双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

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由無し事

|戯言| ■心の平穏とお金とを、秤へ掛けずに過ごせる日は、果たしていつになったらやって来るのだろか。 ■近頃『税務調査官・窓際太郎の事件簿』における麻生裕未の怪演が度々話題に上る。 ■飛行機の搭乗に遅れそうになり、慌てて手荷物検査を通過しようとしたら、険しい顔の空港職員数名に止められて囲まれ、鞄の中身を見せろ、と凄まれたので、素直に従ったところ、鞄の中には何故か大量のみかんが詰め込まれて居り、これだけ大量のみかんを持ち歩くのは極めて悪質な違法行為である、と別室へ連行される。と…

由無し事

|戯言| ■あー調子狂うな。だから連休って苦手なのさ。 ■若旦那に「お座り」と「待て」を教えたところ、どうやら是を習得したらしい。さすが犬猫。ただし、おやつを貰うとき限定なので、その他のシチュエイションでは全く通用しない。 ■あまりの寒さに、いよいよ綿入れ購入の必要性を身に沁みて感じる今日この頃。駅前商店街の呉服屋の特売ラックに、確か茶色い縞のが下がってたっけな、と思い出す夜。

由無し事

|戯言| Yes, I'm mad about cats. Ja, Ich bin über Katzen verrückt. (つまり。差し当たって現時点では買う必要に無いと思われる新たな猫円座を買うための正当な理由を先週から延々と探して居る。)

由無し事

|戯言| ■集中減量も昨日を以って終了、本日計量を迎える。結果はと云うと4キロ減、一先ずとしたリミットに1キロオーバーなのであった。しかしながら別段、おっちゃんが秤を誤魔化して居た訳では無いので「ぶっ殺したるうぅ〜っ!」と裸で暴れたりはしない。残りは気長にやるべし。 ■減量明けの昼食を鰻にするかカレーにするかで散々迷い、最終的にカレーで落着く。具材はホウレン草と鶏肉。玄米を混ぜて炊いた白米に好く合う。黒糖フークレエとあずきバーは、後日の愉しみとするべし。 ■BSにて『LotR…

英吉利的由無し事

|戯言| ■『デアゴスティーニ』の「週間・HMS ヴィクトリーを作る」(→◆)に垂涎。 ヴィクトリー号と云えば、かつての英国海軍が世界に誇った、現存する最古の戦列艦である。ネルソン総督である。ところで全120号を揃えると云うことは、創刊号の特別価格はさておき一冊が\1,190であるから、即ち、総額十数万円を要すると云うことである。途方に暮れる。却下。 ■しかし、是なら・・・・・。 リプトン『スマートタイムズ』はフレッドペリー×ベアブリック・コレクション。*1 近所のスーパーで…

今日も今日とて

|戯言| |若旦那| 「ゴールデンウィークって、何かすごくおいしいもの? それとも、新しいパイプ草の銘柄なの?」 いいや。生憎じゃがの、ピピン。そのどちらでもないわ。 旗日が幾つも続く、国を挙げての大きな休みのことでな。 「ふうん。でも、それならどうして姉さまは働いてるのさ?」 むむう。なかなか的を射た質問じゃの。しかし哀しいかな。 果たして自営業とは、概ねそう云う稼業なのじゃよ・・・。 +++ 通称「潰れキノコ」*1の上にて。 お前は毎日が休みだよな。 何?その目は。 *1…

よろしく勇気

|戯言| 「宇宙刑事ギャバンがコンバットスーツを蒸着するタイムは、僅か0,05秒に過ぎない。」 台所にて、余り野菜で黙々とナムルを拵えながら、 全く唐突に、しかし確かに、私はそう呟いて居た。 何故だ。

今日もシマシマ

|戯言| ほうじ茶などすすりながら朝刊を隅々まで 読み返して居たら、書籍広告に斯様な文字が。 『ボーダーを着る女は、95%モテない!』 ん。だから何? 物心ついて以降、箪笥抽斗の柄物衣料における ボーダーの割合が年中、七割五分を占める女に*1、 マガジンハウスは正面切って喧嘩を売る気かね?*2 ええ。そりゃ確かに全然モテやしませんともさ。 しかし、こうした下世話がいっとう好かんのだよ。 そもそもが、ボーダーであれ水玉であれ何であれ。 好きだから着るのであって、それ以外に果たし…

