双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

小屋づくり:追補編 其の一

|小屋仕事|


目出度く小屋も完成し、雨樋や内装は追々のんびりと...と考えて居たのだけれども、是が何やら想定外の事態に...。


本日の店開け直後。作業着姿の父が、軽トラの荷台に雨樋*1の材料を一式と、パネコート(型枠用の防水コンパネ)を四枚積んで突然やって来て、ご覧の通り

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雨樋を取り付けてしまいましたくれました。


その後、こちらが仕事中であるにも拘わらず、やれ墨壷持ってこい、やれ丸鋸持ってこい、と慌しくパネコートを切り出し始め、ご覧の通り

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床の下地も貼ってしまいましたくれました。


もう、慌てて小屋の中の荷物を全部運び出しましたヨ(笑)。下地のパネコートは養生シートの下に隠れて居りますが、カットしたものが四枚横並びで貼ってあります。何故、こんなにせっかちなこととなったのか?については、下記をお読み下さいまし。


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先月のことだったか。父が叔父とゴルフの帰りに店へ立ち寄った折、今後の小屋作業について、いずれは雨樋を付けるだとか、床をどうしようだとかの話になったのだけれども「雨樋ならウチにも置いて在るぞ。十二尺とF型集水器で良いんじゃないか?」と叔父。又、弟が何処かの現場で余った、内装用のクッションフロア材(木目調のフローリング柄)を貰っておいてくれたらしい、と云うので、内装は具体的な構想も未だ無い状態であったが「それじゃあ、とりあえず貰っておこうかな。パネコートでも下地にすれば良いよね」などなど。そこへここ最近の間に、恐らくは叔父から「雨樋くらい、手伝って付けてやりなよ」とか何とか云われたのであろう(笑)。で、何の打診も無く、いきなりやって来て、今回の雨樋取り付けと床の下地貼りだ。こちらにも都合ってものが在る訳で、前もって連絡くらいくれれば良いものを、父は一事が万事、この調子なのである。
まぁ、本人にしてみれば良かれと考えてのことで、折角手伝ってくれる気になって居るのを「自分でやるから良いよ」と云って、変に臍を曲げられても困るので、ここは好意にお任せすることとした訳だが、話は是だけでは終わらない(笑)。下地を貼り終えた後、ふと見ると駐車場に軽トラが無いので、てっきり帰ったものとばかり思いきや、半時程して再び戻って来て、今度はベニヤの束を積んで来たではないか!雨樋の取り付けの作業中、内壁について聞かれて、具体的には未だ何も決まって居らぬが、いずれそのうちにでも貼ろうとは考えて居る。3〜4mmのラワンベニヤ辺りはどうだろう?九枚くらいあれば足りるかなぁ。などと何気無く口にしたものだから、せっかちな父は早速、材木屋に行ってベニヤを十枚、調達して来たのである(笑)。
え〜っ!確かにそんな話はしたかも知れぬが、こちらとしては、あくまで内装はのんびり進めるつもりで居た訳で、それに第一、ベニヤの置き場も問題だ。厚みが4mmと薄いため、あまり長い間立て掛けて置けば、たわんでしまっていけないし、かと云って、あのごちゃごちゃの中へ平置きして保管するのも、相当な邪魔となるのは必至である。ううむ、どうしよう...。やるか(笑)。
と、結局のんびりであった筈が、そんなこんなで、内壁貼り作業に着手せざるを得ない状況となったのであるヨ。やれやれ。

*1:雨樋はうっかりすると悪目立ちしてしまうので、鼻かくしに合わせて雨樋も白にするつもりだったのに、父が持って来たのは、思い切り反対色の焦げ茶なのであったヨ...(笑)。

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