双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

紺色功夫着で進む

|太極拳|

秋めいてきたのか、風も冷たく肌寒かったので、
件の紺色功夫着()を着て、十月初めの太極拳
案の定、ブルース・リーだ何だと冷やかされる(笑)。
それはそうと、先週の先生の熱心な指導が
余程に効いたと見えて、初心者組は皆さん、
俄然やる気に満ちて居り、全員で行う套路も、
バラバラだったのが、随分ときれいに揃って来た。
先生も是には感心して、大喜びである。
「いつもこんな風だと素晴らしいですねえ!」


その後、我々初心者組が一人ずつ先生の
指導を受けて居る間、ベテラン生徒のYさんが
こちらを向いて、またもやチョイチョイと手招き。
「こないだね、練習の後で先生とも話したんだけど、
ホビ野さんは基礎も出来てるし、他の皆より覚えが
早いから、先に進んでも大丈夫そうだよね、って。
それで次回から、私が個人指導することにします」
こそっと耳打ちされる。あらら、こいつは大変だ!
「ホビ野さんなら、うん。倒巻肱までいけるかな」
今、一寸だけやってみる?はい、是非とも!
先ずはYさんの套路を見せて頂いた後、一緒に
四式から五式は手揮琵琶(ショウホイピーパー)へ。
続いて六式は倒巻肱(ダオジェンゴン)までを
ざっくりと教わり、大体の流れが掴めたところで、
色々と細かい指導は次回からね、と予習終了。
ベテランYさんの指導は、なかなか手厳しいので、
次週が愉しみな一方、不安でもあるのだよ...(笑)。

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