双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

糸杉のある一本道はどこへ続くのだろう

|縷々| |音|


Live at Sin-E

Live at Sin-E


脈絡の無い言葉が、次々と浮かんでは消えてゆくのは、
何処かしら、手応えの無い白昼夢に似ている・・・。


リンドウの薄むらさき。木陰。木漏れ日。
風に枯草の鳴る音。セイヨウオダマキ
乾いたタオルの匂い。ぺんてるのサインペン。
縞模様のシャツ。雨上がりの石畳。
アイスクリーム売り。そしてその先。
人の居ない海辺の風景。北国の色。
糸の切れた凧。冬の朝の身支度。
ギターの残す余韻。つまびく。
一日歩いたら何処まで行けるのだろか。


満月。ススキの穂を生けた。
これから、月は段々と欠けてゆく。

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