双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

うしろすがたのしぐれてゆくか

|雑記| |音|


月末故の暇日和。薄曇の空は
随分遠く、秋の色をして居る。
郵便局へと、用足しにゆく道すがら、
小学校の音楽室より、リコーダの演奏が
聞こえてきたのだけれども、どうやら
誰かさんが一人、音を外して居る模様。
ダブルガーゼとは云えど、やはり
シャツ一枚なのは、ちいと寒かった。
いよいよ、好きな季節が訪れたのだな
と思ったら、何だか嬉しくなってきた。
毎度のことではあるけれど、
相変わらず、一週間と云う単位は
ひどく短く感じられて、けれども
それで良いのだ、と思うこの頃。


アンチエイジングとは、心の在り様であって、
見た目の若作りは是、無粋に他ならない。
未婚故の、肩身の狭さには苦笑もあれど、
近頃、三十代がしみじみ面白い。

[本日の店内音楽]


Just Another Diamond DayGive Me Take YouLes Indispensables De.........メイド・トゥ・ラヴ・マジック(紙ジャケット仕様)RIOT ON AN EMPTY STREET

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