月末近況

|戯言| ■録画したDVDを知人女性へお貸しするも、翌日に、そのお宅のプレーヤでは再生ができなかったと云うので、フォーマットの相違などについて説明して差し上げたところ、何故か分からぬが、御本人は元よりその場に居合わせた女性まで、些かヒステリックとなる。 「全然分からない!でも、そんなこと知らなくたって生きていけるでしょ?知ってたからって偉いの?」*1否、ちいとも偉くなどは無い しかし、いったい女性と云うのは、どうしてこうなのか。 ■ファ○リーズのエアフレッシュナー『ニュージー…

夢遊筆記

|戯言| 早朝。目覚めた枕元の文庫本は帯の上へ、 「にべもなし」「丁丁発止」「双六二等兵」と 書かれたのを見付ける。一瞬、何のことかと怪しみ、 やがて段々に、夜中に寝惚けて書いたであろうことが、 薄ぼんやりと想い出されたのであるが、しかしながら どう云うつもりで書き留めたのか。又それらに如何なる 繋がりが在るのかは、全くもって知れぬままなのであった。

趣味の紳士録

|映画| |戯言| 若造に翻弄されるまま、あれよあれよと惨めに転げ落ちてゆく、自滅紳士萌え。 170299102メディア: DVD購入: 2人 クリック: 84回この商品を含むブログ (15件) を見るジェレミー・アイアンズは、苦悩する自滅役が実に良く似合う。エレガントで素敵な小父様が、魔性の小娘に取り憑かれ、ぽいと捨てられて身を滅ぼしてゆく惨めな様ったら、切ないにも程が在る。ハンバートのは絶望的な純愛だ。キルティは只の変態(笑)。余談だけれど『ダメージ』辺りの頃のこの人で、…

廉恥功名

|戯言| なまじっか人として、そこそこ長く生きて居れば、 多かれ少なかれ、無かったことにしたい恥が在る。 大恥・赤っ恥とまではゆかずとも、些細な恥ならば 日常のそこいらに、幾らでも散らばって居るものだ。 例えば誤字脱字に始まり、云い間違いや勘違い。 夜更けに書いた手紙やら、浮かれ調子のついでで つい口にした言葉など。誰しも身に憶えがお在りかと想う。 また少々異なるが、若気の至りによる外見的自己主張 なんてのは、遅効性で相当のものである。 尤も、そうした些細な恥などは、他人様か…

遠き山に日は落ちて

|戯言| 南に面した二階の窓に、今年こそは蔓植物を仕立てる算段で、ネットだのポールだの苗だのを一揃い買い求めてきた。折りしも世は、夏季に生じるとされる電力不足へ向け、節電のための様々な対策を講じて居る只中。だからと云って、別段それに乗っかった訳でも無いのだが、何しろこの建屋二階の夏場の暑さと云ったら、それはもう酷いもので、予てより何とかせねばなるまいなぁ、と画策を巡らせ機を窺って居たところへ、お上の御達しが丁度重なった恰好。しかしながら是を実行するにあたっては、建屋の構造上難…

勝手にパンチドランカー

|戯言| 連休中は稀に見る異例の忙しさに追われて、疲れ切った月曜の休みには泥のよに眠る筈も、二ヶ月以上放ってしまった散髪の予約を入れたら、運悪く午前九時にしか取れなかったため、結局それも叶わず、散髪を済ませて一寸さっぱりしたのも束の間、その後も小僧先生兄弟の子守やら何やかやと雑務が舞い込み、とうとうしみじみせぬままに過ごし、明ければ本日は本日で、連休なんぞは一昨日終わった筈だのに、どうした訳だか矢鱈に忙しく、是にはさすがに参って、かと云って蹴球エントリは先延ばしにゃできまいと…

益々蔓延中

|戯言| |本| 本屋を徘徊中に発見。 やれやれ。山ガールとやらの騒ぎも 遂にこんなところまで来てしまったか。 ランドネ 12 2011年 2月号作者: ランドネ編集部出版社/メーカー: エイ出版社発売日: 2010/12/21メディア: 雑誌 クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見るええと、何々。 “あったかほっこり”を楽しむ、真冬のアウトドア? ミニダッチでじっくりコトコト料理を召し上がれ? もこもこブーツでいく週末の牧場旅? いつだかの 『フィガロ』 も相…

何故

|戯言| 「ホビちゃん。瓶のフタ開けて。」 どうして皆、固くなった瓶のフタを私に頼むのか。 その他にも 「ホビちゃん。換気扇の取り付けやって。」 「ホビちゃん。小豆煮て。」 「ホビちゃん。配線分かる?」 などが、私に回ってくるのは何故なのか。

