双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

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由無し事

|戯言| ■歳の頃六十代後半と思しき女性客。この小母さんが物凄い陰謀論者なもので、遠い卓より聞こえてくる話の内容が、いちいち面白くって仕方がない。*1政治家某氏の病死一つ取っても「あれは秘密裏に殺されたのよ」 小母さんの手に掛かれば、一見ありふれた事故であっても単純な事件であっても、其処にはFBIだとかCIAだとかが関わる。まぁ、世の中のあらゆる出来事の後ろに国家規模の謀略が隠されて居る、と考えた方が、何やら人生も愉しくなりそうだなぁ、と思った。実際、小母さんは愉しそうである…

由無し事

|戯言| ■仕事と猫ばかりであっと云う間に、又ひと月が過ぎ、気付いたら今年も既に師走なのであった。まったく恐ろしいことである。 ■蜜柑は実に素晴らしい。手で簡単に皮が剥けて、そのまま食べられるし、小ぶりだからポッケにぽんと入れて出掛けられるのも宜しい。因みに拙宅では蜜柑を食べる際、広告紙で折った屑入れが活躍。 ■大根の味噌汁は飽きることが無い。大根を一抱え頂戴したのだが、飽きることが無いので一週間ずっと大根の味噌汁を拵えて居る。ええ、きっと明日も。 ■着物と云うと、もっぱら紬…

末期的

|戯言| 山ガールから始まった新種のウィルス(◆)が、 更なる進化を続けて猛威を奮い、近頃では ”ガールズキャンプ”だ”メルヘンキャンプ”だのと、 またもや深刻な感染被害を及ぼして居る模様です。 もし仮にですが、自分の設営したテントの近くで、 メルヘンな宴が催されるよなこととなったなら、*1 恐らく私には、アメリカバイソンたちの大群を 呼び寄せずに済ませられる自信が在りません。 是非ひとつ、ダウラギリや真冬の八甲田山などでも、 ”カワイイ”を存分に発揮して頂きたいものあります…

由無し事

|戯言| ■午後、歯医者に行ったら、待合室のベンチシートに居た五人の患者の内、実に四人が知り合いだった。左から順に挨拶していったのだが、最後の右端の人だけが知り合いで無かったため、互いに一寸気まずい感じだった。 ■小学校の校門の前に数名の母親たちが集まり、立ち話して居るのを見た。何れもスキニーパンツを穿き、キラキラだの撒菱だのがくっついたTシャツには「私は狂った少女です」とか「爆発!」「女狐的な女」など、其々に挑発的な声明が英語によって大きく書かれて在る。髪は勿論、スカスカに…

由無し事

|戯言| ■ノースリーブなんて着ない。否、着られない。 ■スキニーパンツなんて穿かない。否、穿けない。 ■昨晩、猫が何かを追っ立てて居たので、てっきりゴキブリであろうと高をくくって居たら、何と!見るもおぞましいムカデなのだった。「ギャア!あんた絶対触っちゃ駄目ー!」と左手で猫を制し、右手で近くに在ったリモコンを引っ掴むや、物凄い勢いで叩き殺し事無きを得る。あんなものが侵入して来て、平穏な家の中に居るなどと云うのは、恐怖の極みであり言語道断である。因みに、ムカデは蛾の次に嫌いな…

由無し事

|戯言| ■マッツ・ミケルセンが好きである。 ■マッツ・ミケルセンのことを考えて居る。 ■ゴールデンウィークとやらが肩で風切ってやって来る。大型だ大型だと皆にちやほやされ、どれほど偉いものだか分からぬが、私にとってゴールデンと云ったら、ゴールデンカレーとかゴールデン・ハーベストなので、ウィークなんて知らない。コミック雑誌なんかいらない。大人は判ってくれない。 |蹴球| カンピオナート第33節 ユヴェントス VS ミラン ユヴェントス 1 − 0 ミラン 何かいいことないか子猫…

由無し事

|戯言| ■件の裕福な御婦人より、更なる靴下の依頼を受ける。「編めるだけ編んで頂戴。全部買わせて貰うわ」編めるだけ編んでって…。せいぜい四〜五足が限度だろなぁ(笑)。兎にも角にも。裕福な人はお金に糸目を付けぬので、しっかり編んでしっかり代金を頂戴し、若旦那の保険代の足しとしたい。(このやる気ったら、タスキでも掛けたいくらいである。シュシュッ。) ■あまり好印象を持てずに居た人が、ひょんなことから猫好きと知れると、何やら急に親しみの湧くのは、実におかしなものである。尤も、猫好き…

