双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

|モノ| の検索結果:

GX200氏、帰る

|モノ| 本日午後。リコーの修理部より写真機が 無事に治って帰って来たのであるが、 修理に際して、諸々の設定が初期化される と云うのを、うっかり忘れて居たもので、 是にはつくづく迂闊であった。 このリコーGX200氏。(→◆) 予め自分仕様にいじった設定をすぐに呼出すことが 可能な”マイ・セッティング”なる、 大変便利な機能を123と三つ備えて居るので、 其々にちまちまと違えて設定してあった訳である。 修理へ出す前に、メモへでも書き留めておけば良かった。 主立った部分はざっと…

猫背負子がやって来た ヤァ!ヤァ!ヤァ!

|モノ| |若旦那| 注文から十日、発送から五日。*1 海を渡った猫背負子(経緯は→◆)本日届く。 出入りは丈夫なメッシュ素材の前面フラップ部分から。ファスナーで下まで大きく開閉し、くるくる丸めてベルクロで留められる。又、両サイドにはファスナーで調節できるマチが在り、ぐるりと開ければ左右其々5センチ程の幅出しが可能。キャリア自体の素材は、登山ザックのよな、しっかりと目の詰まった厚手のナイロン生地で出来て居り、造り共々、実に堅牢である。早速ベルトを調節して試しに背負ってみると、…

買い物の云い訳、海を渡る。

|モノ| 数日前、新たな猫用キャリアにバックパック様の品を検討中、と書いた。あれから方々の電脳店舗に様々な品を探して廻ったのだけれど、いやはや、想像以上に難航。そもそもバックパック様の品自体、種類が少ない上、猫向きの品となれば、更に選択肢は限られてしまう。又、安価なものはそれ相応の作りで論外だし、無闇に高価過ぎるものも然り。ようやっと予算内に幾つか絞り込んではみたものの、何れも是と云った決定打に欠けるため、この際、多少の妥協も已む無しと考えることとし、そうして最終的に候補に残…

若旦那と猫の塔

|若旦那| |モノ| 行儀宜しいおっとり爺様の居た頃には、凡そ拙宅では必要の無かった、世に云うところの"猫タワー"。ところが若旦那はと云うと、何とかと煙の例え云々では無いけれど、滅法の高所好きなもので、つい先程まで寝て居たかと思いきや、狭苦しい茶の間を突然にダッと走り出し、カーテンレールで懸垂をおっ始めるわ。本棚へよじ登って額類をなぎ倒すわ。箪笥の上から衣類籠を丸ごと落っことすわ。お前はそれで愉しかろうが、こちらは堪ったものじゃないと云うので、この度初めて、必要に迫られた格好…

工具が欲しい

|モノ| 様々なサイズの各種ドライバー、レンチ、カッター等々が一式揃った工具セットへ、電動ドリルドライバーなんぞを足したなら、さだめし幸福なことであろう、と想うのである。工具が無い訳では無い。叔父のお下がりであるところの、グリップの堅牢な上等のドライバーとラジオペンチ、バール、金槌など、比較的使用頻度の高い幾つかの工具が在るには在るのだが、先だって改めて、そして痛切に一揃いの必要性を思い知り、予てよりの工具欲が確固となった次第なのである。*1 そもそもが、長年使って居たスカパ…

続・二十一世紀カメラ

|モノ| 臨時収入に気を良くし、其処へなけなしを足して、遂に。 デジタル写真機第一号を新調したのである。 これで再びすっからかん。 半年ばかり前に、知人よりお下がりを頂戴したと云うのは既に書いた(■)訳だけれども、とうとう心を通わすことが出来ぬまま、我々の関係は不毛と終わったのである。何が不毛と云ったって、二人の間のあの距離だ。両の手の親指と人差し指とで天地を支え、そいつを胸前に突き出す格好の構えは、ひどく心細い上にぎこちなく、幾度試そうとも受け入れ難い。終いには、ただ写真を…

