2011-07-24 夢遊筆記 |戯言| 早朝。目覚めた枕元の文庫本は帯の上へ、 「にべもなし」「丁丁発止」「双六二等兵」と 書かれたのを見付ける。一瞬、何のことかと怪しみ、 やがて段々に、夜中に寝惚けて書いたであろうことが、 薄ぼんやりと想い出されたのであるが、しかしながら どう云うつもりで書き留めたのか。又それらに如何なる 繋がりが在るのかは、全くもって知れぬままなのであった。