双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

春眠に抗う

|雑記| |モノ|


ここ数日の間で、気候も幾らか落ち着いてきた
と見える。ようやく長袖一枚で過ごせるのは
良いが、どうも眠くていけない。先日出先で、
白いシャツを買い求めた。何の変哲も無い、
至極ありふれた襟付きのシャツであっても、
そう云う何でも無いものに限って、いざ探すと
なると、なかなか想うものに行き会えぬことが
多いから、とても気分が良い。袖を通す前に
一度洗濯すると、尚のこと気分が良い。


あれこれ付け足さず、是一枚。その内白髪になった頃、
ただ羽織って様になるようなら、しめたものであると想う。
まぁ尤も。寝癖で出掛けて平気なくらいだから、元々が
なりなんてものには、てんで無頓着のくせをして、
他人様のなりがどうの、シャツがどうのと云うのも、
随分と図々しい話なのだろうが、そこは大目に見たい。

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