口紅

|モノ| |雑記| 顔立ちの所為*1もあってか、平素殆ど 化粧らしい化粧をしない質ではあるのだが、 目元をちいといじったり、口元へ少しばかりの色味を 足す程度なら、最低限の身嗜みとする。 先日、出先で薬局へ立ち寄った折、ふと現在使って居る、 薄い色付きの薬用リップスティックが、そろそろ 無くなる頃であるのを想い出して、口紅をひとつ 買い求めることにした。しかしどうだろう。 ずらり並んだ見本の色をじいと眺めれば、 ベージュにピンク、レッド系等々。 口紅ひとつをざっと軽く見積もっ…

私とナイフと赤っ恥

|モノ| |市| 私は日頃からナイフを持ち歩いて居るよな女である。*1 などと書くと、然も暗がりに身を潜めては、夜な夜な通行人を脅して金品を狙うだとか、酒場の安喧嘩をおっぱじめては、懐から無闇に取り出す物騒な輩を想い浮かべる方も居られようが、無論、そんな訳は無い。ナイフとは云っても、折畳み式の小さなもので、果物をむいたり、紐などを切ったり、テープを剥がしたり、封の硬い袋を開けたりと、是が出先で何かと役に立つものである。ところが先月、愛用して居た品を自らの不注意で紛失してしまい…

仕事着のエプロン

|モノ| |手仕事| 普段、好んで身に着けるエプロンは、腰から下の前掛け式である。ところがつい先日。たまたま真白いシャツなど着て調理して居たら、一寸の余所見の隙に、其処へものの見事トマトソースが撥ねたものだから、あら大変。やはり調理時においては、胸当ての付いたエプロンが相応しい。勿論、重々承知のことであるのだが、市販の品の寸法・仕様だと、首に掛ける紐次第で変に肩が凝ったり、腰の辺りで余分な布が遊んでだぶついたりと、小柄な我が身には、所詮あれこれ調節したところで限度が在り、どう…

オンキョーさんがやってきた ヤァ!ヤァ!ヤァ!

|モノ| 本日午後。ちょいと暇を貰って、家電店へ 下見に出掛ける。近年に出来たばかりの 新しい店舗であるし、オーディオの売り場は 然程に充実して居なかった記憶も在るので、 同等の機種で試聴ができれば…程度に あまり期待もせぬまま、奥へと進んだのだが、 案の定。売り場の前面には、i-pod 対応の 各社売れ筋主力機種がズラリ。矢鱈と尖った 四角い箱は、何れもツヤツヤの黒ばかりで、 液晶の発光ダイオードが目に寒々と。いやはや。 どちらさんも、やけに攻撃的な面構えであるよ。*1 そ…

弱り目に祟り目

|モノ| さて。 先日、店で使用して居たコンポが壊れたことで、 新たな品の購入を迫られて居る訳なのである。 是に先立ち、電脳箱の新調が在ったばかりで、 嗚呼。何だって又、こんなときに続くものかしら。 其処へ花粉も加わり、実に苦々しい心持ち。 懐具合は滅法寒い。しかし、買うなら良い品を。 思案の結果、候補はこの二機種と相成る。 ONKYO コンポ X-N7SX出版社/メーカー: ONKYOメディア: エレクトロニクス クリック: 31回この商品を含むブログ (2件) を見るDE…

二十一世紀カメラ

|モノ| 電脳箱も新たとなったところへ、今度は 知り合いの米屋氏より、デジタルカメラの お下がりを頂戴した。*1意図せぬ到来物。 お下がり故、些か型の古い品であろうが、 掌に乗せれば、指先の第二間接から上が 余る程の小ぶりさ。しかし、是を銀塩カメラに 比較し、便利だ何だと幾ら聞いたところで、 こちらはどうも納得がゆかぬと云うのか、 合点がゆかぬと云うのか。何しろ写真は 見る一方故、撮るに関して、ああだこうだと 云えた口ではないけれど、それでもやはり。 ファインダを覗かずして写…

