双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

若旦那、お医者へ行く。

|蹴球|


カンピオナート第18節 ミラノダービー
ミラン 0 − 1 インテル


むうぅぅ・・・・・・



ダービー観戦中の若旦那。画面近いヨ!


|若旦那|


本日、若旦那の予防接種に行く。若旦那の病院には、爺様の通ったK病院では無く、その少し手前のM病院を選んだ。K病院でも勿論良かったのだけれど、見るからに高級な犬猫の集う、見るからに豪奢な雰囲気が、どうも些か気後れするところが在って(笑)、その道中に在ったM病院の控えめな佇まいが、何と無く気に掛かって居たのだった。奇しくも、当初若旦那が貰われて行く筈であったお宅の奥さんが、若旦那を健康診断に連れて行って、雄猫であることを告げられたと云うのも、実にこの病院であった訳で、其処へ先日たまたま、叔母の知人宅の老犬氏も掛かりつけと知り、とても良い先生だよと聞いたものだから、ならば若旦那のお医者はここにしよう、と決めた次第である。それに、どのみち同じ隣町なら、少しでも近いほうが有難い。
午前中の診療時間内に余裕を持って伺うと、こじんまりとした院内は程好く落ち着いて、気持ちのほっとする佇まい。先ずは受付にて初診の登録を済ませ、大柄で温厚そうな先生の案内で診察室へ。
「そうですか。あの後すぐに引き取られたと聞きましたが、それがホビ野さんの所だったんですねぇ。良かったなぁ、ピー君。」 若旦那をピー君と呼び、先生は丹念に触診を続ける。「あのー、一寸太り気味ではないかと心配して居るのですが…。」予てよりの懸念を訊ねると、先生はアハハと笑って曰く。「この子は体の大きくなる種類の猫だと思いますよ。」そうか、お前デカくなるのか。
その後、三種混合ワクチンを接種して貰い、検便の結果も良好、健康状態はすこぶる宜しいと聞き、一安心。二回目の接種は三週間後とのこと。ぴかぴかの診察券と診察手帖、ワクチンの証明書を受け取る。帰りがけには、ロイヤルカナンカリカリ試供品をお土産に沢山頂戴し、無事、若旦那の初 (正確には二度目だが) 通院を終えたのだった。

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