双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

どうにでもなる

|雑記|


天然アルゼンティーナ風情*1も、ここへ来てすっかり
だらしなく伸びてしまったもので、ほんの気紛れから
じょきりと前髪を切る。ん?この髪型。
どうも何処かで見覚えの在る風なのだが…。
想い出せぬままに一週間程の経過した、先週末のこと。
仕事の手を休めたAちゃんが、腕組みしいしい曰く。
「その頭、茂木健一郎なんだよ。」
そ、そうだったか!ムム。云われてみれば、
氏よかは若干長めではあるが、この実に無頓着な
もじゃもじゃ加減は、確かに茂木健一郎なのであった。
しかしながら、何とも腑に落ちぬと云うのか。
つまり、これぽちも嬉しくない。当然だ(笑)。
布巾持つ手を力無く落とし、しょんぼりとなって、
また短く切ってしまおかなぁ、と小さく洩らすと、
「いや、それが似合って居るんだよねぇ。でもほら。
気になるんだったら、ピンでまとめるとか。ね?」
まぁこの際、茂木でも何でも良いよな気がしてきた。
切ったにしろ伸ばしたにしろ。どうしたところで
どのみち、無難に収まる訳が無い(笑)。


月曜。いつにない目鼻の鬱陶しさに、諦めの眉を顰め、
サンドウィッチを拵えて、憮然と咀嚼する昼下がり。
『ホビ吹くん、トマトはさんだのが好きだったわね。』
うん。好きです。

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