さらば九十八型

|モノ| 以前にも書いた記憶が在るので、ご存知の方も幾らか居られるかも知れないが、拙宅の骨董品の如き電脳箱に入って居るのは、是が実に窓式の九十八型。おい!一体いつの話だヨ!と呆れられて、ご尤もである。思えばかれこれ十一年。我ながらまぁ、よくぞここまで辛抱したものと思う。否。ここまで来ると、もう八割方が意地であるか。何しろ、その不便さと云ったら、無い。不便なんてものは疾うに通り越し、通り越した末、殆ど意地だけで使いこなしてきたよなものである。しかしながら、ここへ来て、細々ながら…

肩掛け鞄

|モノ| 皮の鞄は二つきりだが、その内の肩掛けとは、 かれこれ二十年以上と付き合い長く、愛着も想い入れも深い。 ひと頃の勤め人諸氏の通勤風景には一般的に見られた、 或いは、ループタイにベレー帽と云った塩梅の 身繕いの爺様が、一寸した外出の際に下げて居た、 縦長の、あの革の肩掛け鞄である。 是は高校進学の祝いとして、父方のT叔父より出資して貰い、 其処へ僅かの貯金を足して、自ら買い求めた品なのだけれど、 明るい茶の、かちりとした牛革製で*1、後日、金主元である T叔父へ報告を兼…

似合う気骨

|雑記| |モノ| つい先日のことである。グレイ地に黄色い縞の 入ったボーダーTシャツを手にして、どうも 是は似合わぬ色合いじゃないかしら、と怪訝の 顔つきで居たところ、思わぬ意見を頂戴した。 「自分でそう思うだけだよ。とても似合う。」 ふむ。黄色などと云うのは、てっきり自分の 色では無いと信じて今までを過ごして来たが、 ともすると我々は、日々接する様々の事柄に対し、 斯様な思い込みとやらでもって、多かれ少なかれ。 自らの人生の幾らかを、損して居るのかも知れぬ。 それから程無…

使い道

|モノ| 先週、ソロテントを取りに実家へ寄った際、 押入れの天袋に、父が若い頃使って居た 山道具諸々を仕舞って在ったのを想い出し、 もののついでに確かめてみた。母の話によれば 数年前、私のガールスカウト時代の荷物*1と共に、 粗方は始末してしまった、とのことであったが、 それらしき段ボールを見付けたので、よいしょと 引っ張り出す。使い込まれたアルミのコッヘル。 入れ子式で、鍋兼器が大小一つずつと 小さな薬缶も入って居り、父はもっぱら鍋で ラーメンを煮て居たのらしい。煤は洗うと…

時計

|モノ| 抽斗の小箱の中へ、懐中時計をひとつ見付けた。 見付けたと云っても、すっかり忘れて放って居た訳ではない。一昨年まで現役であったのが壊れてしまい、市内の時計屋へ持って行ったところ、こう云う古いのは部品も無いし、万一直せるにしても、修理代が高くつくから新しいのを買った方が良い。とか何とか云われたもので、やむを得ずすごすごと持ち帰り、以来どうしたものかと仕舞ってあったのだ。 そう、元々が古い時計だ。知人宅より、亡くなったお爺さんが使って居たのを貰い受けた。手巻き式で、恐らく…

始末良き暮らし考:追記

|暮らし| |モノ| ところで、私の住いと云うのは仕事場と接して居る。元々がかなり古かった為、店舗部分には大きく手を加えたが、住いとして居る部分は、壁面にコンパネを打ちつけた程度で、ほぼそのまま。それに風呂とトイレは在っても*1、煮炊きの在り処である台所を設えて居ない様が、何処か ”生活” の佇まいに欠ける所為か。今もって、どうも ”仮暮らし” と云う構えが抜け切らない。また、一部の家財を除けば、その辺に在ったのや、貰ったので当面を済ませて居るところも多く、それも生活の佇まい…

