双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

日々は流れる

|縷々| |日々|


暦の変わった途端に春が来たものの、一旦は仕舞ったカーディガンを
再び引っ張り出して羽織って居る。概ねそんなものだろう、と受け入れる。
今回の新型某禍の措置云々は、幾度も幾度も引き延ばされながら続き、
さすがにこれだけだらだら引き延ばされると、もうこのままずっと
終わらずに続いてゆくのじゃないか、などとおかしな心持ちになってくる。
こんなにも人の心を鈍く麻痺させる。まったく、本末転倒じゃないか。

うすぼんやりと濁ったよな、間延びしたよな日常が流れ、続いて居る。
うっかり気を抜くと、潜んだ得体のしれぬ深い穴に引っ張られて、
足元から呑み込まれてしまうから、このうすぼんやりに流されまいと。
何とかかんとか云い聞かせながら、目を醒まして居るのがやっとの日々。

昨年秋から週三回続けて居る地味な自宅筋トレのお陰で、
以前のなまくらから見れば、だいぶ立派な脚となった気がするが、
どうも内腿の辺りに未だ鍛えが足りない。内転筋は厄介なのだ。
丁度ここいらで、少しばかり変化が欲しかったところなので、
この厄介な内転筋を鍛える運動をひとつ、付け加えてみることとする。
地味な鍛錬も地味に継続すれば地味ながら形となる....筈。多分。

もうじき、小僧先生は中学校を。舎弟先生は小学校を卒業する。
早いものだなぁ。伯母ちゃまは、ちょっと感慨深いぜ。
少し前まで、電車だの化石だの昆虫だのと云って居たのにね。
今日は風が冷たくて、折角咲いたプリムラが気の毒だった。
そんなこんなで、日々は流れてゆく。

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