|縷々| |音|
雨。静けさ。
一月最後の、一日。
灰色の中に、音の輪郭をたどり
腰掛けた椅子に、沈み込むと
いつもより、時間の経つのが
遅れ気味になり、感覚を鈍らせる。
雨の日がもたらす調和は、
永すぎてもいけない。
一冊の本を、読み終えるまでの
暫しの間だけに、許される幻影。
- アーティスト: Vetiver
- 出版社/メーカー: Dicristina Stair
- 発売日: 2004/05/18
- メディア: CD
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
誰かのめくる、新聞が
かさりと音をたてる。