始末良き暮らし考

|暮らし| |モノ| 物を持ち過ぎず、身ぎれいに、始末良く小さく暮らす。 三十路を迎えて以来、特に念頭に置き、己の暮らし向きの指標とするところであるのだが、皆様もご存じであるよに、滅法モノ集めの好きな質であるから、是が実に厄介で、容易に事が運ばぬ所以である。古物からガラクタ、紙モノの類に至るまで、それはもう、こまごまと抽斗やら箱やらにびっしりなのであり、それ故に冒頭の一行は、もはやライフワークと呼ぶべき一大構想となりつつあるのだ。 そもそも、人はいつ何時、如何なる形で死を迎え…

仕事着考

|モノ| |手仕事| 昔から仕事着 (作業着) の類。所謂 「ワークウェア」 と云うのが好きで、実際の仕事は勿論、普段着るものにも色濃いよな気がする。子供の頃から、叔父らが工場で着る 「ツナギ」 も好きだった。着古して色褪せて。工業油の染みだの、ほつれだのが沢山できた、無骨で堅牢な佇まい。母方の祖父がノコの目立てをするときに付けて居た、分厚いデニム地の作業エプロンも。父方の祖父の藍染の半纏も。其々の仕事に其々の仕事着が在って、其々の確固とした佇まいが在る。仕事に人となりが宿り…

ダッフルコートと魔法瓶

|モノ| 先日、実家へ立ち寄った折、母よりコートを一着渡された。いつだか母に貸した後、クリーニングへ出してから、そのまま母の箪笥へ紛れ込んで、ずっと仕舞われて居たのらしい。どうりでこちらの箪笥を幾ら探したところで、ちいとも見当たらなかった訳である。 茶色いロング丈の。ウールのダッフルコート。確か、未だ大学へ通って居た頃に買い求めた品であるから、ざっと見積もって十五年は経って居るだろか。想えば当時の私なりに考えて、いつまでも長く着られる良いものを。納得のゆくものを、じっくり探し…

ものぐさの帽子考

|モノ| それにしても私は良く帽子を被る。 単に好きだからと云うのも勿論あるが、ものぐさは自認するところであるので、朝もしくは出掛けの支度に、整髪をせずに済む利点は魅力であり、また着る物の色味が極めて地味であることから、そこへ帽子で差し色を加えることで体を成す、と云う、尤もらしい理由付けをすることもできる。 髪の長さはときによりけりだが、大抵の場合は非常に短いか。或いはおかっぱ、アルゼンチン*1、この三つの内の何れかであり、それによって合わせる帽子は、多少なりと異なってくる。…

季節

|本| |モノ| ムーミン谷の十一月 (講談社青い鳥文庫 (21‐8))作者: トーベ=ヤンソン,Tove Jansson,鈴木徹郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 1984/10/10メディア: 新書購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (7件) を見る 十月も半ばの頃となると、いつも決まって読みたくなるのが このお話なんだな。嗚呼。ともすると、冬以外の季節はずっと、 冬の来るのを待って過ごして居るよな気がする。何故なら 冬にまつわるあれこれの想いを、心に仕…

ブカブカシマシマ

|モノ| 季節の抽斗の入換えで、毎回気付くことなのだが、 紺、グレー、茶と、無地の地味さは云わずもがな。 柄物は、シャツの格子や縦縞を幾つかを除くと、 実にシマシマ。ボーダー柄ばかりなのだなぁ。 秋に入れば、ボーダーのTシャツにコーデュロイ のズボンと云うのも、随分と長いこと相変わらず。 新たに買い足すことが在っても、いつもの調子で 選んでしまうから、結局抽斗の中は変わらない。 しかも、こと寸法に関しては、ぴたっとしたのが どうにも苦手で、シャツからスボンから。大抵の ものは…

