双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

寒空に似合う色

|手仕事|


まっさらな毛糸が手元に届いて、*1
さあ。今年も編み物の季節が始まるよ。
先ずは濃紺の糸で、マフラーに取り掛かろう。
先日ふと、自分用に編んだマフラーと云うのは、
たったの一本きり*2であるのに気付き、
ならば手始めは、寒空に映える深い紺色で。
太い糸だから凝った造りにせず、ざっくりと、
シンプルな鹿の子編みで拵えることにする。
編み方自体は至って単純なのだけれど、
何処か垢抜けないのと、ぽこぽこの編地が好き。
実は前もって、このマフラーにくっ付ける
手製のタグを拵えてあるのだ。白い端切れ布に、
赤の糸でチクチクと運針しただけの、小さなタグ。
紺に白に赤。私の中の冬の色。

*1:ハマナカの毛糸数種を、嬉しい特価で買い求めたのだ。

*2:くすんだ赤で編んだ、パネル模様のマフラー。

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