双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

机の上で鉛筆かりかり

|日々|


ゆっくり起きて窓を開けると、もう
外の空気が、秋になって居ると知る。
掃除を済ませて、鼻歌など歌いながら
押入れの中の、ひざ掛けを取り出す。
大きいのが二枚、中くらいのと
小さいのが、各一枚ずつ。
分厚い靴下を履く。カーディガンを羽織る。
と早速、猫氏がぬくぬくと居眠りを。
今日、フィルムを買って来て
購入したばかりの、PENの調子を確かめようか
とも思ったのだが、結局出掛けずに居たので、
それはまた、別の機会に…。
おやつに買ってきたドーナツを、
一人珈琲など飲みつつ、ちびちび頂く。
秋への想いが、じんわり広がった
夕暮れ前の、静かな時間。

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