或る日

|戯言| ■近くの店にて買い物を済ませ、表へ出たところで、ベンチに座るスーパー肥満児を見る。推定十歳。右手にヤマザキのランチパック (タマゴ)、左手には二本の焼き鳥を持ち、黙々と交互に食して居た。傍らには炭酸飲料の大きなボトルと、幾つかのスナック菓子の入った袋が。 ■物凄く久しぶりに 森永のマリー・ビスケットを買ってきたのだが、ご丁寧にも三枚ずつが小分けパックになって梱包されて居た。誰がそんなことを頼んだか。そもそも私は、定番商品の (主に味に関する) マイナーチェンジである…

魔が差す

|戯言| お歳暮に高級和牛肉を頂戴した。”すき焼き用”と在る。 肉屋が届けに来たのが丁度、遅い昼の頃であったので、 二週間ばかし肉を口にして居ないなぁ、と二三枚貰って 牛飯を拵えることとし、生憎しらたきが無かったので、 乾物の缶の中へ春雨を見付けて、それを代替とした。 勿論、旨かった。 やがて刻は経ち、洗い物などして居ると、 何やら胸元の辺りが、ちくりちくりとする。 はて…。 気のせいかと想うも、程無くしてまた、ちくり。 ちょいと失礼、と奥へ引っ込み、シャツの中へ 恐る恐る手…

近況

|戯言| ■「ホビちゃん!それ、ともすると森ガール!」 Aちゃんに指摘され、そいつは大変だと、慌ててカーディガンに岡本太郎の缶バッヂをくっ付ける。*1私としては、パリは下町辺りのブロカント屋の店先で、足元に犬を寝そべらせ、日がなチェスなんぞに興じて居るよな爺さんをイメエジして貰いたいところであったが、しかしながら。冷静に見て、毛糸のベレー帽に深緑の紳士物V開きカーディガン。地味過ぎる柄物首巻、臙脂のレッグウォーマー、ダンガリーのスモック、サルエルパンツ(早い話が、オジさんズボ…

墓穴

|戯言| 勢いでうっかり。 定休日を返上してしまったが、それは 云い換えれば、二週間連続営業と云うこと なのだった。あぁ、いったい何やってんだろ。 本当はさ。こんなやさぐれた気持ちで、 珈琲淹れたくないんだよ…。*1 *1:仕事の手は、一切抜いて居ませんよ。念の為。

質問

|戯言| あのぅ、一つ質問が在ります。 『シルバーウィーク』 って、何ですか? てっきり、英国の新しいギターバンドの名前 かと想ったのですが、どうやら違うみたいです。 新たに発売された、清涼飲料水の名前でしょうか。 それとも、戦闘機か何かの愛称なのでしょうか。

蔓バラの茂みに死す

|戯言| 北からの風に、季節が入れ替わった途端 ぱたり暇となり、そうかと云ってぐつぐつ 只時間を持て余すのは、癪であるので、 Aちゃんは庭仕事に、私は水周りの掃除に。 各々没頭して居たのだが、ひょいと様子を 伺いに表へ出て、剪定し終えたばかりの 蔓バラの茂みへ足を寄せたときであった。 「!!!」 火のついた線香の先っちょを、きゅっと 押し付けたよな、そんな猛烈な熱の点が 右の人差し指の腹を襲う。と、その直後。 目の前を一匹のアシナガバチが…。 たった今、私は蜂に刺されたとこを…

帰れないから帰らない

|戯言| |旅| 今、無性に青森へ行きたい。行きたくて仕方が無いが、 是をどの様に考えたところで、無理なものは、無理。 夏を逃せば、次回の18切符は冬、或いは春となり、 しかし、恐山の開山は五月から十月の間であるから、 折角青森まで出向いても、恐山へ入れぬのではやはり 醍醐味に欠ける気がする。どのみち近々が無理ならば 勝手の旅程でも仕立ててみるか。と、時刻表を傍らに、 いつもの暇潰しに興じることとした。はてさて。 二泊三日で、何とか無事帰って来られるだろか。 時刻表をお持ちの…

