双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

|雑記|


今年もまたひとつ歳を重ね、本日をもっていよいよ
四十も間際。坂道も所謂、九の坂まで行き着いた。*1
そもそもが、掻き分けた頭髪の中へ白いものを
見付けては、くつくつと喜んで居るよな質であるから、
年齢云々関しては、些かもナーヴァスな心情を持った
試しも無く、むしろ愉しみで仕方が無いくらいである。
しかしながら、そろそろ歳相応の落着きと云うのを
身に着けねば、折角の四十代に申し訳が立つまい。
九の坂は苦の坂。身体的にも精神的にも、丁度
ここいらがしんどい辺りなのだろか。ふむ。
ともあれ、不惑まで、長かった上り坂もあと少々。
健康に因業に。残り一年を実の在る支度の年としたい。

*1:いつだったか。誕生日と云うのは、自分を生んでくれた母親へ感謝を表す日なのだ、と聞いた覚えが在る。成る程。母上様。生んでくれて、有難う御座います…。

<