働く靴

|モノ| 二年程前。長年履いて居た靴がとうとう駄目になった。 女学生の頃に買い求めたもので、爪先にスチールの入った、 チェリーレッドのドクター・マーチン(三つ穴)だった。 長い年月の間にあちこち草臥れて、傷だらけの爪先は ビーフジャーキーをちぎったよになって。履き口がすっかり 壊れてしまい、けれども、もう履けないのだと知りながら、 どうにも捨てるに忍び無く、暫くはそのままにして置いた。 しかし、それでは死んだあいつも浮かばれまいと、いよいよ 今年春の来る前にさよならをした。あ…

鉛筆削り考

|モノ| 小学生の頃、文房具屋の棚には必ず在ったものだ。 あの、剃刀のよな刃で出来た、折畳み式の。 カッターと云うのでも無し。小刀と云うのでも無し。 大層薄っぺらく、せいぜい四〜五センチ程の大きさで、 筆入れにがさばらず、鉛筆を削るのには欠かせなかった。 随分昔に偶然見付けて、幾つか買い求めてあったのだが、 つい先頃、最後の一つが刃こぼれして、とうとう駄目に なってしまった。比較的昔の文房具の揃う、近くの書店へ 出向くと、もう置かなくなってしまったねぇ。とのこと。 名を知らぬ…

春眠に抗う

|雑記| |モノ| ここ数日の間で、気候も幾らか落ち着いてきた と見える。ようやく長袖一枚で過ごせるのは 良いが、どうも眠くていけない。先日出先で、 白いシャツを買い求めた。何の変哲も無い、 至極ありふれた襟付きのシャツであっても、 そう云う何でも無いものに限って、いざ探すと なると、なかなか想うものに行き会えぬことが 多いから、とても気分が良い。袖を通す前に 一度洗濯すると、尚のこと気分が良い。 あれこれ付け足さず、是一枚。その内白髪になった頃、 ただ羽織って様になるような…

筆記具考

|モノ| 靴下同様*1、筆記具に関しても、書ければ何でも良い! と云う風にはゆかない。我ながら何とも偏屈と想うが、 「イヤダカラ、イヤダ。」では無いけれど、筆記具は 書き味と塩梅。硬めの細字でないと、駄目ナノダ。 かと云って、あんまりカリカリ過ぎてもいけない。 カリカリとサラサラの微妙な間、それが案外難しい。 鉛筆ならば、昔からトンボ事務用鉛筆の F 。 HBでもHでも無く、何故だかFが好く馴染む。*2 ボールペンは、高校生の頃に出遭って以来、 スマートな鉛筆のよな収まり具合…

紳士ごのみ

|モノ| 以前に引き受けた野暮用を、新年には決して 持ち越したく無いので、昼近くに寝床を出てから 軽い昼食を済ませ、のろのろと取り掛かる。 もっと早くにやっつけてしまえば良かったのだが、 何せ気乗りがせねば、物事に取り掛かれぬ質故、 こんな年の瀬まで、ひっぱってきてしまった。 三時間程で集中力が切れ、残す一つはまた明日。 とは云え、八割方が片付いてほっとする。 表がすっかり暗くなった頃。煙草を切らして居たのに気付く。 コートを羽織り、ハンチング帽を引っつかんで、外へ。 つうと…

ぽちっと考

|雑記| |モノ| このところずっと心に引っ掛かって居た、或る想い。 先日のmikkさんのエントリ(街から消える店 - 音甘映画館)が、その想いと重なって居たのは、何かから何かが繋がって居るよで、こそっと嬉しい偶然だった。 「モノを買う」と云うこと。インターネット全盛の今の世に在って、それは「ネットでぽちっと」で事足りるよになってしまった。確かに、地方僻地在住と云う事情から、近辺では見付からぬCDや書籍など、私自身ネットでモノを買うことは度々在るし、ネットで買い物することの全…

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