最も素敵な手姿

|戯言| つい先頃。 自分の手姿の最も様になるのが、 ”中指を立てる”仕草である と云うことに気付いたのである。*1 何しろ、この私の手ときたら、 ごつごつと節ばって、ずんぐりとして、 何処をどうしたところで、 如何なる手仕草をとったところで、 ちいとも格好がつかぬのだけれども、 それが何故だか、この ”中指を立てる”手仕草についてだけは、 握った拳の塩梅と云い、 其々の指との兼ね合いと云い、 前後左右斜め何処から見ても、全く 惚れ惚れするよな姿なのである。 と、こんなことを…

由無し事

|戯言| ■さしみ遊園の壊れた換気扇を、本日ようやく買い替えて取り付ける。放置も放置したり、凡そ二年越し。 ■折りしも世はキリストの誕生前夜であったが、換気扇を買い求めに行ったホームセンターでは、早くも店頭に正月飾りが山と並び、その下へ置かれたラジカセからは、鏡餅を賛美する奇妙な歌が流れて居たのであった。 ■若旦那が自らの毛繕いの後、それを覗き込む主の頬もなめてくれるのは、恐らく親切心からである風なので、さすれば実に喜ぶべき、有難いことなのであろうけれども、何せ猫の舌と云うの…

由無し事

|戯言| ■心の平穏とお金とを、秤へ掛けずに過ごせる日は、果たしていつになったらやって来るのだろか。 ■近頃『税務調査官・窓際太郎の事件簿』における麻生裕未の怪演が度々話題に上る。 ■飛行機の搭乗に遅れそうになり、慌てて手荷物検査を通過しようとしたら、険しい顔の空港職員数名に止められて囲まれ、鞄の中身を見せろ、と凄まれたので、素直に従ったところ、鞄の中には何故か大量のみかんが詰め込まれて居り、これだけ大量のみかんを持ち歩くのは極めて悪質な違法行為である、と別室へ連行される。と…

由無し事

|戯言| ■あー調子狂うな。だから連休って苦手なのさ。 ■若旦那に「お座り」と「待て」を教えたところ、どうやら是を習得したらしい。さすが犬猫。ただし、おやつを貰うとき限定なので、その他のシチュエイションでは全く通用しない。 ■あまりの寒さに、いよいよ綿入れ購入の必要性を身に沁みて感じる今日この頃。駅前商店街の呉服屋の特売ラックに、確か茶色い縞のが下がってたっけな、と思い出す夜。

由無し事

|戯言| Yes, I'm mad about cats. Ja, Ich bin über Katzen verrückt. (つまり。差し当たって現時点では買う必要に無いと思われる新たな猫円座を買うための正当な理由を先週から延々と探して居る。)

由無し事

|戯言| ■集中減量も昨日を以って終了、本日計量を迎える。結果はと云うと4キロ減、一先ずとしたリミットに1キロオーバーなのであった。しかしながら別段、おっちゃんが秤を誤魔化して居た訳では無いので「ぶっ殺したるうぅ〜っ!」と裸で暴れたりはしない。残りは気長にやるべし。 ■減量明けの昼食を鰻にするかカレーにするかで散々迷い、最終的にカレーで落着く。具材はホウレン草と鶏肉。玄米を混ぜて炊いた白米に好く合う。黒糖フークレエとあずきバーは、後日の愉しみとするべし。 ■BSにて『LotR…

英吉利的由無し事

|戯言| ■『デアゴスティーニ』の「週間・HMS ヴィクトリーを作る」(→◆)に垂涎。 ヴィクトリー号と云えば、かつての英国海軍が世界に誇った、現存する最古の戦列艦である。ネルソン総督である。ところで全120号を揃えると云うことは、創刊号の特別価格はさておき一冊が\1,190であるから、即ち、総額十数万円を要すると云うことである。途方に暮れる。却下。 ■しかし、是なら・・・・・。 リプトン『スマートタイムズ』はフレッドペリー×ベアブリック・コレクション。*1 近所のスーパーで…