死して屍拾う者無し

|戯言| 水をくれ、と云われて注ぎにゆく。 女:「ねえ、イギリスってどこだっけ?」 男:「え?ヨーロッパとか。」 女:「そっかあ。地中海とかだよね。」 男:「多分そう。」 女:「ドイツとかの近くだっけ?」 男:「うん。」 嗚呼…。この国もいよいよ終いか…。 その場を立ち去りながら、私は己の中の斬鉄剣が 鯉口を切ってちりと音を立て、鈍く光るのを感じた。 或いは、己の中のハリー・キャラハンの眼光で あったのかも知れぬ。何れにせよ。 任せた後の始末は、私の知るところで無い。

お江戸ホールデン

|戯言| ええ、おいらは所詮、俗で卑小な人間でさぁ。 ええ、高尚なとこなんざ、これぽっちもねえでやんすよ。 『ジュ・テーム・モア・ノン・プリュ』 なんてのは、何遍観たって さっぱり分からねえ。そいつの何処が悪ぃんだ?そいじゃ何かい。 寺山修司は分かるってのかい?そりゃ、おいらも分からねえけどよ。 おいらが髪結に行かねえのは只の不精で、仏蘭西女が行かねえのは 洒落てるってのはよ、こりゃいってえ、どう云う料簡なんでぃ。*1 男漫画は画が受付けねえだとか、伊太利亜の蹴球なんざ落ち目…

一撃必殺珈琲

|戯言| |本| 日々に何かが足りない。明らかに、足りて居ないのです。 サイフォンを見つめる目が、些か虚ろな今日この頃。 時々、ふと魔が差したよに、自分が何故この仕事を して居るのか、分からなくなるときがあるのです。 竹べらを握る我が右手にも、魂の炎は燃えるでしょうか? 炎尾先生・・・。俺、何だかもう眠いです・・・。 吼えろペン 1―Comic bomber (サンデーGXコミックス)作者: 島本和彦出版社/メーカー: 小学館発売日: 2001/08メディア: コミック クリ…

土曜脳内散歩

|戯言| 無気力な眠気に促されるままの、間の抜けた午後の 暇潰しなどに、旺文社の 『文庫判東京都市図』 は 恰好の相手である。行きたいと想った時が出掛け時。 地図を歩くだけなら、金もかからず、手ぶらのまま。 勿論、天気の心配も要らぬ。安上がりにして、有意義。 今日は地下鉄を浅草で降り、そこからを散策の出発点とした。 先ずは浅草寺。たったの百円で、図々しくも商売繁盛と健康 とを祈念した後、花やしきを眺めつらして、ひさご通りを抜け、 5656会館を左に見ながら、一路、言問通りをゆ…

はぐれはぐれて最果ての

|戯言| |本| 信念を曲げてまで、得るものとは何か。 そうして得られるものとは、果たして それだけの価値の在るものなのか。 そもそも、信念とは何なのだろか。 アァ、そうさ。そうともさ。 世の中のあれもこれも。 都合の悪いことは、全部オレのせいだよ。 むにゃむにゃむにゃ…… 未熟者が己の未熟者たる所以を、否応無く感じるときと云うのは、 こんなくだらぬことを、今更、ぐだぐだと考えて居るときである。*1 東京するめクラブ 地球のはぐれ方作者: 村上春樹,吉本由美,都築響一出版社/…

ちょっと気を許すとすぐバンタム級まで上がっちまうんだ

|戯言| 『けさ早くにビスケットと半熟の卵、それに 果物を少し食べた。それっきりだ。 はっきり云えば、これ以上胃が受けつけないのだよ。 減量苦だと?はっ。そんなものわたしに云わせるなら、 少なくとも過去に腹一杯食った時期があり、 だらしなく胃袋を広げてしまった奴の贅沢さ。』 はい、まったくその通りで。 満腹店主の私ホビは、毎年冬場になると無駄に目方を増やし、 来る春に向けたこの節、それを無かったこととするべく、 自業自得ながら、減量せざるを得なくなる訳なのであるが、 この間の…

味噌汁は豆腐と葱で

|戯言| 唐突で何ではある。が、想い付きなどと云うものは、 そもそもが唐突で、大抵は脈絡の無いものなので、 それはそれで良し、とすることとして。 『あしたのジョー』 に登場する、数多の魅力的な キャラクターの中でも、こんな男は好きだなぁ、と 感じるのは、稲葉だったりする。あの中の男で、 所帯を持つとすれば、稲葉のよな男かなぁ、と。 草拳闘から足を洗った堅気の世界でも、稲葉であれば、 真面目に働いて二人して、何とかしみじみやって ゆけそうな気がする。そう。男はちいと後ろ暗い過去…

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