|雑記|
突如ものすごい勢いで押し寄せた狂騒が数日の間続き、
続いた後は、一気にさあと波が引くが如くに去っていった。
さながら春の嵐。まるで怒涛のピンポンダッシュであった。
その間ずっと、居留守よろしくじいと襖の陰へ身を潜め
恐々静観して居たのだけれども、もう出て来ても大丈夫かな。
くわばら、くわばら。
三月の印象は輪郭も薄く、日々の溜息と共に在った気がする。
ここ数日の悪天候と寒の戻りの極端さに閉口し、
季節に引っ張られる人の乱気流の如き不安定さに閉口し、
世界を揺さぶる不条理や理不尽とままならなさに閉口し。
心遠く、閉口するばかりの、そんな暦の変わり目だったな。