今日も今日とて

|戯言| |若旦那| 「ゴールデンウィークって、何かすごくおいしいもの? それとも、新しいパイプ草の銘柄なの?」 いいや。生憎じゃがの、ピピン。そのどちらでもないわ。 旗日が幾つも続く、国を挙げての大きな休みのことでな。 「ふうん。でも、それならどうして姉さまは働いてるのさ?」 むむう。なかなか的を射た質問じゃの。しかし哀しいかな。 果たして自営業とは、概ねそう云う稼業なのじゃよ・・・。 +++ 通称「潰れキノコ」*1の上にて。 お前は毎日が休みだよな。 何?その目は。 *1…

よろしく勇気

|戯言| 「宇宙刑事ギャバンがコンバットスーツを蒸着するタイムは、僅か0,05秒に過ぎない。」 台所にて、余り野菜で黙々とナムルを拵えながら、 全く唐突に、しかし確かに、私はそう呟いて居た。 何故だ。

今日もシマシマ

|戯言| ほうじ茶などすすりながら朝刊を隅々まで 読み返して居たら、書籍広告に斯様な文字が。 『ボーダーを着る女は、95%モテない!』 ん。だから何? 物心ついて以降、箪笥抽斗の柄物衣料における ボーダーの割合が年中、七割五分を占める女に*1、 マガジンハウスは正面切って喧嘩を売る気かね?*2 ええ。そりゃ確かに全然モテやしませんともさ。 しかし、こうした下世話がいっとう好かんのだよ。 そもそもが、ボーダーであれ水玉であれ何であれ。 好きだから着るのであって、それ以外に果たし…

月末近況

|戯言| ■録画したDVDを知人女性へお貸しするも、翌日に、そのお宅のプレーヤでは再生ができなかったと云うので、フォーマットの相違などについて説明して差し上げたところ、何故か分からぬが、御本人は元よりその場に居合わせた女性まで、些かヒステリックとなる。 「全然分からない!でも、そんなこと知らなくたって生きていけるでしょ?知ってたからって偉いの?」*1否、ちいとも偉くなどは無い しかし、いったい女性と云うのは、どうしてこうなのか。 ■ファ○リーズのエアフレッシュナー『ニュージー…

夢遊筆記

|戯言| 早朝。目覚めた枕元の文庫本は帯の上へ、 「にべもなし」「丁丁発止」「双六二等兵」と 書かれたのを見付ける。一瞬、何のことかと怪しみ、 やがて段々に、夜中に寝惚けて書いたであろうことが、 薄ぼんやりと想い出されたのであるが、しかしながら どう云うつもりで書き留めたのか。又それらに如何なる 繋がりが在るのかは、全くもって知れぬままなのであった。

趣味の紳士録

|映画| |戯言| 若造に翻弄されるまま、あれよあれよと惨めに転げ落ちてゆく、自滅紳士萌え。 170299102メディア: DVD購入: 2人 クリック: 84回この商品を含むブログ (15件) を見るジェレミー・アイアンズは、苦悩する自滅役が実に良く似合う。エレガントで素敵な小父様が、魔性の小娘に取り憑かれ、ぽいと捨てられて身を滅ぼしてゆく惨めな様ったら、切ないにも程が在る。ハンバートのは絶望的な純愛だ。キルティは只の変態(笑)。余談だけれど『ダメージ』辺りの頃のこの人で、…

廉恥功名

|戯言| なまじっか人として、そこそこ長く生きて居れば、 多かれ少なかれ、無かったことにしたい恥が在る。 大恥・赤っ恥とまではゆかずとも、些細な恥ならば 日常のそこいらに、幾らでも散らばって居るものだ。 例えば誤字脱字に始まり、云い間違いや勘違い。 夜更けに書いた手紙やら、浮かれ調子のついでで つい口にした言葉など。誰しも身に憶えがお在りかと想う。 また少々異なるが、若気の至りによる外見的自己主張 なんてのは、遅効性で相当のものである。 尤も、そうした些細な恥などは、他人様か…

遠き山に日は落ちて

|戯言| 南に面した二階の窓に、今年こそは蔓植物を仕立てる算段で、ネットだのポールだの苗だのを一揃い買い求めてきた。折りしも世は、夏季に生じるとされる電力不足へ向け、節電のための様々な対策を講じて居る只中。だからと云って、別段それに乗っかった訳でも無いのだが、何しろこの建屋二階の夏場の暑さと云ったら、それはもう酷いもので、予てより何とかせねばなるまいなぁ、と画策を巡らせ機を窺って居たところへ、お上の御達しが丁度重なった恰好。しかしながら是を実行するにあたっては、建屋の構造上難…

