双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

おかえり

|本| Coyote No.47 特集:今、野坂昭如出版社/メーカー: スイッチパブリッシング発売日: 2012/09/22メディア: 大型本購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (4件) を見る この夏『coyote』がひっそりと復刊へ動いて居たのを、 不精の所為で、発売も間…

定点観測 九月

|定点観測| 彼岸の後は、さめざめと雨降り。 たまには、楚々とした白い菊も良いでしょう。 窓の隙間から、冷えた北風が入り込む。 季節よ。早く入れ替われ。

趣味

|若旦那| そろそろ生後一年を迎えようかと云う頃になって、次々と困った行いの発覚する、ピピンの若旦那。今度は何事かと申せば、”サンダル齧り(及び、食い)”である。 以前より主の目を盗み、シリコンブラシの角を齧って、是を飲み込む。或いは、スニーカー…

書置き

|縷々| 連休からここ数日と云うもの、 お客から代金を貰って居るにも拘わらず、 いったい何なのだろか。この、 さながら搾取されて居るかのよな、苦い疲れ。 悪意無き、しかし、礼節無き人びとの持ち込む、 無自覚の、土足の、暴力。負の名残り。 そんな精神…

開発と思惑

|雑記| 日めくり暦を一枚めくると、今日はこんな一文が記されて居た。 譲り合えば成り立つものを意地張り合って壊している。 成る程。確かにその通りであろう。 |若旦那| 若旦那の肉球。脱皮がほぼ完了したのか、本来のやわらかな風合いが戻って来たよである…

入道雲と鱗雲

|日々| 日中の秋夏ないまぜの奇妙さ、相も変わらず。 見上げた空には入道雲と鱗雲が隣り合い、 秋の大運動会に集う人々は、真夏の装いである。 昼餉など、いったい何を拵えたら良いものかと、 冷蔵庫の棚をじいと見詰めては、溜息も出る。 是には猫で無くと…

彼岸の者たち

|縷々| 北向きの窓から、すうと夜風が入り込み、 部屋を囲む、秋の虫たちの、ざわつき。 昨年の今日、人知れず旅立ったHさん。 先月、あまりにも突然に旅立った恩人Aさん。 そして爺さんを、共に暮らした日々を想った。 残され生きる者は皆、癒えはしても 消…

肉球その後

|若旦那| 午後から土砂降りとなったお陰で、少しの暇が出来たので、先ず心配は無かろうが念のため、と若旦那をお医者へ診せに行ったところ、案の定。珍しい例ではあるが、恐らくは例の犬遊びによって、日々鍛えられた肉球の表皮が次第に分厚くなり、それが新…

犬猫の肉球

|若旦那| 若旦那は猫の中でも所謂”犬猫”の部類であり、犬猫たる所以を並べてゆくと切りが無いので省略するが、中でもとりわけ、投げたモノを咥えて持って来る(→投げる→持って来る→以下延々)犬らしい遊びが、大層の気に入りである。その犬遊びにしても、ちょ…

倫敦的自転車懐古趣味

|雑記| さて。近頃ではこんな田舎街でも、休みの日と云うと、流線型のヘルメットに色鮮やかなウェアの人たちが、グループで連なっては、ロードバイクで颯爽と道路を走り抜けてゆく姿を、良く目にするのですけれど、こうしたスピード系のスポーツ自転車が人気…

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