双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

お茶の葉

|暮らし|


白菜、人参、葱、大根、赤蕪。
先週に頂いた山程の泥付きの野菜は、
毎日毎食の食卓にのぼる。黄色い人参は
そのままでも甘く、何処か柿の実に似た味がする。
短冊に切って漬け込み、ピクルスを拵えた。
赤蕪の酢漬けは、薄切りにした白い部分もうっすら、
瓶の中で赤く染まって、丁度良く漬かって居る。
今日の昼御飯は、白菜の味噌汁、鰯の味醂干しに、
赤蕪と沢庵。味噌汁の椀の中をかき混ぜながら、
ふと、ほうじ茶を切らして居たのを、想い出した。
雨でも降るのだろか。
昼下がりの空は、鉛色して。

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