勝手にパンチドランカー

|戯言| 連休中は稀に見る異例の忙しさに追われて、疲れ切った月曜の休みには泥のよに眠る筈も、二ヶ月以上放ってしまった散髪の予約を入れたら、運悪く午前九時にしか取れなかったため、結局それも叶わず、散髪を済ませて一寸さっぱりしたのも束の間、その後も小僧先生兄弟の子守やら何やかやと雑務が舞い込み、とうとうしみじみせぬままに過ごし、明ければ本日は本日で、連休なんぞは一昨日終わった筈だのに、どうした訳だか矢鱈に忙しく、是にはさすがに参って、かと云って蹴球エントリは先延ばしにゃできまいと…

益々蔓延中

|戯言| |本| 本屋を徘徊中に発見。 やれやれ。山ガールとやらの騒ぎも 遂にこんなところまで来てしまったか。 ランドネ 12 2011年 2月号作者: ランドネ編集部出版社/メーカー: エイ出版社発売日: 2010/12/21メディア: 雑誌 クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見るええと、何々。 “あったかほっこり”を楽しむ、真冬のアウトドア? ミニダッチでじっくりコトコト料理を召し上がれ? もこもこブーツでいく週末の牧場旅? いつだかの 『フィガロ』 も相…

何故

|戯言| 「ホビちゃん。瓶のフタ開けて。」 どうして皆、固くなった瓶のフタを私に頼むのか。 その他にも 「ホビちゃん。換気扇の取り付けやって。」 「ホビちゃん。小豆煮て。」 「ホビちゃん。配線分かる?」 などが、私に回ってくるのは何故なのか。

或る日

|戯言| ■近くの店にて買い物を済ませ、表へ出たところで、ベンチに座るスーパー肥満児を見る。推定十歳。右手にヤマザキのランチパック (タマゴ)、左手には二本の焼き鳥を持ち、黙々と交互に食して居た。傍らには炭酸飲料の大きなボトルと、幾つかのスナック菓子の入った袋が。 ■物凄く久しぶりに 森永のマリー・ビスケットを買ってきたのだが、ご丁寧にも三枚ずつが小分けパックになって梱包されて居た。誰がそんなことを頼んだか。そもそも私は、定番商品の (主に味に関する) マイナーチェンジである…

魔が差す

|戯言| お歳暮に高級和牛肉を頂戴した。”すき焼き用”と在る。 肉屋が届けに来たのが丁度、遅い昼の頃であったので、 二週間ばかし肉を口にして居ないなぁ、と二三枚貰って 牛飯を拵えることとし、生憎しらたきが無かったので、 乾物の缶の中へ春雨を見付けて、それを代替とした。 勿論、旨かった。 やがて刻は経ち、洗い物などして居ると、 何やら胸元の辺りが、ちくりちくりとする。 はて…。 気のせいかと想うも、程無くしてまた、ちくり。 ちょいと失礼、と奥へ引っ込み、シャツの中へ 恐る恐る手…

近況

|戯言| ■「ホビちゃん!それ、ともすると森ガール!」 Aちゃんに指摘され、そいつは大変だと、慌ててカーディガンに岡本太郎の缶バッヂをくっ付ける。*1私としては、パリは下町辺りのブロカント屋の店先で、足元に犬を寝そべらせ、日がなチェスなんぞに興じて居るよな爺さんをイメエジして貰いたいところであったが、しかしながら。冷静に見て、毛糸のベレー帽に深緑の紳士物V開きカーディガン。地味過ぎる柄物首巻、臙脂のレッグウォーマー、ダンガリーのスモック、サルエルパンツ(早い話が、オジさんズボ…

墓穴

|戯言| 勢いでうっかり。 定休日を返上してしまったが、それは 云い換えれば、二週間連続営業と云うこと なのだった。あぁ、いったい何やってんだろ。 本当はさ。こんなやさぐれた気持ちで、 珈琲淹れたくないんだよ…。*1 *1:仕事の手は、一切抜いて居ませんよ。念の為。

質問

|戯言| あのぅ、一つ質問が在ります。 『シルバーウィーク』 って、何ですか? てっきり、英国の新しいギターバンドの名前 かと想ったのですが、どうやら違うみたいです。 新たに発売された、清涼飲料水の名前でしょうか。 それとも、戦闘機か何かの愛称なのでしょうか。

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