検討をつけ、メモにざっと数字を書き込んだ後、細部を調整。準備の整ったところで、いざcast on!
そんなこんなで編み上がり、まぁ大体首尾良く再現できたのではないかしら、と。尚、本家はジェイミソンズの糸を使用して居るが、ホビ版は良く似た質感のウルグアイ羊の無染色糸を使用した。(ちなみに手首ゴム編み上のライン部分のみ、白以外はアルパカ糸を使用。)*2
珈琲豆が並んだみたいな模様は、花をモティーフにした”Beam Blossom”と云うエストニアの伝統パターンなのですって。
カラフルな明るめの配色も愉しそうだけれど、こんな風に茶系の糸で拵えると、うん。やっぱり珈琲っぽい。