双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

始動前

|日々|


今朝。
集積所へゴミを出して戻る道に、ふと山景色へ目をやれば、
ぼんやりと点在する淡い山桜の小島が浮かんで見えた。
そうか。もう山の桜が咲き始めたか。
私の花粉の煩わしさは、毎年丁度そんな時期と入れ替わりで
しゅうと空気の抜けるよにして終わってゆく。
ならば、うん。もうじき始動できるのかな。

ああ!全部の窓を開けたい。
洗濯も目いっぱい表へ干したい。
自転車に乗りたい。ペダル回して何処かへ行きたい。
でもって、マスクを外して思い切り呼吸したい。
直に呼吸して、生きて居る!と実感したい。

風の爽やかな、きらめく新緑の季節が待ち遠しい。

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